安曇野ジャズファンの雑記帳

信州に暮らすジャズファンが、聴いたCDやLPの感想、ジャズ喫茶、登山、旅行などについて綴っています。

飯田市のジャズ喫茶「パス・モンゴメリー」へ。美味しい珈琲飲みながら、ジャズ・ヴォーカル談義。

2023-11-28 19:30:00 | ジャズ喫茶

長野県飯田市近辺から岐阜県美濃地域にかけては、かつて数軒のジャズ喫茶があり、ドライブがてら巡っていたのですが、土岐市の「Bird and Diz」や可児市の「YARDBIRD」が閉店して、寂しくなりました。

でも、この「パス・モンゴメリー」や高森町の「リデルコーヒーハウス」が健在でありがたい。8ヶ月ぶりでしたが、マスターが歓迎してくれて、美味しい珈琲とジャズ、ヴォーカル談義で楽しい一時でした。

外観

入口。朝9時から営業していて、ランチもいろいろあり、普通の喫茶店としても利用できます。

店内。基本的に変わりありません。

右側に立てかけてあるウェス・モンゴメリーのものは新たに録音が発掘されたもの。

時計が変わっていました。前のものは壊れて購入したそうです。ギターをかたどったもので、こちらのお店に相応しい。

壁にかけてある木彫。ジョー・パスです。

こちらも木彫で、ウェス・モンゴメリーの肖像。

入店時には、カル・コリンズ(g)「CINCINNATI TO LA」がかかっていました。

続いて、デイヴ・ブルーベック「Moods & Grooves」。

続いて、ソニー・スティット「In Walked Sonny」。これは日本盤ですが、意外に見ないアルバム。

デザートセットの「フォカッチャ・バニラ」を注文。

フォカッチャセット。

コーヒーはブレンドです。

アイスクリームと蜂蜜がかかっています。フォカッチャに味がついていないので、ちょうどよい味でした。

煎餅は、いただきものだそうです。

マスターと話をしていたら、ヴォーカルの7インチ(17cm)盤の話になり、コレクションを見せていただきました。これは、ジューン・クリスティ「Misty Miss Christy」。以下、何枚か掲載します。

アイリーン・バートン「On Broadway」。

リーゼ・スティーヴンス「sings of idabelle firestone」。これにはびっくりしました。リーゼ・スティーヴンスは、メトロポリタン歌劇場を中心として活躍したオペラ歌手(声域はメゾソプラノ)で、ビング・クロスビーの映画「Going My Way」など映画にも出演。アイダベル・ファイアーストーン作品集ですが、渋い。

デビ―・レイノルズのシングル。デビ―・レイノルズは、僕も結構好きな歌手です。

これも、デビ―・レイノルズのもの。

天井近くに飾ってある7インチ盤。上段の左から二番目のパティ・ぺイジのものが珍しいし、いいねとマスターは話していました。右下にあるペトラ・クラークのものも映えます。

こちらは、インストで、マリアン・マクパートランド「at the Hickory House」。

クリフォード・ブラウンの7インチもありました。目の保養にもなり、楽しい一時でした。

【パス・モンゴメリー(PASS MONTGOMERY)】

住所:長野県飯田市山本646−5
電話:080-6109-1176
営業時間:9:00~16:00  
定休日:火曜日、水曜日
ホームページ:パス・モンゴメリー | 店舗情報 | 飯田市 | カフェ・喫茶 (deli-koma.com)