浅い水田の隅でオタマジャクシの塊が固まっていました。
水がひたひたと来て、それぞれが尻尾をくねらせながら
散っていく様を歌いました。
’てんでんこ'は川柳みたいでいけないかなーと思ったのですが、
頭から離れなくなり使いました、と作者。
てんでんこは、津波てんでんこのこと。
津波が来たら、親も子供も捨てて真っ先に逃げよ!とする
三陸地方の言い伝え。
東日本大震災で全国的に知られるようになりました。
インパクトの強いフレーズで、私の記憶にもしっかりと残っています。
日本人の生き方に警鐘を鳴らす響きがあるのでしょうか?(遅足)