安曇野ジャズファンの雑記帳

信州に暮らすジャズファンが、聴いたCDやLPの感想、ジャズ喫茶、登山、旅行などについて綴っています。

身延山(標高 1,153m)ハイキング(1)【三門、久遠寺本堂、表参道】

2022-12-20 19:30:00 | 登山・ハイキング

12月18日(日)に、Tさん、Mさんと一緒に身延山へハイキングに行ってきました。日蓮宗の総本山である久遠寺(1281年創建)を訪れたり、富士山の眺望も期待できるので、12月の山行目的地としました。

身延山一帯は久遠寺の所有で、杉やヒノキが立派で凄くて感動しました。やや雲がかかっていたものの富士山も眺望でき、身延山団子も美味しく、楽しいハイキングでした。歩行時間は、約4時間45分。

【行 程】

駐車場 8:30 → 三門 8:35 → 久遠寺本堂 8:50ー57(参拝) → 大光坊【三光堂】9:57ー10:16(休憩)   → 法明坊 11:00  → 奥之院 11:24ー12:13(参拝、休憩)

奥の院(山頂)12:14 → 感井坊  12:41 → 松寿庵 13:36 → 三門 14:20  → 駐車場 14:30 

(参考)【身延山久遠寺のホームページ】

身延山久遠寺オフィシャルウェブサイト (kuonji.jp)

(駐車場~三門~久遠寺本堂)

町営仲町駐車場。無料です。正面に見えている山が身延山です。

門前町を山門に向かい歩いています。数珠など仏具のお店、お土産、飲食店などがあります。

三門。日本三大門に数えられるそうです。『「空」「無相」「無願」の三解脱をあらわす三門には、79世日慈上人の筆による「身延山」の扁額がかかる。』そうです。

三門をくぐりぬけ、石畳を本堂に向かいます。巨木がすごい。

菩提梯(ぼだいてい)と名付けられた、三門から本堂へと続く287段の石段。『登り切れば涅槃に達するという意味の梯は、南無妙法蓮華経の7字になぞらえ、7区画に分けられている』そうです。

この石段は、104mの高低差があるようです。上から見ると、スキーのジャンプ台スタート地点に立っているかのようでした。(白馬のジャンプ台スタート地点に立ったことがあります。)

本堂。均整がとれて美しい。『1985年、日蓮聖人700遠忌の主要記念事業として再建された。間口32メートル、奥行51メートル。一度に1,500人の法要を奉行できる。』そうです。

   

五重塔。『2009年5月、明治8年の大火による焼失より134年ぶりによみがえった宝塔。木材は全て国産を使用し、設計から工法にいたるまで400年前に建てられた元和の塔を復元・再建した。』そうです。

(久遠寺本堂~奥の院)

久遠寺本堂の左裏手から、表参道のコースが始まっています。舗装されています。

   

少し行くと、本地堂が左手にあります。その地点から久遠寺本堂などが見えます。

進行右手に、久遠寺の本堂や五重塔が見えます。

丈六堂の横を通っています。

「十五丁」と刻んだ石柱が丈六堂前あたりにありました。全部で51丁です。

紅葉の名残です。光が当たって綺麗でした。

大光坊に到着。大光坊は、身延山の中腹に位置する由緒ある坊だそうです。

休憩施設があったので、ここでお茶にしました。

珈琲いただきます。

すぐ横に、大黒堂があります。大黒堂は、1662年(寛文2年)にこの地に移転し、大黒堂に祀る大黒天は日蓮聖人の御自作と伝わっているそうです。

少し進むと三光堂があります。三光堂は三光天子を奉っており、1665年(寛文5年)甲府宰相徳川重郷が、子孫繁栄の祈願所として建立されたお堂だそうです。

三光堂を過ぎると、舗装がなくなり、土の道になります。

法明坊です。このへんだと雪もありますが、うっすらです。

休憩所として使えそうです。

法明坊を過ぎたところに四十一丁の表示。あと十丁です。

穏やかな道です。

四十九丁にきました。このあたりで左折。

最後の上りです。

展望台のところに出ました。南側展望台で、駿河湾、伊豆半島、安倍山系が見えるようです。

右折すると、奥之院でした。

(2)へ続きます。(2)では、奥の院の様子、山頂からの展望、身延山団子、帰路(裏参道)について記します。引き続きご覧いただければ幸いです。