阿智胡地亭のShot日乗

日乗は日記。日々の生活と世間の事象記録や写真や書き物などなんでも。
  1942年生まれが東京都江戸川区から。

小岩の「蓮家」で呑んだ生マッコリと食べた海鮮チジミとキムチがとてもおいしかった。

2022年05月30日 | 食べる飲む

小岩駅のプラットホームから

散髪の帰りに店の前の写真を見たら焼肉以外のランチメニューも豊富だったのはいってみた。

韓国人のシエフがやっている店だった。店はもう結構長いようだった。

キムチの旨い韓国料理店は他のアイテムも旨い。このパリッと仕上がったコクのある海鮮チジミの半分はtakeoutで持ち帰ったが 家でも大好評だった。

これからは亀戸の「豚ウオーリー」以外にも、小岩に来ればこの店で生マッコリとキムチの旨いのがいつでも食べられてありがたい。

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愛媛県西条市は自噴水が24時間湧いている町   伊予の国シリーズ その3    10年前の今日2012年5月30日「阿智胡地亭のShot日乗」掲載

2022年05月30日 | 「過去の非日乗&Shot日乗」リターンズ

JR西条駅前に「うちぬき」と言われる自泉井が設置されています。


「西条市(さいじょうし)は、愛媛県東予地方、西日本最高峰石鎚山の麓に位置する市。

国の名水百選にも選出されている「うちぬき」と呼ばれる自噴水(地下水)やカブトガニなどで広く知られる

 西條市が力を入れて取り組んで来た、製造業を中心とする産業振興方針を今も継承し、同市の工業出荷額は四国の市町村の中でも上位に位置する金額である。

2000年代前半においては製造品出荷額等において四国最大を誇っていた時期もあったが、その後今治造船や日本食研などを擁する今治市や、

番の州臨海工業団地を擁する坂出市に抜かれ、2009年時点では四国3位に転落している。臨海部には国内最大級の今治造船のドックを有する。


 今治市⇔西条市⇔新居浜市⇔四国中央市と、四国で唯一、人口10万人クラスの都市が横に連なり、それぞれ特色ある産業が栄え、

文化さらには人的交流が活発になされている地域でもある。2004年(平成16年)11月1日西条市、東予市、周桑郡小松町、同丹原町が対等合併して

新たな「西条市」が誕生した。(wikipedia)から一部引用」


 西条藩の陣屋跡が現在愛媛県立西条高校になっています。校門は当時の門がそのまま使われています。


卒業生には新居浜から通学した「巨人軍の藤田元監督」や、現在テレビによく出る「眞鍋かおり」などがいます。

 愛媛県は水軍(海賊とも言う)を作っていた越智、眞鍋、一色」一族や隣国の土佐から移ってきた「長宗我部由来の曽我部」などのユニークな苗字がとても豊富な土地です。


永田さんのお宅は山と川に囲まれた広い土地で、樹木の好きな永田さんは沢山の種類の木を植えています。

一本一本名前と由来を教えてもらいました。先年の四国の大台風被害で自宅は相当なダメージを受けられましたが、

今は修理も完了されていました。山肌にも土砂流のあとがくっきり残されていました。それぞれの木の撮影が出来なかったので、

成長をみたいこともあり、いずれ再訪させてもらいたいと思います。



卯の花です。

















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「藤田まこと」主演の映画「明日への遺言」を観ました。 英語で軍事法廷で戦い、部下をかばって一人絞首刑になった仏教徒・岡田中将の物語          

2022年05月30日 | 「過去の非日乗&Shot日乗」リターンズ
2008年3月18日 「阿智胡地亭の非日乗」掲載

太平洋戦争末期、日本の大都市から中小都市まで、まんべんなく絨毯爆撃で焼夷弾を落とし、一般市民を大量に焼殺したアメリカ空軍のカーテイス・ル・メイ将軍。

 この映画はB級戦犯容疑の法廷で、目の前にはいないそのカーテイス・ル・メイ将軍と「言葉」つまり「論理」で戦った丸腰の岡田中将の物語である。

岡田中将は第2次世界大戦終了後、中京地区の防衛を任されていた東海軍司令官として、米軍捕虜の斬殺命令を出した戦犯容疑で裁かれた。

この映画では、トルーマン、マッカーサーの所業と合わせ、日本という国家運営機構から、暴走を止めるブレーキ装置をはずすことになった「統帥権」にも触れている。

「統帥権システム」が結果的に日本にもたらした自国民の大量虐殺について思い起こさせてくれる。 

日本人は敗戦後63年が経過して初めて、このような映画を持つ事が出来た、と言いたくなる様な映画でもあった。

こんな軍人が日本にもいたのだと。考えてみればあれだけの質と量を持った集団なのだからいても当然だとも思った。

彼は論理とコミュニュケーション能力と仏教の信心で、部下たちの命を救った。

 彼の論理はこうだった。

B29の搭乗員は軍事施設以外の場所を無差別に攻撃した。これは国際法に反した犯罪である

従い降下して捕捉された彼ら38人は国際法上の捕虜の扱いを受ける権利はない。従い軍律により、犯罪人の裁きを行ったまでである

①もしこの司令官が自ら英語を聞き取り、話すことができなかったら、違う判決が出たのではないだろうかと思う。

彼は占領軍の軍事法廷関係者と英語でコミニュケーションを取る能力があった。

岡田司令官は、彼の担当の米人弁護人とは勿論、次第に軍事法廷の検事や軍事裁判委員の心をも掴んでいく。
 
 どんなに優れた人間でも他国人と接触した時に、自らを相手に伝える能力がなければ、ただの木偶と扱われることも多い。

この映画を見て、戦犯法廷では、殆ど英会話能力のない軍人たちが促成の米軍日本語通訳のために、

うまく意を通じさせないまま死刑判決を受けたことが多々あったのではないだろうかとも思ってしまった。

(敵性語である英語を、なぜ日本の軍人岡田中将が見事に使えるのかと不思議だったが、その理由は途中で明かされる。

しかも、セリフそのものは脚本通りとして、藤田まことの英語の発音には驚いた。昨日今日覚えた英語ではない英語だ。

もし彼が、今回初めて覚えたとすれば、俳優というものは凄いもんだと感歎してしまう。)

②彼は真摯な仏教徒であり、彼の言行は全て仏教の教えの体現であるかのように画かれている。

恐らくこの彼の態度は、裁く側のキリスト教徒である軍事委員にも、宗教者としての生き方に対する共感が醸し出されたのではないだろうか。

日本映画で、日本人が仏教徒として日常を生きているさまを、まともに画いたのを初めてみたような気がする。

幅広い観客動員を狙ったのだろうが、あらずもがなの感傷的な合唱の場面を入れるなど、折角の流れを乱すシーンのいくつかは気に入らないが、

こういう事実が戦犯裁判の中にあったということを知るだけでも、この映画は見る価値がある。

映画はこのサイトで見ることが出来ます。→こちら

 

○映画の始めに、B29の焼夷弾絨毯爆撃で日本各地の住民が受けた被害状況が、当時警視庁写真斑にいた石川光陽さんの写真(東京)や、罹災体験者が後に画いた絵で示される。

東海軍に処刑された米空軍の軍人たちは、彼らが乗務したB29が撃墜され、落下傘で飛び下りて捕まった兵士たちである。

司令官の国際法を熟知し、信念に基づいた芯の通った法廷闘争の結果、実際に38名の米兵を斬殺した部下19人は死刑にならず、

岡田中将は全ての責任を1人で負って、絞首刑に処せられた。

○正直に言って「藤田まこと」が司令官を演じると知った段階で、映画を見る気にならなかった。


元々コメディアンでいまテレビで忙しすぎる「藤田まこと」が軍人を演じる映画なんて、と思ったからだ。

しかし半澤健市さんという人の映画評を読んで考えが変わった。

彼も「てなもんや三度笠」で「あんかけの時次郎」を演じていた時の「藤田まこと」から彼を知っていて、この映画の彼を認めていたからだ。

そしてこの映画で「藤田まこと」さんは、素晴らしい演技をした。彼が画面に現われて、最初のコンマ一秒で私は映画に没入した。

○金曜日の午後の映画館は三分の二の席が埋まっていた。男女共に60代以上の人たちが8割を占めていて、後ろの席の私と同年配の人が、

連れに「前に映画館に来たんはもういつのことか覚えてないわ」と言っている人もいた。

そういう人たちも口コミか、新聞の映画評かを見たか、あるいは「藤田まこと」と「藤純子」の名前かでこの映画を見に来ているんだと思った。

○例の如く前もって予備知識を持たずに映画を見た。シナリオも映画の流れも良かったので、映画を見たあと家で公式サイトを開いてじっくり読んだ。

それによると、

映画は「順撮り」で撮影されたある。つまり映画の筋に沿って撮影されたと知った。

それで納得できることが一つあった。かなりの時間が法廷の証人尋問や反対尋問に費やされるが、裁判を傍聴している無言の俳優さんたちの表情にゆるぎがなく、

あたかもその場で実際に浮かんだ感情のようなものが終始バックにあったのだ。

筋のとおりに撮影されるうちに俳優さんたちも自然に感情移入していったのだろう。

そのことは、外国人の俳優たち全てにも言えることだ。小泉尭史監督と製作の原正人プロデユーサーが、外人俳優を使って撮影するために考えだした苦肉の策だったかもしれない。

俳優の全員が気持ちを一つになって、撮影されたように思う。

○脚本の共作者であるロジャー・パルバースは今や日本を熟知しているアメリカ人の1人だが、この映画の成功の陰に、彼による英語のセリフの作成が大いにあったと思う。

○そしてHPにある弁護士役のロバート・レッサー、検事役のフレッド・マックィーン(スティーブ・マックィーンの息子)などが受けたインタビューが興味深い。

それを読むと、彼らも「岡田資」と言う人間の論理と発言はそれとして、彼の人間性に敬意を抱いたことを感じる。是非かれらのインタビューも読んで欲しいと思う。

 
 
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5月28/29日に目に留まったSNS・メディアの記事

2022年05月30日 | SNS・既存メディアからの引用記事

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