後藤和弘のブログ

写真付きで趣味の話や国際関係や日本の社会時評を毎日書いています。
中央が甲斐駒岳で山麓に私の小屋があります。

「札幌市の豊平川への鮭の遡上の写真」

2024年12月14日 | 写真
北海道で見られる鮭の遡上のピークは、おおよそ9月上旬~11月下旬です。札幌市中心部を流れる豊平川をはじめ、石狩川や千歳川などでも鮭の遡上を見ることができます。
写真は豊平川と鮭の遡上の写真です。



「新潟県の村上の三面川の鮭の遡上」

2024年12月14日 | 日記・エッセイ・コラム
昔から私は鮭が川を遡上する光景に憧れていました。その光景を想像するとロマンティックな気分になります。
今日は村上の三面川の鮭の遡上をご紹介致します。
鮭の遡上は北海道だけでなく日本列島の北部の河川でも見られます。
(「鮭」、https://salmoneel.com/salmonidae/oncorhynchus-keta/ )
日本における主な遡上は東北以北です。しかし自然分布の南限は佐賀県の松浦川とされています。日本海側では山陰以東、太平洋側では関東の利根川以北で毎年遡上がみられます。

1番目の写真は鮭の遡上が見られる範囲を示しています。

1番目の写真は多数の鮭の遡上が見られる河川です。
写真の出典は、
「サーモンミュジアム」、https://www.maruhanichiro.co.jp/salmon/fishery/02_02.html です。
日本海側の一例として村上の三面川(みおもてがわ)での鮭の遡上を示します。鮭の町、村上ではそれぞれの家庭で塩引き鮭を作るそうです。村上市庄内町は「鮭塩引き街道」として有名です。
毎年この時期になると大きな塩引き鮭が軒先にぶら下がっている風景写真が新聞にでます。

2番目の写真は新潟県、村上の軒先に吊るされた塩引き鮭の写真です。
写真の出典は、http://www.senamiview.com/blog/log/eid196.html です。
私の故郷の仙台の広瀬川でも毎年5000匹も遡上しています。
関東地方は利根川だけでなく那珂川、桜川、鬼怒川と多くの川で鮭の遡上が見られます。
3番目の写真は仙台の広瀬川に遡上した鮭の泳ぐ姿です。
なお広瀬川に遡上した鮭の動画:http://www.youtube.com/watch?v=9yq4wj0rMNA も是非ご覧下さい。

なお村上市は新潟県北部にあり日本海に面しています。
北限の茶どころとして知られるほか、三面川の鮭や牛肉(村上牛)が名物です。
村上市街地は村上藩の城下町として栄え、現在でも市中に武家町、商人町の面影が残っています。

4番目の写真は村上市街地です。

今日は本州の鮭の遡上の例として村上の三面川で捕った鮭の塩引きと仙台の広瀬川の鮭の遡上の写真をご紹介致しました。

それはそれとして、今日も皆様のご健康と平和をお祈り申し上げます。後藤和弘(藤山杜人)




「クリスマスのドイツの風景と北海道のサンタランド」

2024年12月14日 | 日記・エッセイ・コラム
12月になると待降節がはじまり、やがてクリスマスがやって来ます。
今日はクリスマスにまつわるドイツの風景の写真をお送りしたいと思います。ドイツには昔住んでいたのでクリスマスの風景が懐かしいのです。
さてクリスマスは欧米では日本のお正月のようなものです。実家に家族が集まって、プレゼントの交換をし、美味しいものを食べて楽しく過ごします。
クリスマスの時期にはドイツの街角にもクリスマスの市がたって大変賑やかになります。その店々は夜も賑わい、子供達の可愛い声がしていました。
その写真をお送りします。
1番目の写真はドイツのフランクフルトの『クリスマスマルクト(Weihnachtsmarkt)』です。写真の出典は、http://urarande.blog.fc2.com/blog-entry-62.html です。
2番目の写真は同じくフランクフルトの夜のレーマー広場です。カップルと家族連れで賑わっています。
このクリスマスマーケットではツリーの飾り、 部屋の飾り、リース、キャンドル、子供達のオモチャなどが沢山並んでいます。そしてドイツではソーセージを挟んだ丸いパンやワインも売っていました。メーリーゴランドも音楽を奏でながら回っていました。
欧米では家族全員でクリスマス・イヴの夕食をとってから揃って夜のミサへ行く場合もあります。あるいは25日の昼間のクリスマスのミサに行く場合もあります。
そしてクリスマスで重要なのはサンタクロースです。
キリスト教の国々ではサンタクロースの思い出は人々の一生の宝です。

皆様はサンタクロースの思い出をお持ちでしょうか? 戦争中に幼少期を過ごした私にはその思い出はありません。しかしサンタクロースの話を聞くたびに楽しくなります。幸せな気分になります。
そこで今日は北海道にあるサンタクロースの住む土地をご紹介したいと思います。
北欧の森に似た森を北海道に作った町があるのです。帯広の南の太平洋岸にある広尾町です。その土地に広尾町は「サンタランド」という名前もつけました。そうしてそこにサンタクロースが住んでいることをノルウェーの首都オスロ市に正式に認定して貰ったのです。それは1985年のことでした。
それ以来「広尾サンタランド」は平和のシンボルであるクリスマスツリーを全国各地に贈り、平和の灯をともすリレー点灯式をはじめ「サンタメール事業」も行ってきました。
詳しくは、http://www.santaland.or.jp/welcome/youkoso.html をご覧下さい。
それでは写真に広尾町のサンタランドのイルミネーションの写真を3枚示します。
さてサンタクロースはキリスト教から生まれた楽しい伝承です。
サンタクロースは4世紀頃の東ローマ帝国の小アジアのミラの司教の聖ニコラウスが起源になっているのです。
聖ニコラウス神父は、ある時貧しさのあまり三人の娘を身売りしなければならなくなった家族の存在を知ります。
そこでニコラウス神父は真夜中にその家を訪れ、窓から金貨を投げ入れたのです。このとき暖炉には靴下が下げられていており、金貨はその靴下の中に入ったというのです。
この話が由来となり、「夜中に家に入って、靴下の中にプレゼントを入れる」というサンタクロースの伝承が生まれたのです。
それにしてもサンタクロースの住む森が北海道にあるというのは驚きです。
サンタクロースの話は夢があって楽しいものです。

今日はクリスマスにまつわるドイツと北海道の風景風景の写真をお送り致しました。そしてサンタクロースの伝承をご紹介しました。お楽しみ頂けたら嬉しく思います。

それはそれとして、今日も皆様のご健康と平和をお祈り申し上げます。後藤和弘(藤山杜人)

「嗚呼、季節が流れる、待降節、冬至、降誕祭、除夜の鐘、お正月、元朝詣り」

2024年12月14日 | 日記・エッセイ・コラム
師走になりました。12月は足早に流れ行きます。待降節、冬至、降誕祭、除夜の鐘と続きお正月が来て元朝詣りに行きます。
待降節が始まり街は美しいネオン飾りで華やかになりました。人々は花屋さんへクリスマスとお正月を祝う花を買いに行きます。
そして冬至と降誕祭がやって来ます。紅白歌合戦がありベートーベンの第九を聴いているとやがて除夜の鐘が鳴ります。
お正月です。新年の挨拶を交わし雑煮やお節料理を食べ、初詣でに行き新しい年の幸せを祈ります。
今年もそんな季節になったのです。老境になると時の流れが一層早くなります。
そんな感慨にふけりながらこの季節にまつわる写真をお送りいたします。
5枚の写真は順に待降節の教会の飾り物、降誕祭やお正月の為の花々、お節料理、門松の写真です。







はじめの3枚の写真は自分が撮った写真ですが、お節料理と門松の写真はネットからお借りしました。
さて今日は冬至とクリスマスの関係について簡単にご説明いたします。
今年の冬至は12月21日土曜日です。今年の一年中で夜の間が一番長い日です。
冬至が過ぎると太陽の射す時間が次第に長く成長していきます。ですから冬至は一陽来復と言ってお目出度いと考える人もいます。現在の日本ではカボチャを食べたり、ゆず湯に入ったりして運が良くなるように祈ります。
一方、ヨーロッパの北方民族は古くから冬至祭をおこなって春が早く来るのを祈ったのです。この北ヨーロッパにもキリスト教が伝わると、この冬至祭をキリストの誕生日にして祝うようになりました。それが12月24日のクリスマスイヴです。
少し詳しく言えばキリストの生まれたのが25日の明け方ですので誕生日は25日ということになります。ですから24日はクリスマスの前夜祭なのでクリスマス・イヴと言います。
北方民族の冬至祭だったのでトナカイの橇が出てきます。いつもはフィンランドの森に住んでいるサンタクロースがクリスマスの時にはトナカイが牽く橇に乗ってやって来るのです。そして家々の煙突から入って来て子供たちが寝ている間に贈り物を配るのです。全世界の良い子達へ同時に配るのです。
サンタ・クロースのモデルになった聖人は元来はギリシャ正教の東ヨーロッパで活躍していた聖ニコラスさんだったと言われています。子供が大好きな聖人だったそうです。そのせいでクリスマスには全世界の良い子へ贈り物を配るのです。もともと東ヨーロッパにいた聖人が何故フィンランドの森に引っ越したのかはさだかではありません。
さだかでないと言えば、実はイエス・キリストの生まれた年も月日も確定していません。西暦元年ではなく紀元前4年だという説も聞いたこともあります。
しかし私は西暦元年ころの12月25日の明け方に生まれたと信じています。

それはそれとして、冬至とクリスマスが過ぎると大晦日第九シンフォニーを聴いているとやがて除夜の鐘が鳴ります。
お正月になるとお節料理を食べ元朝詣りに行き新年の幸せを祈ります。忙しい楽しい季節です。

この忙しい季節にあたり、今日も皆様のご健康と平和をお祈り申し上げます。後藤和弘(藤山杜人)