後藤和弘のブログ

写真付きで趣味の話や国際関係や日本の社会時評を毎日書いています。
中央が甲斐駒岳で山麓に私の小屋があります。

「ホテルの思い出(13)北海道のトマム」

2024年09月17日 | 旅行記

以前の北海道旅ででは大型リゾート・ホテルのトマムもも泊りました。その雄大な自然に囲まれた高層ホテル棟と重厚ながら洒落たショッピング・レストラン街には、正直言って非常に驚きました。

巨大なトマムのホテルをご紹介いたします。

トマムは満員でした。そして地元の若い人々が多数働いています。北海道を出なくても働き口がこんなにあるのです。地域経済にとっても大成功です。しかしトマムには挫折の悲劇があったのです。そして後をついだ会社の血と汗のにじむような営業努力で再生しているのです。トマムは平日でも776部屋もある高層ホテルが満員でした。

北海道の大型リゾートは過疎化の激しい村がデベロッパーと組んだ第三セクターとして出発するケースが大部分のようです。しかし悲惨な倒産の運命を経験します。そして経営者交代で再生しています。トマムも地元の占冠村と宮城県の関兵精麦株式会社が開発をはじめましたが、やがて倒産します。そして2005年以降は株式会社星野リゾートが再生し、運営にあたっています。

このように書くと倒産は単なる経営者の交代のように見えますが、その悲劇の規模は大きく、再生の道までは紆余曲折があるのです。アルファ・トマムという言葉で検索してWikipedeaの項目をご覧下さい。溜息の出るような大変な悲劇が続いています。裁判沙汰も含まれます。

観光客として北海道の自然の豊かさを楽しんで、洒落たおみやげを沢山買って、帰って行く本州の人々の群れを見て、自分もその一人として何か複雑な気持ちで、頭を垂れてしまいます。トマムのホテルの施設の写真で紹介致します。

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今日は大規模で贅沢なリゾートホテルの北海道のキロロのホテル・ピアノに続けてトマムの巨大なホテルをご紹介いたしました。これも感動的なホテルでした。

それはそれとして、今日も皆様のご健康と平和をお祈り申し上げます。後藤和弘(藤山杜人)


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