安曇野市から長野市へ早い電車で出勤したので、朝食を食べている時間がなく、長野駅のBecks Coffee Shopでモーニングを食べました。久しぶりに入りましたが、窓際の席に座りましたが、リニューアルされたようで、居心地がよくなっていました。駅に出入りする電車も見えて、鉄道マニアではありませんが、朝の一時を愉快に過ごしました。マニアックな人選だと思いながら聴いた一枚。
HOWARD RUMUSEY (ハワード・ラムゼイ)
DOUBLE OR NOTHIN' (Liberty 1957年録音)
リー・モーガンとウィントン・ケリーを聴きたくて、東芝からLPの復刻盤が出されたときに購入したアルバムです。ハワード・ラムゼイの名前になっていますが、彼は全く演奏はしていなくて、プロデューサーとしてアルバムに関わっています。経緯は別として、当時のディジー・ガレスピー・オーケストラの精鋭達が演奏しているので、お気に入りのアルバムです。
メンバーは、コンテ・カンドリ(tp)、リー・モーガン(tp)、ベニー・ゴルソン(ts)、ボブ・クーパー(ts)、フランク・ロソリーノ(tb)、ウィントン・ケリー(p)、レッド・ミッチェル(b)、チャーリー・パーシップ(ds)、スタン・レヴィ(ds)などです。ガレスピー楽団の西海岸楽旅の際に、一部メンバーが参加した録音です。
曲は、ベニー・ゴルソン作が4曲で「Reggie Of Chester」、「Stablemates」、「Celedia」、「Blues After Dark」、ボブ・クーパー作「Moto」、ディジー・ガレスピー作「The Champ」、ジジ・グライス作「Wildwood」、ホレス・シルバー作「Quicksilver」で、全てジャズオリジナルです。ゴルソンの「Stablemates」やシルバーの「Quicksilver」は、スタンダード化していると思います。
ガレスピー楽団のメンバーが、元気溌剌としたプレイを披露しています。最初の「Reggie Of Chester」では、リー・モーガン(tp)が吹きまくり、ウィントン・ケリー(p)もノリノリ、パーシップ(ds)のはじけるドラムスと、僕の好きな3人を聴くことができます。ゴルソン作曲の「Stablemates」では、フランク・ロソリーノ(tb)が参加し、テーマ部分が厚いハーモニーになっていて新鮮です。「Blues After Dark」は、曲名の雰囲気そのままの曲で、モーガンがミュートを付けてソロをとっています。
【Beck's Coffe Shop 長野店、窓から見えた電車】
店内
窓辺の席
左側の屋根のかかっている部分は新幹線です。
電車が入ってくるところ。JRなので篠ノ井線の電車だと思います。
出て行く電車。JRだと思います。他に第三セクターの「しなの鉄道」の電車も運行されています。
注文したモーニングセット。