後藤和弘のブログ

写真付きで趣味の話や国際関係や日本の社会時評を毎日書いています。
中央が甲斐駒岳で山麓に私の小屋があります。

「広々とした都立武蔵野公園まで散歩」

2024年12月19日 | 写真
都立武蔵野公園には何も無いのです。スベリ台もブランコも一切ありません。人工の遊具が一切無いのです。ただ武蔵野の野原が広がっているだけです。数本の大木が冬空へ梢を伸ばしています。
そんな公園を作った東京都の役人の見識を尊敬します。尊敬しながら散歩します。爽快な気分です。
撮って来ました写真をお送り致します。


「消えてしまった年の暮れの風物詩、門松売りの露店」

2024年12月19日 | 日記・エッセイ・コラム
毎年スーパーで門松を買って来て飾ります。これでお正月が来ます。
しかし以前は、門松やしめ縄は12月の末に出る露店で売っていました。
その店が何時の間か消えてしまい、最近はスーパーなどの花売り場で売っています。昔は歳の市は暮れの風物詩でした。
この風物詩が無くなって私はとても寂しい思いをしています。
ところが古い町の府中市の大國魂神社に行くと、門松売りの店があります。去年までは車の運転が出来たので毎年買いに行きました。去年家内が撮った写真をお送り致します。
1番目の写真は府中市の大國魂神社の入り口の大鳥居です。
2番目の写真は拝殿へ続く正面の参道です。参道の左右に露店の屋台が並んでいます。
3番目の写真はその屋台の写真です。屋台はお正月に詰めかける多数の参拝客のための露店でした。焼き鳥や焼きソバやサザエの壺焼きなどを売る露店です。しかし門松売りの露店はありません。しかし地方に行けばあります。
ネットで「門松売りの全国の露店の風景写真」を丁寧に検索しました。
1つのブログに松本市の門松売りの店の風景写真を見つけました。

4番目の写真は門松やしめ縄などの店が並ぶ縄手通りの風景です。
写真の出典は、
https://blog.goo.ne.jp/momosi77/e/f436fa9d09b30c4f4a45f1c8c12e51b6 です。

5番目の写真も縄手通りで売っている門松の写真です。

さて皆様のお住まいの地方ではまだ門松やしめ縄などの露店がありますでしょうか?
考えてみると門松などは自分で作るものなのでしょう。
私も元気だった頃は甲斐駒岳の麓の山林の小屋へ毎年、門松を採りに行き、家内が作っていました。
老境になり山に入るのが出来なくなって最近はスーパーから門松を買っています。

それはそれとして、今日も皆様のご健康と平和をお祈り申し上げます。後藤和弘(藤山杜人) 

「クリスマスとお正月の花々、そしてモミの木と松竹梅」

2024年12月19日 | 日記・エッセイ・コラム
クリスマスが近づくと花屋さんの店先には真っ赤なポインセチアやシクラメンや色とりどりのパンジーが華やかに並びます。
この季節の野山は寒すぎて花々がありません。どうしても栽培種の花々を求めて花屋さんへ行きます。
特にポインセチアはクリスマスの花のように思っている人も多いようです。
1番目の写真はポインセチアの花です。写真の出典は、
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9D%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%82%BB%E3%83%81%E3%82%A2 です。
クリスマスが近くなると花屋さんに鉢物が出回ることから「クリスマスフラワー」とも呼ばれています。
そしてクリスマスと言えばヒイラギがあります。
2番目の写真はヒイラギの写真です。写真の出典は、
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%92%E3%82%A4%E3%83%A9%E3%82%AE です。
ヒイラギ(柊・疼木)はモクセイ科の常緑樹です。葉の縁の刺に触るとヒリヒリと痛むことから、「ヒリヒリと痛む」という古語の動詞が名前になったそうです。
クリスマスの花と決まったものではないようです。
クリスマスの頃のカトリック教会では白いユリの花を飾ります。マリアさまへ捧げるのでしょう。
そしてクリスマスと言えばモミの木が欠かせません。昔は山から切り出して来たそうですが最近では花屋さんで売っています。緑あざやかなプラスチックで出来ているものも並んでいます。
そんな光景を見ると、嗚呼。今年もクリスマスがやって来るのだなと、時の流れの速さに驚きます。
そしてクリスマスの後は楽しいお正月です。
お正月には松と竹で門松を飾ります。床の間には梅の花も活けます。
ですから松竹梅はお正月には欠かせません。
そして活け花によく使う花に南天センリョウやマンリョウの実があります。
3番目の写真はセンリョウの写真です。写真の出典は、 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%BB%E3%83%B3%E3%83%AA%E3%83%A7%E3%82%A6 です。
センリョウ(仙蓼/千両)は冬に赤い果実をつけ美しいので栽培され、特に名前がめでたいのでマンリョウ(万両)などとともに正月の縁起物とされています。

クリスマスやお正月の季節には野山に花が絶える季節ですが、水仙だけは別で、12月になると一斉に咲き出します。
そのような場所はスイセンの名所として全国にあります。あまりにも数が多いので、「全国 水仙の名所 一覧表」のURLのみを以下に示します。それは、http://hananomeisyo.sakura.ne.jp/suisen-meisyo.htm です。
水仙と言えばまず日本古来の「日本水仙」があります。雪の舞う季節に力強く咲く白い花はなんとも印象的なものです。
水仙の名所を見ると、なぜか海辺に多く、海の背景がよく似合う花でもあります。
私共が何度も見に行ったところは伊豆の下田のそばの爪木崎の野スイセンの群落地でした。
4番目の写真は爪木崎の野スイセンの写真です。写真の出典は、
http://denno-travel.com/user/oretabi/blog/277 です。
5番目の写真は爪木崎の日本古来の水仙の花です。この花の苗を買ってきて庭に植えてあります。毎年12月になると、この写真のような可憐な花が咲きます。
このように季節の花々のことを書いていると心が穏やかになります。ほのぼのとした幸せな気分になります。

そして、今日も皆様のご健康と平和をお祈り申し上げます。後藤和弘(藤山杜人)