安曇野インター横の飲食店などが集まった「スワンガーデン」によったら、CoCo壱番屋の「チキンと夏野菜カレー」と書いた幟が目に留まり入店。よく煮込んであるカレーで美味しかった。成熟した演奏を。
RED GARLAND (レッド・ガーランド)
THE NEARNESS OF YOU (JAZZLAND 1961年録音)
レッド・ガーランド(p, 1923~1984年)は、たまに聴きたくなるピアニストで、今までに拙ブログでは6作を話題としました。マイルス・デイビス・グループに1955年から58年に参加していた経歴が知られ、ハードなものからムード的なものまで、録音が多く、これは、寛ぎ盤です。
メンバーは、レッド・ガーランド(p)、ラリー・リドレイ(b)、フランク・ガント(ds)。リドレイ(b)は、1970~73年にセロ二アス・モンク(p)グループのレギュラーだったことが知られ、ガント(ds)は、モンティ・アレキサンダー(p)のアルバムでよく聴かれます。
曲目は、次のとおり。
1 Why Was i Born? (Jerome Kern)
2 The Nearness of You (Horgy Carmichael)
3 Where or When (Richard Rodgers)
4 Long Ago and Far Away (Jerome Kern)
5 I Got It Bad And That Ain't Good (Duke Ellington)
6 Don't Worry 'bout Me (Rube Bloom)
7 Lush Life (Billy Strayhorn)
8 All Alone (Irving Berlin)
バラードの名曲が選曲されています。珍しいのは、アーヴィング・ヴァーリンの「All Alone」でしょうか。「All Alone」だと、マル・ウォルドロン作の同名曲を思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。なお、「Lush Life」は、ピアノソロによる演奏。
梅雨に入り雨が降り続く今日の日曜日、珈琲を飲みながら寛いで聴いています。遅いテンポの安定したリズムで、ガーランドは、曲によりメロディを複数の音とシングルトーンで弾きわけています。「Why Was I Born?」や「The Nearness of You」が、そんな典型の演奏ですが、ソロで演じられた「Lush Life」は意外にダイナミック。一度だけ彼の実演を聴いたことがあり、1980年にルー・ドナルドソン(as)と来日した際の公演に行きました。その時は結構ブルージーでしたが、ここに聴けるように端正なガーランドも良いです。
レコードのラベル。JAZZLANDのステレオ盤です。このへんは、人気があまり無いせいか、値段は安いです。
(参考)本作より「The Nearness of You」が聴けます。
The Nearness of You - Red Garland Trio - YouTube
安曇野市宅で、聴いているところ。飾ってあるジャケットは、右から、レッド・ガーランド「When There are Grey Skies」(Prestige, 再発盤)、本作「The Nearness of You」、「Red's Good Groove」(JAZZLAND, 国内盤)、「The Red Garland Trio」(Moodsville, 国内盤)。
【CoCo壱番屋安曇野インター店】
住所:長野県安曇野市豊科南穂高140番地1 スワンガーデン安曇野内
ホームページ:カレーハウスCoCo壱番屋 (ichibanya.co.jp)
この幟を見たら、寄らずにおけませんでした。チキンと夏野菜は好みです。
外観
チキンと夏ベジのスパイスカレーと、スパイスを利かせたものもありましたが、普通のチキンと夏野菜カレーを注文。
あわせてサラダも。グリーンサラダです。上にレタス、下にキャベツ。
3種類のサラダ用ドレッシングが用意されています。
チキンと夏野菜カレー
小さめのチキンに、カボチャ、トマト、オクラなど野菜が煮込まれています。辛さは普通です。
「黒部ダムカレー」のポスター。初めて見ました。CoCo壱番屋の地域限定メニューで、「黒部ダムカレー」が売り出されていました。大町市公認だそうです。一度、食べたみたい。
札幌はよい季節なのですね。梅雨がないから良いですね。長野県内は梅雨の真っ最中で、今も結構雨が降っています。
気にかけていただきありがとうございます。今月の6月30日(金)~7月2日(日)にかけて、札幌に滞在予定です。日程をはっきりさせてないのですが、ホテルは押さえてあります。
「Groovy」のマスターにはメール入れます。デュークさんには、電話入れますので、よろしくお願いします。
コメントありがとうございます。
昨日、「GROOVY」でいつ頃いらっしゃるのかとマスターに聞かれました。札幌もいい季節になりましたので是非どうぞ。
JAZZLANDといえば映画「BLUE GIANT」で登場したレコードは「GROOVY」にあります。
JAZZLANDのレコードですが、材質がよくなく、プレスミスもあって、特にステレオ盤だと今一つですね。音質はそう悪ないのですが、レコード自体は残念なものが多い気がします。
でも、内容については、さすがにRiversideの傍系だけあって、今回のレッド・ガーランドの「The Nearness of You」や「Bright and Breezy」など、良いアルバムが多いと思っています。
ジャケットや、レコードそのものは、日本盤の方が良く、ashita45thさんが買い求められたのには、共感しました。実は、僕は日本盤も持っていたのですが、いつかどこかで、売ってしまい、後悔しています(苦笑)。
コメントありがとうございます。
こんにちは
レッド・ガーランドの紹介いただいたアルバムは、私も好きな1枚で、オリジナルのステレオ、モノの両方をヤフオクで購入しましたが、いずれも元々のコンディションが悪いです。そのためモノ盤は2回買い直しましたが、2枚共盤に大きな凸があり、ノイズが出ます。
結局後からビクターの国内盤を買い足して、今はこれで聴いています。