575の会

名古屋にある575の会という俳句のグループ。
身辺のささやかな呟きなども。

7月句会近づく

2017年07月12日 | Weblog
晩夏とは夏を3つに分けて、最後の10日ほどを言います。
季語は旧暦を基本にしており、立秋の前10日程が晩夏にあたります。
8月の7日が立秋ですから、7月中旬から8月上旬ごろまで。
実感としては夏真っ盛りですが、秋の気配を感じて・・・。
晩夏以外にも、夏深し、や、夏の果なども傍題として詠まれています。

  大水槽に鮫泳ぎゐる晩夏なり  辻美奈子

  蝶にのみ風あるごとし晩夏光  横山白虹

  縞馬は神の悪戯夏深し  岸田雨童

  新妻の二の腕白き夏の果 村井信子

今朝、庭でクマゼミが元気な声をあげていました。
このなかで晩夏の句を詠むのは、精神の集中が必要です。
句会には、どんな晩夏の句が集るのでしょうか? 
                          遅足
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする