今年も残り少なくなり、先日、アルバイトで勤務している職場の忘年会が行われました。場所は、上田市内の割烹「うな藤」(うなとう)です。同店は、江戸時代の天保年間から約200年続く老舗で、現在7代目です。
お料理は、お刺身や煮物、お吸い物、焼物、うな重(ミニ)と、どれも美味しく、上田が城下町だったことを想い起こさせる料理屋さんでした。大正時代に建てられた大広間で、話も弾み、楽しい一時を過ごしました。
外観。すぐ近くに、映画館の上田「映劇」があり、上田駅からはゆっくり歩いて10分くらいの場所です。
門
左手の大きな建物に通されました。
大広間
床の間があり、掛け軸なども飾ってあります。
前菜。
一番右は、柿です。真ん中に、柔らかく煮付けた蛸。
乾杯
煮物。里芋やニンジンなど。上品な薄味です。
ゴマ豆腐、外側は、薄いトマト味でした。新しい味も取り入れられているようです。
焼き魚で、サワラだと思います。全くパサパサしない、しっとり感のあるものですごく美味しい。焼き方が上手なのだと思いました。
お吸い物。中に、お魚の切り身が入っていました。
お造り
特に、ハマチが美味しく、よいお刺身でした。
蒸し物。これも下の方にお魚の切り身が隠れていました。
食事のうな重です。
鰻は、愛知県三河一色産のものだそうです。
秘伝のタレが絡んで、とても美味しい。上田でまさか、美味しい鰻が食べれるとは思いもしなかったので、嬉しい。
デザートのプリン。お酒も、信州各地のものが用意されていて、珍しいものもありました。飲み会というよりも、お食事会で、特に女性陣が喜んでいました。もちろん僕もです。
【うな藤】
住所:長野県上田市中央2丁目7-10
電話:0268-22-0160
ホームページ:割烹 うな藤 上田市、割烹 うな藤 - 上田/日本料理 | 食べログ
ごまどうふがトマトスープにひたっているだけで大さわぎしちゃうであろうクリンです🎶
さわらの西京焼きみたいなのだけでご飯おかわりできますね!なのにうなぎ〆とは・・✨
長野県の上田市ですが、真田氏の城下町ではあったものの、県内の他の城下町、松本や飯田に比べて、質実剛健な気風であったのか、贅沢なものや美味しいものは、飲食店を含めて残っていないようです。
そんな中で、唯一の例外に今回当たりました。お魚がふんだんに使われたお料理で、さわらも鰻もかなり美味しかったです。値段も考えているほど高価ではなくて、その点も驚きました。
地方では、こういったお店は限られ、ここへきて、コロナなどで閉店したお店もあります。是非、頑張ってほしいお店でした。
コメントありがとうございます。