札幌には、ジャズを聴くことのできるお店はいくつかありますが、本山禎朗(p)、伊藤宏樹(ds)というお気に入りのミュージシャンが出演する北24条にある「Lazy Bird」へ前回に引き続き出かけました。
Nick Marshall(ニック・マーシャル)というトロンボーン奏者のリーダー・ライブでしたが、そこに、来札中のテナーサックスの庵原良司(いはらりょうじ)が飛び入りし、2管編成のゴージャスな演奏も聴けました。
(出 演)
Nick Marshall (ニック・マーシャル) (トロンボーン)
本山禎朗(ピアノ)
秋田祐二(ベース)
伊藤宏樹(ドラムス)
庵原良司(テナー・サックス)
(曲 目)
1 Like Someone in Love (Jimmy Van Heusen)
2 Voyage (kenny Barron)
3 Infant Eyes (Wayne Shorter)
4 Fee-Fe-Fo-Fum (Wayne Shorter)
5 What is This Thing Called Love (Cole Porter)
《休憩》
1 Take The Coltrane (Duke Ellington)
2 Equinox (John Coltrane)
3 502 Blues (Jimmy Rowles)
4 C Jam Blues (Duke Ellington)
5 Blues Connotaion (Ornette Coleman)
6 Blue Monk (Thelonious Monk)
(感 想)
スタンダード曲に加え、ウェイン・ショーターやオーネット・コールマンの曲が取り上げられ、演奏も充実したよいライブでした。ニック・マーシャル(tb)はトロントから来日し、関西で活動しているようです。まろやかな音色で吹いていて、「Like Someone In Love」あたり、ロマンティックで良かった。
本山禎朗(p)さんの「Voyage」や「Equinox」におけるソロが良く、両手を使ったユニゾンも効果的でした。伊藤宏樹(ds)さんの出番も多かったのですが、飽きさせないソロはさすがです。この二人については、今回は、サイドメンでしたが、次は、本山トリオでの演奏を聴きたい。
庵原良司(ts)さんは、「ブルーノート東京オールスター・ジャズ・オーケストラ」のメンバーとしてサッポロ・シティ・ジャズに出演するなどのため、現地にいました。「What is This Thing Called Love」や「Blues Connotaiton」あたりで、かっこよく痺れるソロを聴かせ、こういう飛び入りは大歓迎。
(以下、当夜の様子です。)
トロンボーンとテナー・サックスの2管編成。豪華です。
庵原良司さんのソロ。ハードボイルドで、かっこいいです。音の切れも素晴らしい。
秋田祐二(b)
伊藤宏樹(ds)
北24条駅近くの写真。下町といった風情です。駅近くの街は、意外に大きいのかもしれません。
Lazy Bird外観。
【Lazy Bird】
住所:札幌市北区北24条西4丁目
電話:011-707-7388
ホームページ:lazyBird
本日の出演者。
ライブ開始前に談笑。左に本山禎朗、右にニック・マーシャル。二人は、関西でも共演しているようです。英語で話していますが、こんど、甲子園に野球を見に行こうと、大いに盛り上がっていました。
当夜持っていったCD、本山禎朗「As it is」にサインをもらいました。本山さんは、長野県小諸市の生まれで、育ったのは滋賀県です。
開始前のLazy Birdカウンター。写真には写っていませんが、来日している英語の先生など3人組がいて、談笑中です。
終演は、なんと23時近くでした。ライブ終了後、地下鉄ですすきのに戻り、東急レイホテルの近くを歩いています。ノルベサの観覧車のネオンがきれいです。
【参加ミュージシャンのホームページ】
本山禎朗:HOME | home (tmbasspiano.wixsite.com)
伊藤宏樹:Jazz Drummer 伊藤宏樹 Web Site (livedoor.jp)
庵原良司:-Ryoji Ihara Official Web Site- – 庵原良司のオフィシャルサイトです。 (ihararyoji.com)