安曇野ジャズファンの雑記帳

信州に暮らすジャズファンが、聴いたCDやLPの感想、ジャズ喫茶、登山、旅行などについて綴っています。

信州国際音楽村ニューイヤーコンサート2023 長原幸太with フレンズ(1月3日 上田市)

2023-01-04 19:00:00 | クラシック演奏会

今年も信州国際音楽村(長野県上田市)のニューイヤーコンサートに出かけました。出演は、長原幸太(読響コンサートマスター)withニューイヤーフレンズで、今回で12回目の開催です。

   

(出 演)

長原幸太 (バイオリン、読売日本交響楽団コンサートマスター)
佐久間聡一(バイオリン、元広島交響楽団第一コンサートマスター)
鈴木康浩 (ヴィオラ、読売日本交響楽団ソロ首席ヴィオラ奏者)
猶井祐樹 (ヴィオラ、NHK交響楽団第1ヴァイオリン奏者)
上森祥平 (チェロ、神奈川フィル特別契約首席奏者)
奥泉貴圭 (チェロ、ソリスト)
山崎実  (コントラバス、東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団首席奏者)
佐々木絵里(編曲)

(曲 目)

ベートーヴェン:交響曲第6番 ヘ長調 op.68『田園』      (佐々木絵里 編曲)

〈休憩〉

ヨハン・シュトラウス2世:喜歌劇「こうもり」序曲  op.367   (佐々木絵里 編曲)
ヨーゼフ・シュトラウス:ポルカ「騎手」           (佐々木絵里 編曲)
エドゥアルト・シュトラウス:ポルカ「電話」         (佐々木絵里 編曲)
ヨハン・シュトラウス2世:ポルカ「雷鳴と稲妻」            (佐々木絵里 編曲)
ヨハン・シュトラウス2世:南国のバラ              (内門卓也 編曲)
ヨハン・シュトラウス2世:「美しき青きドナウ」 op.314             (佐々木絵里 編曲) 

(アンコール)

ルロイ・アンダーソン「フィドル・ファドル」

(感 想)

このコンサートは、今年(2023年)で12回目だそうです。長原幸太さんは、恩師の工藤さんが当地の出身で、その縁で始まったのだが、干支を一回りし、僕も41歳になったと述べていました。また、観客が年々増えていることにも触れていましたが、確かに、長野県内中心ですが、認知度が高まっているようです。

ベートーヴェンの交響曲「田園」の弦楽合奏版は、長原幸太さんの美音が素晴らしく、最初から惹きつけられました。また、チェロ二本で低音部を支えていましたが、刻みが凄くて迫力満点、「かっこう」の鳴き声もバイオリン2本でうまく処理されていて、編曲も良く楽しめました。

後半は、シュトラウス一家の作品。ポルカ「騎手」では、上森、楢井さんの二人による着ぐるみパフォーマンスが笑いを誘い、「フィドル・ファドル」も二人の踊りが受けて、新春らしい雰囲気に。管楽器のパートを含め中音域を弾いた、ヴィオラの鈴木さんの演奏も光っていました。

【長原幸太オフィシャルサイト】

長原幸太 オフィシャルサイト (kotanagahara.com)

信州国際音楽村ホールこだま

ホールの前から浅間山方面。寒い日でしたが、青空も見えて、まずまずの天候。

「田園」を演奏しているところ。

コントラバス奏者の山崎実さん。指揮者の藤岡幸夫さんがナビゲーターを務めるテレビ番組「音楽はお好きですか」に、東京シティフィルが出てくると、よく写るので、親近感があります。

右にヴィオラの鈴木康浩さん。

ポルカ「騎手」で、着ぐるみで「うさぎ」と「馬」に扮した、上森さんと楢井さん。

左に上森さん(チェロ)、右に猶井さん(ヴィオラ)。

アンコールに「フィドル・ファドル」の演奏を始めるところ。

笑いをこらえて演奏する、長原幸太コンマス。

上森、猶井さんが踊っていました。



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