安曇野ジャズファンの雑記帳

信州に暮らすジャズファンが、聴いたCDやLPの感想、ジャズ喫茶、登山、旅行などについて綴っています。

ジョン・コルトレーン「CHIM CHIM CHEREE」。むさしの森珈琲のフレッシュピーチのパンケーキなど。

2023-07-20 19:30:00 | テナー・サックス

久しぶりに「むさしの森珈琲」へ。ピーチ(桃)のデザートを食べるつもりだったのですが、空腹だったので、「サマーナイスデイ」というミニコースをいただきました。パンケーキ美味しかったです。夏はコルトレーンの音楽を。

JOHN COLTRANE (ジョン・コルトレーン)
CHIM CHIM CHEREE (Impulse! 1965年録音)

   

ジョン・コルトレーン(ts, 1926. 9.23~1967. 7.17)のアルバムは、ジャズ喫茶の定番で、ことに7月は、命日の17日を中心に、彼の音楽を特集しているところもありました。ところが、最近では、ジャズ喫茶でも耳にすることが少なくなり、寂しくなりました。そこで、自宅で彼のインパルス盤を取り出しました。

メンバーは、ジョン・コルトレーン(ts, ss)、マッコイ・タイナー(p)、ジミー・ギャリソン(b)、エルヴィン・ジョーンズ(ds)。アート・デイヴィス(b)が、「Nature Boy」だけに加わります。

曲目は次のとおり。

1  Chim Chim Cheree (Robert B. Sherman)
2  Brazilia (John Coltrane)
3  Nature Boy (Eden Ahbez)
4  Song of Praise (John Coltrane)
「Chim Chim Cheree(チム・チム・チェリー)」と「Nature Boy」というスタンダード2曲に、コルトレーンの自作が2曲収録されています。

1965年からのジョン・コルトレーンは、フリー(無調)の音楽へ接近して、即興演奏を展開するようになります。このアルバムは、スタンダード曲のメロディもあって、聴きやすいものですが、コルトレーンの時に激昂したような激しいソロやエルヴィン・ジョーンズの煽り立てるドラムスにより、スリリングな瞬間が現れます。曲のイメージを変えるような「Chim Chim Cheree(チム・チム・チェリー)」や感動も覚える「Nature Boy」が好きです。

   

持っているレコードのラベル。昔、購入した廉価盤です。

ライナーノートの写真から、コルトレーンとプロデューサーのボブ・シール。

ジミー・ギャリソンとコルトレーン。コルトレーンがにこやかです。

マッコイ・タイナーとコルトレーン

(参考)本作から「Chim Chim Cheree」が聴けます。

John Coltrane - Chim Chim Cheree - YouTube

 

【むさしの森珈琲長野若里店 フレッシュピーチのパンケーキなど】

ホームページ:むさしの森珈琲 | すかいらーくグループ (skylark.co.jp)

むさしの森珈琲のロゴ。

店内。一人がけのカウンター席に腰かけました。パソコンが使いやすいです。

小さな置物。

いろいろあるのですが、「サマーナイスデイ」という季節のコースを注文。

フレッシュサラダとミネストローネスープ。

サラダは、レタスが主でした。ドレッシングをかけていただきました。

今日のミネストローネスープは、酸味がそれほど強くなくて、意外に良かったです。

海老とアボカドの塩レモンパスタ。

海老がたくさんで、プリプリ感もあって美味しい。パスタは細いものです。

付け合わせの野菜とベーコン。ベーコンはかなり塩味が効いています。

デザートのフレッシュピーチのパンケーキ。

ピーチは量的に多くありませんが、ソースがたくさん。桃はもともと大好きです。どこかで、桃を買ってたくさん食べたくなりました。

パンケーキ。クリームが乗ってちょうどよい甘さでした。

珈琲はアメリカンです。大きな器にたっぷりで、サービスが良い。全体に美味しくいただきましたが、高倉町珈琲に行ってデザートをいただきたくなりました。



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2 コメント

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John Coltrane Quartet Plays (mobu)
2023-07-21 19:12:48
コルトレーンって、やはり「聴くぞ」と
自分に言い聞かせてからでないと
なかなか聴き通すことの難しい一人
だったりします。
インパルスは特に。

このアルバムのエルヴィンは
いいですね。
気合十分。
当時の空気を良く表現していると
思います。
そう言われれば、耳なじみの良い
スムース・ジャズが
大手を振っている昨今。
このようなサウンドは、伝説になって
しまうのでしょうか・・・。
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Unknown (azumino)
2023-07-22 11:28:23
mobuさん こんにちは

コルトレーンの音楽は、プレスティッジ時代はともかく、アトランティック、インパルスとなると、重々しく、騒々しい、長いといった理由でしょうか、タリーズをはじめ喫茶店などのBGMで聴いたことがありません。mobuさんもご指摘のように、身構えてしまうという感じもあるせいだと思います。Balladやwith Ellingtonといった例外はないわけではありませんが。

テクニック的には、日本のサックス奏者もコルトレーンから受け継いでいるようですが、あのサウンドやフリーに近いソロは、やはりコルトレーンとそのグループが唯一無二のだと思っています。

それでも、たまにはコルトレーンを聴きたくなるジャズファンは、まだまだいると思います。僕自体も時々、聴き続けたいと思います。
コメントありがとうございます。
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