575の会

名古屋にある575の会という俳句のグループ。
身辺のささやかな呟きなども。

ブライクコ&レイコ  四間道編   麗

2019年06月27日 | Weblog
友人のKさんのご案内で久しぶりに三人でのブラ散歩。
今回は名古屋駅から歩いて15分くらい。下町情緒あふれる四間道・円頓寺界隈を目指しました。

長いアーケードが続く円頓寺商店街には、懐かしい看板のお店や、最近できた多国籍の飲食店、小劇場。昔ながらのお寺や神社も抱え込み、昭和の香りが満載の不思議な空間です。

商店街の角にあったこじんまりした「金比羅神社」。そこで「名古屋弁おみくじ」なるものを発見!
早速引いてみました。小吉でしたが、文面が見事な名古屋弁。名古屋生まれの郁子さんが読み上げて下さいました。
「思い通りになるようでならんのだわ」
願望「目の前にあるでよ」恋愛「考えなおしゃあ」(笑)

さて、この商店街に交差する四間道は、名古屋城築城とともに作られた商人の町。元禄時代の大火のあと、防火の目的で道路の幅を四間(約7.2メートル)に広げたことから四間道(しけみち)と呼ばれるようになったそうです。黒塗りの格子戸が残る風情のある町並み。蔵を改装したおしゃれなレストランもあります。

一本路地を入ると写真のような屋根神さまを祀る古い家屋がありました。この屋根神さまは名古屋独特とのことで、疫病や火災から身を守るための屋根の上に社を祀っています。思わずテンションがあがります。
ここからはまさに路地裏散歩。お昼にはおしゃれなおそば屋さんで冷たいおそばを堪能しました。(ミシュランにも載ったらしいです)

ちょっと視線を上に向けると名古屋の高層ビルが見える都会のエポックのような場所。
7月31日から8月4日までは「円頓寺七夕まつり」が開かれます。さぞかしにぎわうことでしょう。そして、今年は3年に一度の「あいちトリエンナーレ」が8月1日からこの四間道界隈でも開催されるとのこと。昔ながらの下町に新しい芸術が加わってどんな変化が起きるのか、夏にもまたブラブラ歩きたいと思いました。
あっそうそう。今回は訪れられなかったレトロ喫茶にも次回チャレンジしたいです。(小倉トースト発祥の喫茶店だそうです。)
一日ではとても行き尽くせない路地裏散歩。奥のふかーいブラ散歩でした。お土産に小さなガラス細工の小鳥のお守りを買いました。

           梅雨晴れ間屋根神様も機嫌良し  麗
コメント
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