人間ドックに行ってきました。去年より体重が2kg減っていて、少し遠回りして通勤している甲斐がありました。しかし、尿酸値や血糖値はむしろ悪化していて糖尿病に近いことには変わりありません。ビールを中心とした飲酒が影響しているのでしょうが、やめるつもりもないので、野菜をなるべくとって、キープウォーキング(keep Walking')で当面いくつもりです。ジャズの方は、Keep Swingin'で。
JULIAN PRIESTER (ジュリアン・プリースター)
KEEP SWINGIN' (Riverside 1960年録音)
トロンボーン奏者では、J.J.ジョンソンやカーティス・フラーはすぐに思い浮かびますが、それに続く名前がすぐに出てきません。ジュリアン・プリースターもなかなか名前の出てこない一人ですが、1959年にマックス・ローチ(ds)のグループに加入して同グループで録音を経験するとともに、2枚のリーダー作を作っています。これは初リーダー作で、1935年生まれのプリースターは、この時24歳です。
メンバーは、ジュリアン・プリースター(tb)、ジミー・ヒース(ts)、トミー・フラナガン(p)、サム・ジョーンズ(b)、エルヴィン・ジョーンズ(ds)。プリースター本人は別として、リバーサイドオールスターズともいえるようなミュージシャンが顔を揃えていて、ヒースとフラナガンのプレイも注目されます。
曲は、ミュージシャンのオリジナル中心です。ジミー・ヒース作「24-Hour Leave」、プリースター作「The End」、「Bob T's Blues」、「Under The Surface」、「Julian's Tune」、チャールズ・デイビス作「1239A」、スタンダードが2曲で「Just Friends」と「Once In A While」。
ブルージーさが横溢していて、かなりリラックスして楽しめるアルバム。プリースター(tb)の音色は豪快ながらプレイはスムーズで、自作の「Bob T's Blues」や「Julian's Tune」で本領を発揮しています。トミー・フラナガン(p)は、全力投球で、「The End」や「Once In A While」で端正で滋味溢れるソロをとっています。 加えて、「24-Hour Leave」におけるサム・ジョーンズ(b)のイントロやジミー・ヒース(ts)のソロなど聴きどころがたくさん。