11月27日(日)も、高崎芸術劇場のマチネに行きましたが、その前に、ヤマダ電機レストラン街の「Cafe Rest」で休憩。アイスコーヒーの氷が、珈琲を含んだもので、最後まで美味しかった。最後まで美味しい演奏を。
JOE HENDERSON (ジョー・ヘンダーソン)
SO NEAR, SO FAR (Verve 1992年録音)
ジョー・ヘンダーソン(ts, 1937~2001年)については、1960年代にブルーノートレーベルに録音したリーダー作の印象が強く、それ以降の活動にはあまり関心を抱きませんでした。最近、1990年代にヴァーヴに録音した作品が素晴らしいことにようやく気付き、本作などをよく聴いています。
メンバーは、ジョー・ヘンダーソン(ts)、ジョン・スコフィールド(g)、デイヴ・ホランド(b)、アル・フォスター(ds)。カルテット編成ですが、ピアノではなく、ジョン・スコフィールドのギターを入れているところが特徴で、サウンドが斬新です。
曲目は次のとおり。
1 Miles Ahead (Miles Davis)
2 Joshua (Victor Feldman)
3 Pfrancing 【No Blues】(Miles Davis)
4 Flamenco Sketches (Miles Davis)
5 Milestones (Miles Davis)
6 Teo (Miles Davis)
7 Swing Spring (Miles Davis)
8 Circle (Miles Davis)
9 Side Car (Miles Davis)
10 So Near, So Far (Tony Crombie, Benny Green)
マイルス・デイヴィス作曲のものが8曲。ヴィクター・フェルドマン作「Joshua」とTony Crombie作「So Near, So Far」の2曲は、マイルスがアルバム「Seven Steps to Heaven」などで演奏しています。有名曲が多い。
ジョー・ヘンダーソン(ts)によるマイルス・デイヴィス音楽集です。ヘンダーソンは、1967年にマイルスと実際に数週間演奏をしたことがあり、1991年に亡くなったマイルスへの想いも込めて録音したと思われます。選曲は、「Milestones」(1947年作)や「Swing Spring」、「Side Car」といった珍しい曲を含み、演奏の方は、クリエイティヴとか個性的とかといった言葉が相応しいものです。特に、「Miles Ahead」や「Joshua」で、クールでスリリングなアドリブを繰り広げるヘンダーソン(ts)と強力なリズム隊がかっこ良い。
マイルス・デイヴィスと並んで演奏するジョー・ヘンダーソン(本作のライナーノートの写真から)
(参考)本作より「Miles Ahead」が聴けます。
【Cafe Resto(カフェレスト)】
住所:群馬県高崎市栄町1-1 LABI1 LIFE SELECT高崎 5F
電話:050-5595-3725
ホームページ:カフェレスト (cafe resto) - 高崎(JR) (tabelog.com)
お店の入口。ヤマダ電機ビルの5階レストラン街にあります。
店内。落ち着いています。ジャズが低音量で流れています。
11月にもかかわらず、ポカポカした陽気だったので、フラットアイスコーヒーを注文。高崎まで来ると、長野県とは、全く天候が違います。
アイスクリームとアイスコーヒー
容器も良い感じです。
上から見ると、氷に珈琲が溶け込んでいるのがわかります。時間が経ってもアイスコーヒーが薄まらない工夫がされています。その分、お値段が30円高くなりますが。
アイスクリーム
生クリームがたっぷりと添えられていました。こちらのお店は、メニューが豊富なので、ランチにも使えます。また、寄りたい。