575の会

名古屋にある575の会という俳句のグループ。
身辺のささやかな呟きなども。

黄砂流す雨の二日をよしと見る    朱露

2010年03月25日 | Weblog

    四日前に降り積もった大量の砂漠の砂。
    目方にして何億万トンかと馬鹿な想像。
    この春雨が黄砂を日本の土にまた川に。
    国土構成のありかたの一つと思ったが。

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桜俳句   麗

2010年03月25日 | Weblog
思い立ってこれまでの俳句を整理中。
元来の不精がたたり2000年前後の俳句は全く見つからず。。。

2003年頃からの俳句をまとめてみました。
一ヶ月に2句ずつ句会に出したもので1年で24句。
7年分で168句をただパソコンに落としているだけなのに
結構な時間がかかります。

まだ途中なのですが
自分の俳句を改めて振り返ると
風・空・植物を読んだ俳句が多いことに気づきました。

この時期、桜にしぼってどんな俳句を詠んでいたかというと

   城壁に攻め入る堀の桜かな

   春風に乗って窓から花入る

   城下町水路に映る花おぼろ

   初恋が桜の道を通り抜け

   何事か桜に祈る母がいて

   バスを待つ桜の下の旅かばん

う~ん。あまり作風は変わっていません。私以上に桜を愛する母から
実家の桜が咲き始めたとの電話あり。
今年も我が家の歴史を見つめ続けた桜に逢いに行こうかな。

   その桜家々のことつぶさ見る   麗 (句集「馬耳薫風」より)
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