長谷川櫂さんの「四季のうた」を読んでいたら、
綿とりてねびまさりけり雛の顏 其角
という句の紹介があった。お雛様を箱から取り出して顔を覆っていた綿を
はずしてやる。
すると去年より「ねびまさっていた」というのである。
「ねびまさる」は成長して形が整うという意味の王朝言葉だそうである。
つまり一年箱の中に眠っているうちに去年より大人びて美しくなったという
句なのだ。
さてさて、家でお雛様に大騒ぎをしている孫娘たちも来年には「ねびまさる」
だろうか?
綿とりてねびまさりけり雛の顏 其角
という句の紹介があった。お雛様を箱から取り出して顔を覆っていた綿を
はずしてやる。
すると去年より「ねびまさっていた」というのである。
「ねびまさる」は成長して形が整うという意味の王朝言葉だそうである。
つまり一年箱の中に眠っているうちに去年より大人びて美しくなったという
句なのだ。
さてさて、家でお雛様に大騒ぎをしている孫娘たちも来年には「ねびまさる」
だろうか?