安曇野ジャズファンの雑記帳

信州に暮らすジャズファンが、聴いたCDやLPの感想、ジャズ喫茶、登山、旅行などについて綴っています。

ジャズとグルメの札幌旅行2022年12月(4)NICK MARSHALL カルテット・ライブ at「Lazy Bird」

2022-12-08 19:30:00 | ジャズライブ

札幌には、ジャズを聴くことのできるお店はいくつかありますが、本山禎朗(p)、伊藤宏樹(ds)というお気に入りのミュージシャンが出演する北24条にある「Lazy Bird」へ前回に引き続き出かけました。

Nick Marshall(ニック・マーシャル)というトロンボーン奏者のリーダー・ライブでしたが、そこに、来札中のテナーサックスの庵原良司(いはらりょうじ)が飛び入りし、2管編成のゴージャスな演奏も聴けました。

(出 演)

Nick Marshall (ニック・マーシャル) (トロンボーン)
本山禎朗(ピアノ)
秋田祐二(ベース)
伊藤宏樹(ドラムス)

庵原良司(テナー・サックス)

(曲 目) 

1  Like Someone in Love (Jimmy Van Heusen) 
2  Voyage (kenny Barron)
3  Infant Eyes (Wayne Shorter)
4  Fee-Fe-Fo-Fum (Wayne Shorter)
5  What is This Thing Called Love (Cole Porter)

《休憩》

1  Take The Coltrane (Duke Ellington)
2  Equinox (John Coltrane)
3  502 Blues (Jimmy Rowles)
4  C Jam Blues (Duke Ellington)
5  Blues Connotaion  (Ornette Coleman)
6  Blue Monk (Thelonious Monk)

(感 想)

スタンダード曲に加え、ウェイン・ショーターやオーネット・コールマンの曲が取り上げられ、演奏も充実したよいライブでした。ニック・マーシャル(tb)はトロントから来日し、関西で活動しているようです。まろやかな音色で吹いていて、「Like Someone In Love」あたり、ロマンティックで良かった。

本山禎朗(p)さんの「Voyage」や「Equinox」におけるソロが良く、両手を使ったユニゾンも効果的でした。伊藤宏樹(ds)さんの出番も多かったのですが、飽きさせないソロはさすがです。この二人については、今回は、サイドメンでしたが、次は、本山トリオでの演奏を聴きたい。

庵原良司(ts)さんは、「ブルーノート東京オールスター・ジャズ・オーケストラ」のメンバーとしてサッポロ・シティ・ジャズに出演するなどのため、現地にいました。「What is This Thing Called Love」や「Blues Connotaiton」あたりで、かっこよく痺れるソロを聴かせ、こういう飛び入りは大歓迎。

(以下、当夜の様子です。)

トロンボーンとテナー・サックスの2管編成。豪華です。

庵原良司さんのソロ。ハードボイルドで、かっこいいです。音の切れも素晴らしい。

   

秋田祐二(b)

   

伊藤宏樹(ds)

   

北24条駅近くの写真。下町といった風情です。駅近くの街は、意外に大きいのかもしれません。

Lazy Bird外観。

【Lazy Bird】
住所:札幌市北区北24条西4丁目
電話:011-707-7388
ホームページ:lazyBird

本日の出演者。

ライブ開始前に談笑。左に本山禎朗、右にニック・マーシャル。二人は、関西でも共演しているようです。英語で話していますが、こんど、甲子園に野球を見に行こうと、大いに盛り上がっていました。

   

当夜持っていったCD、本山禎朗「As it is」にサインをもらいました。本山さんは、長野県小諸市の生まれで、育ったのは滋賀県です。

開始前のLazy Birdカウンター。写真には写っていませんが、来日している英語の先生など3人組がいて、談笑中です。

終演は、なんと23時近くでした。ライブ終了後、地下鉄ですすきのに戻り、東急レイホテルの近くを歩いています。ノルベサの観覧車のネオンがきれいです。

【参加ミュージシャンのホームページ】

本山禎朗:HOME | home (tmbasspiano.wixsite.com)

伊藤宏樹:Jazz Drummer 伊藤宏樹 Web Site (livedoor.jp)

庵原良司:-Ryoji Ihara Official Web Site- – 庵原良司のオフィシャルサイトです。 (ihararyoji.com)