この3月16日にJR北陸新幹線が、金沢から福井県敦賀まで延伸します。JR東日本「大人の休日倶楽部」でも、それを祝い「北陸三県昆布百景」として昆布を特集しています。味わい深いジャズピアノの演奏を。
RONNEL BRIGHT (ロンネル・ブライト)
THE RONNELL BRIGHT TRIO (Polydor 1958年録音)
ロンネル・ブライト(p, 1930~2021年)は、シカゴの生まれで、ジュリアード音楽院に学ぶなどクラシックを演奏していたのですが、海軍時代にジャズピアノを弾き、50年代に同地で活動を開始。50年代にサラ・ヴォーン、60年代にナンシー・ウィルソンの伴奏などを行い、70年代前半には、スーパーサックスでも演奏。
メンバーは、ロンネル・ブライト(p)、リチャード・デイヴィス(b)、アート・モーガン(ds)。1958年にサラ・ヴォーンの伴奏者として欧州ツァーを行った際、パリで録音されたもの。リチャード・デイヴィスの参加が目を惹きます。
曲目は次のとおり。
1 The Champ (Dizzy Gillespie)
2 Easy Listening Blues (Nat King Cole)
3 Chasing Sarah (Ronnell Bright)
4 Doxology (Ronnell Bright)
5 Sail'em (Ronnell Bright)
6 Things Ain't What They Used To Be (Mercer Ellington)
7 Johnnie Pate's Blues (Johnnie Pate)
8 R And R Groove (Ronnell Bright)
ロンネル・ブライトの自作4曲に、ジャズオリジナルが4曲。マーサー・エリントン作「Things Ain't What They Used to Be」(昔は良かったね)は有名。
ジャケット裏面にあるメンバーの写真。左から、ロンネル・ブライト、アート・モーガン、リチャード・デイヴィス。
(参考)本作から「Things Ain't What They Used to Be」が聴けます。
Things Ain't What They Used To Be - Ronnell Bright (youtube.com)
〈安曇野市宅で聴いているところ)
飾ってあるレコードは、いずれもロンネル・ブライトのリーダー作で、右から「Bright's Spot」(Regent、日本盤)、本作(スペイン盤)、「Bright Flight」(Vanguard、日本盤)。
なお、拙ブログでは、2021年にロンネル・ブライト「THANKS FOR THE MEMORY」を取り上げました。興味のある方は、ご覧ください。
【JR東日本 大人の休日倶楽部2024年3月号】
(ホームページ)大人の休日倶楽部サイト:大人の休日倶楽部:JR東日本 (jreast.co.jp)
表紙
福井県のPR広告。東京福井間が最速2時間51分で結ばれるそうです。
昆布の特集です。江戸時代から明治にかけて、日本海経由で北海道の昆布を北前船が大阪まで昆布を運んでしました。その寄港地がある北陸にも昆布がもたらされたもの。以下、昆布を使用しているお店の記事など。
赤玉本店。金沢市。金沢おでんの老舗です。昆布と煮干しでとって薄口醤油で味付けするのが、こちらのお店のだしだそうです。
味楽ゆめり。金沢駅近くの居酒屋。昆布焼きなど昆布を使った料理が提供されています。
亀蔵(かめぞう)。福井県鯖江にある蕎麦店。おぼろ昆布がのった十割蕎麦を提供。
さらに、この3月9日には、東京八重洲に石川県のアンテナショップがオープンしたようです。