富山市から金沢市に移動して、午後3時過ぎに金沢駅に降り立ちました。金沢は過去に3回ほど訪れたことがありますが、北陸新幹線開業後は初めてです。駅を出ると大きなアーチがかけられていて、新設されたもののようです。宿泊場所は、香林坊にある金沢東急ホテルで、本来ならバスを使う距離ですが、街を歩いてみたくなって、徒歩で向かいました。
金沢ドーム 鼓門。
金沢駅東口からまっすぐ歩くと武蔵辻に出会います。ここを右手に折れて香林坊へ向かいました。
近江町市場入り口。
近江町市場へちょっと寄り道してみました。
ホテルへチェックイン後、休憩をして夕食のために、近江町市場に向かいましたが、途中にジャズバーの「穆然」(ぼくねん)があるので、そこを訪れてみました。その様子は別にアップする予定です。
夕食は、近江町いちば館2階にある「割烹・寿司 ひらい」で、近江町海鮮丼」を。味、ボリュームともにたいへん満足しました。市場内にある食堂で食べるというシチュエーションが、それだけで特別なものに感じます。さらに、イクラの上には金箔がのせてあって、金沢という場所を意識させます。当然、また来たいという気持ちになりました。
食事のあとは、香林坊にもどり、ジャズ喫茶の「もっきりや」に向かいました。地図を見ながら行ったのですが、よくわからず市役所のあたりをうろうろしましたが、なんとなく到着できました。「もっきりや」については、別にアップします。
道沿いのお店のウインドーには、手毬や九谷焼といった伝統工芸品が飾ってあるものがあり、金沢らしさが出ていました。
翌朝の朝食は、ホテル内にある「金茶寮」というレストランで和食にしました。ぶりや煮物を美味しくいただきました。ホテルの朝食はバイキングで洋食を食べるのを常としていますが、この和食はよかった。
ホテルからすぐ近くの「長町武家屋敷跡界隈」を散策。土塀が続き、そこに雪から土塀を守るための薦(こも)が掛けられ、いかにも金沢という光景は、風情を感じさせるものでした。水路が整備されていて、その昔は、武家屋敷内に水を引いて庭を造っていて、残っている実物を見ることができました。このあたりは、江戸時代から火事がなくて、城下町のありようが残っていて、情緒があります。
大野庄用水。
旧加賀藩士高田家跡
高田家の庭
武家屋敷跡から、兼六園に向かいました。途中、四高の跡や郊外に移転した石川県庁の跡地などを左手に眺めながらしばらく歩くと兼六園です。訪れたことはありますが、静かな朝のたたずまいは格別でした。園内を整備、清掃している人がたくさんいて、管理をしっかりやっていることがよくわかりました。
真弓坂口から入園しました。
霞ヶ池
霞ヶ池から見た雪吊り。多分、唐崎松だと思います。
雁行橋
瓢池(ひさごいけ)
瓢池に注いでいる碧滝(みどりたき)
金沢城は、時間がなかったので、中には入らず外から眺めました。
k
国重要文化財の石川門。1788年(天明8年)の建立。
日程の都合上、駆け足だったので、茶屋街や21世紀美術館、金沢蓄音機館など行きたかったのですが、行けませんでした。次回は、ゆっくりとぜひまた訪れたい街です。