先週、静岡市内に泊まったので、ジャズバーの「Studio4」に寄ってみました。午後8時過ぎにお店に着きましたが、扉を開けると広々とした空間に柔らかな音でジャズが流れていて、その瞬間、足を運んだかいがあったと喜びました。2005年4月のオープンなので既に20年営業をされています。
お店は鋳物会館の3階にありますが、これは1階のビルの入り口。静岡駅から近い繁華街の一角です。
オープンなので空いていますが、営業していない時には、この扉は閉まっています。
踏み込むと、レイ・ブライアントが出迎えてくれます。右手の戸をあけてお店に入ります。
店内。照明は暗めなので、落ち着いています。
カウンター。マスターは、よく長野県にみえられるようで、黒姫高原(長野県上水内郡信濃町)がお好きだとのこと。中部横断自動車道(静岡県静岡市清水区の新清水JCTから長野県小諸市の作小諸JCTに至る延長約132kmの高速道路)が話題になって話が弾みました。2017年度には、新清水JCTから山梨県甲斐市双葉JCTまで開通予定なので、そこから中央道を走れば松本や長野に行きやすくなるので、開通が楽しみとのことです。
オーディオ装置は次のとおりです。往年の有名装置ばかりです。
パワー・アンプ:McIntosh 225 プリアンプ:McIntosh C-20
スピーカー:JBL C-34 Harkness Original 現在修理中とかで、僕が尋ねた時は、JBL ランサー77でした。
ターンテーブル:Garrard 301、Thorens 124
アーム:Ortofon RMG212i、Sme3012R special SME3009
カートリッジ:Ortofon SPU-G、SHURE V15 Type Ⅲ、Stanton
ジョニー・ホッジスの「Ellingtonia 56」(Verve)やウォルター・デイビスjrの「Davis Cup」(Blue Note)がかかりました。いずれも雰囲気よく聴こえてさすがにオリジナル盤レコードと往年の再生装置を使用しているだけのことはあります。「Davis Cup」では、ドナルド・バード(tp)のトランペットが瑞々しく鳴っていました。こういうことがあるので、ジャズ喫茶(ジャズバー)巡りはやめられません。
スピーカーの上には、レコードが飾ってあります。
フラッシュを使って、撮影してみました。
いただいたマッチ
1時間ほどいたのですが、曜日と早い時間のせいか、お客さんは僕だけでした。1950~60年代のアルバムをじっくりと聴くのに最適な空間なので、ジャズファンはもちろんオーディオファンにも面白いお店ではないでしょうか。2017年度に双葉JCT~新清水JCT間の中部横断道が開通すれば長野県からも行きやすくなるので、また来ますといってお店を後にしました。
【studio4】
住所:静岡市葵区呉服町2-7-10 鋳物会館3F
電話:054-252-3100
営業:18:00~00:00 (日曜日定休)
ホームページ: modern Jazz Studio4