クラシックについては、演奏者を問わなければ、有名曲のCDはほぼ揃っているので、CDを購入する機会は減っています。けれども、気になるものは購入していて、ユジャ・ワンの新譜も購入しました。
ユジャ・ワン(P) THE AMERICAN PROJECT
マイケル・ティルソン・トーマス:You Come Here Often?
テディ・エイブラムス:ピアノ・コンチェルト
ピアノ:ユジャ・ワン
テディ・エイブラムス(指揮・作曲)、ルイヴィル管弦楽団。(2022年録音)
2曲ともユジュ・ワン(p)のために作曲された曲です。「ピアノ・コンチェルト」は、スイングするなど、ジャズの影響が濃い曲。カデンツァなど、流麗かつ明晰なユジャ・ワンのプレイを楽しみました。クラシックファンの間では、賛否両論あるアルバムかもしれません。
(ライナーノート裏面の曲目など本作のデータ)。
以下、ライナーノートにある写真から。
左側は、多分、テディ・エイブラムス。
【ユジャ・ワン(Yuja Wang) ホームページ】
スケジュールを見ると、欧米の一流オーケストラ、指揮者との共演やリサイタルがぎっしりで、世界中を飛び回っています。
クレメラータ・ムジカ 新ウィーン楽派の室内楽作品集
マーラー:ピアノ四重奏曲。
シェーンベルク:ヴァイオリンとピアノのための小品、弦楽三重奏曲、ピアノ伴奏によるヴァイオリンのための幻想曲。
ウェーベルン:チェロとピアノための2つの小品、ヴァイオリンとピアノのための4つの小品、チェロとピアノのための3つの小さな作品、チェロ・ソナタ
ベルク:クラリネットとピアノための4つの小品、室内協奏曲
クレメラータ・ムジカ
ギドン・クレーメル(vn)、ヴェロニカ・ハーゲン(va)、オレグ・マイセンベルク(p)、クレメンス・ハーゲン(vc)、ザビーネ・マイヤー(cl)。(1994年録音)
ロマン派の名残を感じさせる習作や、無調の作品が集められたもの。ヴァイオリンのギドン・クレーメル中心の演奏です。無調の作品を聴いてみたかったので、購入しました。ベルクの「室内協奏曲」(クラリネット、ヴァイオリン、ピアノ版)が、特に面白かった。
ヴィルヘルム・ケンプ(p) 主よ、人の望みの喜びよ~ケンプ バッハを弾く
J. S. バッハ:平均律クラヴィーア曲集抜粋、コラール前奏曲、シチリアーノ、オルガン・コラールなど
ヘンデル:メヌエット
グルッグ:バレエ音楽「オルフェオの嘆き」、精霊の踊り
ピアノ:ヴィルヘルム・ケンプ (1975,1980年録音)
ピアニストのケンプが晩年に録音したものです。タワーレコードから発売された2枚組CDで、LP3枚分を収録。バッハ、ヘンデル、グルックの小品を集めたもので、親密な癒やしの世界に誘ってくれます。
本CDのデータ。右側ののジャケット写真にある3枚のLPが2枚のCDに収録されています。
チャイコフスキー:弦楽セレナード、「フィレンツェの思い出」
チャイフスキー:弦楽セレナード、弦楽六重奏曲「フィレンツェの思い出」(弦楽合奏版)
指揮:フィリップ・アントルモン
管弦楽:ウィーン室内管弦楽団 (1990年録音)
4月29日に、角田鋼亮指揮東京フィルのコンサートのアンコール曲、「チャイコフスキーの弦楽セレナードからワルツ」が良かったので、手持ちのその曲が収録されたCDを聴きました。往年の名ピアニスト、フィリップ・アントルモンの指揮です。チャイコフスキーの優雅な美しいメロディに、うっとりとさせられました。
本CDのデータなど。これは、かなり昔に購入したCDです。
(参考)(東京フィル演奏会に関する記事へのリンク)