先日、友人とランチに「香吃大食堂」へ。「ルーローハン」(台湾風豚肉の煮込みごはん)セットをいただきました。甘味が感じられる豚肉に満足しました。満足しっぱなしのアルバム。
LEE MORGAN (リー・モーガン)
MONDAY NIGHTA AT BIRDLAND (ROULETTE 1958年録音)
ANOTHER MONDAY NIGHT AT BIRDLAND (ROULETTE 1958年録音)
ニューヨークのブロードウェイ52丁目にあったジャズクラブ「バードランド」(1949年~65年)では、月曜日の夜は、レギュラーグループの公演はお休みとし、若手のジャムセッションの場としていました。本作は、1958年4月21日のセッションを記録したものですが、メンバーが素晴らしく、長年の愛聴盤です。
メンバーは、リー・モーガン(tp)、カーティス・フラー(tb)、ハンク・モブレイ(ts)、ビリー・ルート(ts)、レイ・ブライアント(p)、トミー・ブライアント(b)、スペックス・ライト(ds)。本ブログ上では、リー・モーガン(1938年7月10日~72年2月19日。録音当時19歳。)のリーダー作としました。
曲目は次のとおり。
(Monday Night)
1 Walkin' (Richard Carpenter)
2 All The Things You Are (Jerome Kern)
3 Bag's Groove (Milt Jackson)
4 There Will Never Be Another You (Harry Warren)
(Another Monday Night)
1 It's You or No Onew (Jule Styne)
2 Jamph (Curtis Fuller)
3 Nutville (Lee Morgan)
4 Wee (Dengil Best)
ジャムセッションということで、6曲は有名曲ですが、カーティス・フラー作「Jamph」とリー・モーガン作「Nutville」という参加メンバーの曲が2曲入っています。
両作品ともCDが出ていますが、ずっと日本盤レコードで聴いています。演奏が整っていて、本当に寄せ集めのメンバーによるジャムセッションかと、初めて聴いた時は、驚きました。全部楽しいですが、リー・モーガン(tp)がスタッカート気味のソロを演じる「Bag's Groove」、彼のメロディアスなソロが素晴らしい「Jamph」、ソロのバックにリフ・アンサンブルが入りエキサイトする「Walkin'」や「Nutville」と聴きどころ満載で、スペックス・ライトがドラムというのも嬉しい。気分だけは1958年のニューヨークです。
(参考)本作から「There will never be Another You」が聴けます。
There will never be another you (Monday Night at Birdland) - YouTube
安曇野市宅で聴いているところ。飾ってあるレコードは、右から「Another Monday Night at Birdland」、「Monday Night at Birdland」、リー・モーガン「City Lights」(Blue Note)、モーガン入りの「CLIFF JORDAN」(Blue Note)。Blue Noteの2作は、1957年録音で、United Artists社からの再発盤です。
外観。上田市でも人気店で、ランチに出遅れると、待つこともあります。
入口
ランチメニューの一部。ルーローハンセットにしました。
ルーローハンセット。
ルーローハン。きれいな盛り付けです。
サイコロ状の豚肉。色合いも良いです。
玉子。やや固めに茹でてありました。大きな玉子です。
野菜も乗っていましたが、よくわかりません。
サラダ
スープ。薄い塩味ですが、昆布が入っていて、滋味という言葉を思い浮かべました。
デザートの杏仁豆腐。これもセットに入っています。お茶もいただき、満足しました。また寄りたい。
walkinのバックリフのアンサンブルに痺れます。期待せずに買った中古レコードでしたが、嬉しい誤算でした。
anotherの方は知りませんでした。見つけたら手に入れたいですが、なかなか時間が掛かりそうです。
今日は月曜日。何故か週末に聴いて「月曜日に聴きたい」と思うので、今日こそ聴いてみようと思います。
このアルバムが愛聴盤ということで、とても嬉しいです。若かりし頃のモーガン、フラー、モブレイと、後のスター揃いで、演奏も楽しめますね。
昨今、レコード人気が再燃していて、それはいいのですが、入手困難なアルバムが増えていることを実感しています。首尾良く入手されることを祈念しています。
コメントありがとうございます。