安曇野ジャズファンの雑記帳

信州に暮らすジャズファンが、聴いたCDやLPの感想、ジャズ喫茶、登山、旅行などについて綴っています。

チャンピアン・フルトン SOMETIMES I'M HAPPY

2016-10-05 20:52:52 | ヴォーカル(A~D)

先日、長野県上伊那郡飯島町にあるジャズとガレットのお店「飯島茶寮」に行ったのですが、その近くに「道の駅 田切の里」が7月にできたので、帰りに寄ってみました。収穫の秋に相応しく、松茸、梨やブドウなどの果物、新蕎麦など地元のものがたくさんありました。「蕎麦寿司」をおやつに買い、栗のソフトクリームも買いました。実り豊かな秋です。ヴォーカルの実り豊かなところを。

CHAMPIAN FULTON (チャンピアン・フルトン)
SOMETIMES I'M HAPPY (Venus 2008年録音)

   

チャンピアン・フルトン(vo,p)は、1985年生まれのピアニスト、シンガーで、盛んに活動を行っています。今年の2月には、ダイナ・ワシントンに捧げた新作CDを出し、USAだけでなく、ヨーロッパツァーも行っています。シャープナインレーベルに彼女の録音(エリック・アレキサンダー参加)があったので知りましたが、このアルバムは、手に入れやすいです。

メンバーは、チャンピアン・フルトン(p,vo)、ニール・マイナー(b)、フクシ・タエナカ(ds)。チャンピアンをチャンピオンと勘違いして、名前にしては少し変だと思っていたのですが、よく見ると、綴りが違っていて、Champianで、日本語訳もチャンピアンでした。ニューヨークで活動している日本人ドラマーの田井中福司さんが参加しています。

曲はスタンダードです。「When Your Lover Has Gone」、「Just Squeeze Me」、「Pennies From Heaven」、「All Too Soon」、「Wrap Your Troubles In Drems」、「It's All Right With Me」、「September in The Rain」、「He's Funny That Way」、「Sometimes I'm Happy」、「Darn That Dream」、「Whistling Away The Dark」、「Tea For Two」の12曲。有名曲ばかりですが、「Whistling Away The Dark」は、映画「暁の出撃」(1970年)の主題歌。

チャンピアン・フルトンは、4ビートのスイングするスタイルで通していて、好感の持てる歌とピアノです。最近のヴォーカルアルバムは、ノンジャンル的な曲が入るものも多く、たまにはいいですが、やはり聴きたいのはジャズヴォーカルです。アルバムの順番で、後ろに行くにしたがって、どんどん良くなっていき、メロディに沿ってきれいに歌った「Darn That Dream」、哀愁味がにじみでている「Whistling Away The Dark」、スイングして楽しい「Sometimes I'm Happy」や「Tea For Two」と、なかなかよいアルバム。

【チャンピアン・フルトン・ホームページ】

champian.net

【道の駅 田切の里】

住所:長野県上伊那郡飯島町田切2749番地
電話:0265-98-5525
ホームページ:tagiri-sato.com 

   

食堂、売店、休憩コーナー、トイレなどが整備され、充実した道の駅です。

   

地物の松茸を売っていました。このあたりも産地です。

   

旬の梨です。葡萄、りんごなどもあり、全てこの近くで獲れたものでした。

   

バラもこの地区で生産されていてびっくりしました。

   

おやつに購入した、ソバ寿司。稲荷寿司のご飯をソバにしたものです。

   

地元産の牛乳を使用。栗とバニラのミックスにしました。250円とお買い得です。ちょっと食べ過ぎました。