ピアニストのユジャ・ワンの新譜「ウィーン・リサイタル」が発売されたので、購入しました。また、所用で聴きに行けなかった群馬交響楽団5月公演の曲目を、参考に購入してあったCDで改めて聴いてみました。
YUJA WANG (ユジャ・ワン)
THE VIENNA RECITAL (ウィーン・リサイタル)
ユジャ・ワンは、超絶技巧の持ち主で、2022年に行われたウィーン・リサイタルでは、リゲティやカプスーチンの曲目も演奏していますが、ベートーヴェンのソナタ18番「狩り」も素晴らしく、古典派の作品も見事に弾きこなし、レパートリーが広く、深化していることに感嘆しました。次のアルバムも楽しみです。
(曲目)
(ライナーノートに掲載された写真)
(タワーレコードから購入。特典としてもらった絵はがき)
【群響2024年5月公演の演奏曲目のCD】
2024年5月公演のチラシ。指揮は原田慶一郎です。ロドリーゴ「アランフェス協奏曲」、ファリャ「バレエ音楽〈恋は魔術師〉」、芥川也寸志「交響曲第1番」と魅力的な曲目が並んでいます。
ロドリーゴ「アランフェス協奏曲」
ティボー・ガルシア(ギター) ベン・グラスバーグ指揮 トゥールーズ・キャピトル国立管弦楽団
群響5月公演では、このティボー・ガルシアがソリストとして登場しました。ガルシアのプロフィールを記載しておきます。名曲の名演といってよいCDだと思われます。(Erato 2020年録音)
ファリャ「恋は魔術師」
パブロ・エラス=カサド指揮マーラー室内管弦楽団
スペイン出身の指揮者、エラス=カサドが、自国の作曲家ファリャの名曲を録音したもの。録音の良さもあいまって、絢爛たる管弦楽が楽しめます。(ハルモニア・ムンディ 2019年録音)
芥川也寸志「交響曲第1番」
藤岡幸夫指揮東京シティー・フィルハーモニック管弦楽団
芥川也寸志「交響曲第1番」を初めて聴きましたが、重厚で本格的な交響曲で、すごい作品が日本にもあったのだと、驚きました。藤岡幸夫指揮東京シティフィルも熱演を繰り広げています。(スリーシェルズ 2019年録音)
CDのライナーノートにある指揮者の藤岡幸夫さんの写真。
聴きました。
ライブなのに拍手は収録されてない。
聴衆の反応がとれないけれど、
その気を感じて彼女も演奏している
だろうから、いい雰囲気の演奏会だったの
かもしれない。
聴き手をリピートさせるだけの力のある
演奏。収録のピアノの音がいいですね。
よかったです。
慶太楼さんはアメリカナイズされてる
ようなところはありますが、パンチも
あり、今はいろいろな曲を振って、
実力をつける時期なのだろうと
思います。
意欲的なプログラムですね。
クラシック、ジャズ問わず新譜が出されると購入したくなるアーティストは数えるほどしかいないのですが、ユジャ・ワンはその一人です。簡単な感想は本文に書きましたが、僕が最も感心しているのは、同時代や近現代の作曲家の作品を取り上げていることです。今回は、そういうものに加え、ベートーヴェンを真っ正面から演奏していて、インパクトありました。
原田さんの指揮する群響を聴きにいくのが楽しみだったのですが、諸事情で、行けませんでした。機会があれば、原田さんの指揮でオーケストラを聴いてみたいものです。
コメントありがとうございます。