阿智胡地亭のShot日乗

日乗は日記。日々の生活と世間の事象記録や写真や書き物などなんでも。
  1942年生まれが東京都江戸川区から。

夕方から三人で図書館に行った。

2021年08月19日 | 身辺あれこれ

中1と小2と三人で図書館に夕方涼しくなってから出かけた。私は返却期限が来た本を返し、届いたと知らせがメールであった相方の予約本を三冊受け取った。

二人は小一時間ほど児童書の開架式の本棚の中をぶらぶら歩いて、読みたい本を選んでそれぞれ自分の図書館カードで何冊も借りていた。

私もぶらぶら開架式の本棚の中を歩き三冊借りた。

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阿智胡地亭便り㊲ <映画「Shall we dance」を見てきました > 「ブログ阿智胡地亭の非日乗」から落穂ひろい 

2021年08月19日 | 「過去の非日乗&Shot日乗」リターンズ

Shall we dance」を見てきました2005/06/04掲載

神戸市内では、いくつもの映画館でもう2ヶ月ほど前?から上映されていますから、今では六甲アイランドのシネマコンプレクスもメインタイトルから外れて、

1日2回の上映になっていて、期日も明日が最後と言う日に行きました。150席くらいのシアターに観客はたった6人でした。60歳以上が一人いれば、

料金は二人で合計2000円ですむのだから、もっと沢山の来場者があってもいいのにといつも思います。

かなり前ですが、役所広司と草刈民代が主演した周防監督オリジナルの「シャルウイダンス」も腹の底から笑って楽しく見ました。

ところが今回はやはり大笑いしながらも、時々指でそっと涙を拭う場面が結構ありました。始まってまず驚いたのは、

主演の二人の俳優もワキを固める達者な役者もみんな日本版の俳優のイメージに近い事でした。

渡辺えり子や竹中直人のアメリカ人バージョンが世の中に存在するんだとビックリしました。

以下見て思ったことを・・

1)アメリカ人なら子供のときからみんなアメフトをやるか、アメフトを楽しんでいると思っていたが、アメフトをやって挫折したり、

下手で笑われたり、本心はアメフト嫌いのアメリカ人が沢山いるんだと言うことを知った。

アメフトの選手になれず、人に馬鹿にされたトラウマをかかえるセリフが何度も出てきて笑った。

2)ジェニファー・ロペスの肢体の掛け値なしの美しさ。躍動、静止、全てのshapeが美しい。
ギリシャの彫刻像で感じるように、この人が持つカラダの美しさも特別だ。

3)毎日毎日同じ通勤電車で何十年と通う日常と変らぬ仕事。その行き帰りの車中の人間達の表情は日本もアメリカも全く変わりがない。

よくメデイアが取り上げる外国のことは、「自国と違っていること」しかないと言うが、確かに、普通の人の日常生活は、

どこの国もほぼ99%変らないのではと思う。中国人のサラリーマンも、韓国人の女子高生も、アメリカ人のパートのお母さんの生活も、

日本人のそれぞれに対応する人の生活と今や殆ど変わりがない。

ただこのシカゴのモノレールの車中の人種は白人系、黒人系、アジア系、ヒスパニック系など日本では考えられない多様性だ。

しかも誰もがそれを当たり前として普通に乗っている。日本に住む外国人が、まず外見で特別視されるので住みにくい、と言うのは本当だろう

この島で長く暮らしているうちに我々は「異形の人」を目ざとく見分けて、無意識のうちに仲間内に入れないカベを作り上げるようだ。

車椅子の体験試乗をした人が書いていたが、車椅子で街に出たとたん、普通の人たちの自分を見る目が、人間を見る目ではなくなるのが怖かったと。
そのことも根っ子は同じなのだろう。

4)リメークとは言え、アメリカ映画がこんなに忠実にオリジナルの日本版を踏襲して、アメリカでそれなりの興行収益を上げたというのが面白い。

「七人の侍」が「荒野の七人」になったのは、どちらもある意味、それぞれの国の時代劇だからわかるが、全くの現代劇が国を置き換えて作り直されても通用する、

今はそういう時代なのだと思った。

5)毎日の定型の日常の中に、我を忘れて夢中になることが自分に今あるか?生きる意味を感じているか?
この映画の主人公はそれを見つけてしまった。このテーマ一つでこの映画が生まれた。

6)探偵事務所に大きな水槽があったが、飼われていたのは「3匹のクマノミ」だった(と相方は言う)。
映画「ファインデイング ニモ」のヒット以来、アメリカではクマノミ飼育がブームになって、熱帯の珊瑚礁のクマノミが取り尽される恐れがあると

報道されていたが、本当なんだと思った。

7)ダンス教室の仲間がいつも行く飲食店で彼らが食べるのは、例のごとく大量のファストフードだ。かなりの年配の普通人でも、

揚げ物などカロリーの多いものしかない外食店でなければ、それなりの値段での食事が出来ないのだろう。ソバ屋ありの、讃岐セルフうどん屋ありの、

ラーメン屋ありの、回転すし屋ありの、日本の都会のサラリーマンやOLの方が、日常食文化ははるかに高いし、健康的ではないかと思った。


じわっと水分が目に時々出てくるのは、金持ちや本当の上流が誰もでてこないこの映画で、普通人の一人一人が、それぞれ生きる上の傷を持ちながら、

それを見せないように精一杯毎日を生きている・・ことがわかる細部のエピソードの場面のときだった。

この映画の多くのダンスシーンには、アメリカ人なら誰でも知っている有名なダンサーが、沢山出演しているのだろうと思った。

そして最後のクレジットに出てきた多くの挿入ダンス曲も、年配のアメリカ人にとってはたまらない懐メロなんだろう。

ところで、社交ダンスにあたるアメリカ語が「Ballroom dance」と言うのを初めて知った。「Social dance」と言う言い方はイギリス流の言い方なのだろうか。

☆やはり映画は面白い。

Shall We Dance?(プレビュー)

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福島原発「東日本壊滅」の危機に何を学ぶか - 小此木潔|

2021年08月19日 | SNS・既存メディアからの引用記事

一部引用・・・

吉田氏は「ここで本当に死んだと思ったんです」「ここは一番思い出したくないところです」と振り返り、以下のように語っている (2011年8月8、9両日の聞き取り調査結果)。

 「燃料が溶けて1200度になりますと、何も冷やさないと、圧力容器の壁抜きますから、それから、格納容器の壁もそのどろどろで抜きますから、チャイナシンドロームになってしまうわけですよ。(中略)燃料分が全部外へ出てしまう。プルトニウムであれ、何であれ、今のセシウムどころの話ではないわけですよ。放射性物質が全部出て、まき散らしてしまうわけですから、我々のイメージは東日本壊滅ですよ」

最悪の危機は、なぜ回避されたか

 最悪の危機を前に死を覚悟した吉田所長は、危機がなぜ回避できたかに関しては、「やっと助かったと思ったタイミングがあるんです」と述べた以外、言葉を遺してはいない。

 この謎に挑んだのは、NHKメルトダウン取材班がNHKスペシャル「メルトダウン」シリーズの取材をもとに著した『福島第一原発事故の「真実」』(講談社、2021年2月)である。同書は東電発表などを根拠に、2号機については「吉田が最も恐れた格納容器が決定的に壊れるという事態。それが起きなかった要因の一つは、放射能を密閉するはずの格納容器は、高温・高圧にさらされたら、容器の継ぎ目や配管との溶接部分が溶けて隙間ができ、放射性物質を漏洩させたためではないかとみられている」とした。つまり、原子炉の爆発が最も懸念された2号機では、格納容器が偶然にもある程度壊れたおかげで爆発には至らなかった、という分析である。

 当時の近藤・原子力委員長による「最悪シナリオ」では、4号機の燃料プールの水がなくなり、高熱の使用済み核燃料がメルトダウンして、大量の放射性物質が放出される事態を想定したが、そうはならなかったことについて同書はこれも「偶然のなせるわざ」だったとしている。

 4号機プールの水が干上がらなかったのは、「たまたま隣接する原子炉ウエルの仕切り板に隙間ができて、大量の水が流れ込んだおかげ」だったとし・・・

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