『ヤクザと日本』 宮崎 学 ちくま新書 2008 1月25日第2刷 例えば、戦国時代のオリジナルな「武士道」は、新渡戸稲造が言う、武士が公務員化した時代の「武士道」とは違うことを述べている。 時代と国家のありようの変化が、ヤクザの存在を変容させていく。そしてカタチを変えながら人の世にヤクザ機能は内在していく。 司馬遼太郎のお陰で、明治と明治以前の日本が、敗戦後の日本で生きる自分となんとかつながった。
「時間がなくなったので後は自分で教科書を読んでおいてください」、で終った。 占領軍のこの占領政策の眼目の一つは今も成功をおさめているような気がする。(国は自国語と歴史で継続していく。 自国の歴史を知らない国民が住む国は独立国とはいえない)。その近現代史を司馬遼太郎から学んだ・・。 とはいえ、彼の「立ち位置」は、「国民国家」の為政者側の立ち位置だ。 それはある意味、敗戦国があらゆる階層の国民の力により、猛烈な勢いで復活していく時代の勢いが要請したものでもあるのだろう。 彼が同時代に作家としていてくれて良かったと思う。 つまり“赤紙の召集令状一枚”で日常生活から突然引き剥がされる階層に所属する人間と、召集する国家側の人間の「立ち位置」の違いだ。 司馬遼太郎は後者の「立ち位置」からの国民文学を彼の司馬史観で書いてくれた。 彼は言う、土建業、港湾荷役、火消し、目明し、芸能・・、日本人の歴史には、いわゆるヤクザ稼業というものは、必然であったし、 暴力装置というのは権力にも反権力にもカタチを変えつつ今も機能していると。 彼らの存在が日本社会の近代化を下支えしたという現実。日雇い派遣、ワーキングプアなど、あらたな下層社会が形成されつつある今こそ、 ヤクザの歴史を振り返ることで、現代社会の亀裂を克服する手がかりがみつかるにちがいない。 |
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もはや、久々に顔を全部出すのに勇気いる。互いに顔の下半分見たことない人も結構多い。慣れって怖い。息苦しいから外したい思いはやまやまですが。
— 三橋麻子 (@mmmm_asako) May 21, 2022
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早乙女さんは半世紀にわたって朝日新聞の声欄に投稿を寄せ続けてくれました。掲載した「声」は30本以上。戦争の惨禍を次世代に伝えようとする強い思い、反戦の願いを改めて感じます
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(声)語りつぐ戦争 早乙女勝元さんを悼む 過去の投稿から https://t.co/ddra3KkOuX
東京⇒ロンドン、33歳の私が痛感した男女不平等 制度は整っていても表面を削れば偏見が顔を出す | リーダーシップ・教養・資格・スキル - 東洋経済オンライン https://t.co/kjSwzsWYr0 #東洋経済オンライン via @Toyokeizai
— 阿智胡地亭 辛好 (@achikochitei2) May 20, 2022
消えたロシア材 「ウッドショック」が再燃https://t.co/LtSnnc0Q3N
— 毎日新聞 (@mainichi) May 21, 2022
ロシアは世界全体の森林の約2割を持つ森林大国。ウクライナ侵攻をきっかけに、ロシアの木材が姿を消し、木材価格が高騰しています。日本への影響を考えます。