スターバックスに寄ったら、「エルサルバドル モンテカルロス エステート ブルボン」という珈琲があったので飲んでみました。エルサルバドルのモンテカルロ農園栽培の珈琲(豆)だそうです。味は悪くないけど、名前が難し過ぎて、「ブラジル」とか「モカ」といったシンプルで懐かしい名前の方が僕にはしっくりときます。バート・バカラック作の懐かしいヒット曲を歌っています。
NICKI PARROTT (ニッキ・パロット)
CLOSE TO YOU (VENUS 2017年録音)
昨年11月に、ニッキ・パロット(vo,b)とハリー・アレン(ts)のグループが、甲府のコットンクラブで公演を行った際に会場で購入し、サインをしてもらったCDです。このごろ、静かめのヴォーカルをよく聴いていて、アン・バートンや峰純子のアルバムを取り出すことが多いのですが、このニッキ・パロットのものもそのような傾向です。
メンバーは、ニッキ・パロット(vo,b)、ジョン・ディ・マルティーノ(p)、ポール・メイヤーズ(g)、ハリー・アレン(ts)、アルヴィン・アトキンソン(ds)。ニッキ・パロットはほぼ唄に専念していて、アレン(ts)やメイヤーズ(g)のソロが入ります。ピアノの伴奏だけで歌った曲もあり、マルティーノ(p)がよいムードを設定しています。
曲は、すべてバート・バカラックが作曲したものです。「Walk On By」、「Alfie」、「Close to You」(遙かなる影)、「Raindrops Keep Fallin' On My Head」(雨にぬれても)、「Wishin' and Hopin'」、「A House is not a Home」、「You'll Never Get to Heaven」、「Wives and Lovers」、「The April Fools」、「There's Always Something There to Remind Me」、「Make It Easy On Yourself」、「Do You Know The Way to San Jose」(サンホセへの道)、「This Girls(Guys) In Love With You」、「I Say A Little Prayer」(小さな願い)、「What The World Needs Now is Love」(世界は愛を求めている)の15曲。
バート・バカラック(1928年生)が、1960~70年代に作詞家のハル・デヴィッドと組んで発表した曲は、洗練されたメロディに、リズムやコードに特徴もあって、おしゃれで一度聴いたら忘れられないものが多いです。ニッキ・パロットの歌を聴くと、日本のジャズ歌手にもライブで取りあげてほしい曲がたくさんありました。軽快な「Raindrops Keep Fallin' On My Head」や声の響きがきれいな「Wishin' and Hopin'」、ボッサリズムが楽しい「Do You Know The Way to San Jose」、バラード系のしみじみとした「A House is Not a Home」など、懐かしくて素晴らしい歌ばかりです。
【スターバックス長野駅前店 2019年3月】
入口の方です。
レジの前に商品名を掲示してあります。「エルサルバドル モンテカルロス エステート ブルボン」を注文しました。
説明書きが店内に掲示してありました。
珈琲の他に、新作のケーキもいただきました。