安曇野ジャズファンの雑記帳

信州に暮らすジャズファンが、聴いたCDやLPの感想、ジャズ喫茶、登山、旅行などについて綴っています。

シェリー・マン「234」、上田市小泉の珈琲&ジャズの喫茶店「take five(テイク・ファイブ)」

2022-12-18 19:30:00 | ベース・ドラムス

昨日、上田市の珈琲&ジャズの喫茶店「take five」(テイク・ファイブ)に寄りました。かなり久しぶりでしたが、持参したCDをマスター手作りの良い音のスピーカーで楽しみました。良い音のオリジナル盤です。

SHELLY MANNE (シェリー・マン)
234 (Impulse! 1962年録音)

   

ロスアンジェルスを中心に活躍した、ドラマーのシェリー・マン(ds, 1920~1984年)は、アンドレ・プレヴィン(p)との共演をはじめ、コンテンポラリーレーベルに名作を残していますが、インパルスのこのアルバムも忘れられないものです、今回は札幌で購入したレコードで聴きました。

メンバーは、セッション毎に異なりますが、シェリー・マン(ds)、コールマン・ホーキンス(ts)、ハンク・ジョーンズ(p)、ジョージ・デュヴィヴィエ(b)、エディ・コスタ(p, vib)。コールマン・ホーキンスが、素晴らしいプレイをしています。

曲目は次のとおり。

1  Take The A Train (Billy Strayhorn)
2  The Sicks of Us (Shelly Manne, Eddie Costa, George Duvivier)
3  Slowly(David Raksin, Kermit Goell)
4  Lean On Me (Ed Qaldman, Allan Green)
5  Cherokee (Ray Noble)
6  Me and Some Drums (Coleman Hawkins, Shelly Manne)
ホーキンス入りのカルテットで演奏したのが、1, 3, 5の3曲、エディ・コスタ入りのトリオで演奏したのが、4, 2の2曲、ホーキンスとマンの二人で演奏したのが6の1曲です。

最近、オリジナル盤やセカンド盤などヴィンテージのレコードをたまに購入しています。よい音質を求めてということと、改めて、じっくり聴いてみたいと思うからです。先日、札幌で購入した、このシェリー・マンの「234」もそういう一枚です。コールマン・ホーキンス(ts)が迫力のある吹奏を行っている、スローテンポが基調の「Take The A Train」(A列車で行こう)や「Slowly」、「Cherokee」がよく、エディ・コスタ(p)がアグレッシブにピアノを弾いている「Lean On Me」も素晴らしかった。

(今回購入したレコードのセンターラベル)

   

Side 1です。オリジナルだと思います。

   

side 2

   

両面に録音技師のルディ・ヴァン・ゲルダーの刻印「RVG」が入っています。

(参考)本アルバムから「Take The A Train」が聴けます。

Shelly Manne - Take The 'A' Train - YouTube

 

【珈琲&ジャズのお店 take five(テイク・ファイブ)】

住所:長野県上田市小泉983-4
電話:0268-26-5230
ホームページ:ホーム - log-take-five ページ! (jimdofree.com)

外観。ログハウスです。

入口。スリッパに履き替えます。

12月から3月までは、土曜日と日曜日の営業だけだそうです。

店内

久しぶりなので、オーディオ機器が変わっていました。

スピーカーは、マスターの自作の「FOSTEX FE208ES-R TLS」で音を出していました。ONKYO SCEPTER-100があったのでびっくり。前にはありませんでした。

アンプの「Accuphase P-260」とプレーヤーの「OPPO UDP-205」。

 

ブレンドコーヒーとトーストを注文。軽いお昼代わりです。

お店に置いてあった「STEREO 2022年9月号」が面白そうだったので、パラパラとみていました。持参した、マルコ・マルコーニ「Nordik」と田窪寛之の「Wlatz For Debby」の2枚のCDから抜粋して、かけていただきました。たまによりたいお店です。



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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
パス・モンゴメリー (azumino)
2022-12-20 17:29:30
日曜日の午後3時の男さん こんばんは

1月4日19時、信越放送ですね。近くなったら忘れないように録画の予約をします。教えていただきありがとうございます。

パス・モンゴメリーには、このところ行っていないのですが、好きなお店です。ヴォーカルのアルバムがたくさんあるのが、特に気にいっていて、関連のジャケットの展示も楽しいですね。

シェリー・マンのインパルス盤ですが、たまたま見かけたので、購入しました。一応、ゴールドマイン・プライス・ガイドで確認して、多分オリジナルではないかと思っています。

こういうヴィンテージ盤も、良いですが、いかんせん、ブルーノートやプレスティッジなど値段が高騰していて、そう買えないのが切ないところです。僕は最近、ヴィンテージ盤を買うようになったので、コレクションは少ないですが、大事にしたいと思います。
コメントありがとうございます。
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テレビ放送予定のお知らせです。 (日曜日の午後3時の男)
2022-12-19 22:35:34
安曇野ジャズファンの雑記帳さん、今晩は。
明年1月4日(水)の午後7時から、信越放送(SBCテレビ)の特別番組の中で、飯田市のジャズ喫茶、パス・モンゴメリーが紹介されます。おそらく「私の隠れ家の紹介」みたいな番組だと思うのですが、時間が有ったら是非ご覧になって見て下さい。私も楽しみにしています。
それと、今回貴方が入手された、インパルス「シェリー・マン/2.3.4」のモノラル・オリジナル盤、羨ましいですねぇ。大変貴重ですので大切にして下さい。
私はステレオのオリジナル盤は持ってますが、インパルスにモノラル盤が存在する事を10年ぐらい前、Yahooのオークションで見るまで知りませんでした。確かあの頃(1960年代後半)はキングレコードが、インパルスのステレオの直輸入盤に帯を付けて売ってましたので、アメリカではステレオ、モノラルが併売されていたと思いますが、国内には並行輸入された物が極少量しか入って来なかったと思われます。
ちなみに、私の持っているステレオのオリジナル盤には、RVG STREOの刻印と手彫りでAS-20と書いてあります。
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