先週の木、金と深夜に徘徊して焼鳥屋からスナック、クラブまでいっていました。仕事の延長なのですが、不覚にもあるスナックでは寝込んでしまいました。お酒飲むと肩が凝る方で、それがひどかったので、今日の午後、スーパー銭湯にいきサウナで汗を流し、仕上げはマッサージをしてもらいました。たまには体のお手入れです。お風呂と気候のせいで体も熱くなりました。音楽の方は、クールサウンドが聴けるアルバムです。
GEORGE SHEARING (ジョージ・シアリング)
COOL CANARIES (MGM 1951年~54年録音)
一応、シアリングの名義になっていますが、クール・キャナリーズというタイトルにあるように、3人の歌手のオムニバスです。シアリング・クインテットの伴奏で、ビリー・エクスタイン、テディ・キング、レイ・チャールズ・シンガースが歌っています。
注目されるのはテディ・キングで、キャリアの初期の1952年7月から53年3月までシアリングの専属歌手を勤めており、その間に録音された6曲がここに収録されています。「The Love Nest」、「I Wished on The Moon」、「Love Your Spell is Everywhere」、「Moonlight in Vermont」、「Midnight Belongs to You」、「It's Easy to Remember」です。
セピア・シナトラことビリー・エクスタインは2曲、「Taking a Chnace on Love」と「You're Driving Me Crazy」をセクシーに歌っています。レイ・チャールズ・シンガーズは4曲、「Lullubay of Birdland」、「Nothing New under The Sun」、「Slowly But Surely」、「Adieu」が収録されていて、シアリングサウンドに似合います。
曲により、ピアノやヴァイブのソロが聴けて、そこはかとない清涼感が漂います。歌も清潔感のある「Moonlight in Vermont」やテンポを早くとった「It's Easy to Remember」などテディ・キングのものをはじめいいです。夜も更けてしだいに涼しくなってきました。
ジョージ・シアリングはモダン・ジャズ・ファンにあまり人気がないかもしれません。私は好きな方です。時間があればこちらもどうぞモダン・ジャズやヴォーカルを聴こう ジョージ・シアリング
テディ・キングについてはお書きになっているとおりですね。ういういしい歌唱です。
ジョージ・シアリングの伴奏でいいアルバムが結構ありますね。ペギー・リー、キング・コール、ナンシー・ウィルソンなど、このへんもたまに聴いて喜んでいます。