安曇野ジャズファンの雑記帳

信州に暮らすジャズファンが、聴いたCDやLPの感想、ジャズ喫茶、登山、旅行などについて綴っています。

松本で昼食を兼ねて、今シーズンの登山・ハイキングの打ち合わせ。

2020-04-24 20:10:37 | 登山・ハイキング

松本市内に住む友人と、「天ぷらの幸太郎」で昼食を兼ねて登山・ハイキングの打ち合わせを行いました。松本から日帰りできる山や高原で、緩く歩けそうな場所を挙げてみました。

以下がその候補地です。無理はせずゆっくりと楽しみたいと考えています。

扉峠から茶臼山(美ヶ原)ハイキング
霧ヶ峰散策ハイキング
鹿嶺高原から入笠山方面ハイキング
大弛峠から国師ヶ岳など登山
ロープウェーを使って西穂高岳(独標くらいまで)登山
阿智村清内路から南沢山~横川山
鳩内峠から烏帽子岳

(以前、美ヶ原へ行った際の写真)

美しの塔

北アルプス方面展望。槍ヶ岳が見えます。

この他に、ややきつくなりますが個人的には、
燕岳
大滝山(鍋冠山経由)
へ行きたいと考えています。どちらも自宅から登山口まで車で約40分なので、日帰りで行くつもりです。

【天ぷら屋 幸たろう】

住所:長野県松本市島立645-1
電話:0263-88-5556
ホームページ:幸たろう (食べログのページです)

外観。2016年にオープンしたお店で、松本インターから比較的近いです。僕は初めて入りました。

店内

カウンター

天ぷら定食

海老はありますが、山のものが中心です。カラットあがっていました。

友人の注文は、ご飯ではなく蕎麦で。

蕎麦。盛りが良いです。

天ぷらのネタが表示してありました。「モミジガサ」は珍しいかも。

こちらでは、「ナルコユリ」が珍しいかもしれません。


ペギー・リー「The Uncollected 1948」と松本市「マサムラ」のベビーシューなどの話題

2020-04-23 20:04:37 | ヴォーカル(L~R)

松本市内に出かけたついでに、老舗洋菓子店のマサムラに寄って、頼まれていたお菓子を買いました。その中から、おやつにベビーシュークリーム2個と、その翌日にティーケーキをいただきました。ベビーシューのクリームは、甘さ控えめで後味が爽やかで、抜群に美味しい。抜群なアルバム。

PEGGY LEE (ペギー・リー)
PEGGY LEE  The Uncollected 1948 (HINDSIGHT  1948年録音)

   

ペギー・リー(vo, 1920~2002年)については、1950年代後半に録音された「Black Coffee」、「Dream Street」、「Beauty and the Beat」といった名盤を聴いていたのですが、ペギー・リーの乗りの素晴らしさに驚いたのは、1987年頃国内発売されたこのラジオ放送用のアルバムを聴いてからです。

伴奏は、デイブ・バーバー楽団が8曲、ビリー・メイ楽団が4曲を担当しています。デイブ・バーバー(g)は、ペギー・リーの当時の旦那さんで、ギターソロも弾いています。ペギーは、1941年7月にベニー・グッドマン楽団の歌手になってキャリアを始めていたこともあるのか、大型バンドの伴奏が似合います。

曲はスタンダードです。「Riding high」、「Let There Be Love」、「I've Got A Right to Sing The Blues」、「Oh, What A Beautiful Morning」、「It's A Good Day」、「What is this Thing Called Love」、「Love is Just Around The Corner」、「Deed I Do」、「Do I Love You?」、「Just One of Those Things」、「You」、「I've Got The World On A String」の12曲。それぞれ2分前後~3分の演奏時間です。

まず話題に上りませんが、ペギー・リーのイメージが僕の中で変わったアルバムです。リズムへよく乗り、スイングしているのに加え、ややハスキーな中に甘さを含む声の質が素晴らしい。全てよいですが、ミディアムテンポでサラッと歌い、編曲も印象に残る「Let There Be Love」、アップテンポで飛ばしていく「It's A Good Day」、ラテン系のリズムを使った「Just One of Those Things」などと楽しく聴けます。各曲の演奏時間が短く、曲のエッセンスでまとまっているのも好印象。

【マサムラ】

住所:長野県松本市深志2-5-24 
電話:0263-33-2544 
ホームページ:マサムラ (お店のホームページはないので、食べログのページです。)

   

外観

喫茶のコーナーもありますが、ほとんどの方は持ち帰ります。焼き菓子のコーナー。

ショーケースの中には、ベビーシュークリームなどなど。

2個だけいただきました。

小さめのシュークリームですが、クリームがたっぷり入っています。他に、天守石垣サブレもよく売れるようです。

濃い目の珈琲を淹れました。

「ティーケーキ」が入っている箱です。ティーケーキという名前は、お店で付けてありました。

本当は紅茶がいいのかもしれませんが、職場でコーヒーとともにいただきました。

ケーキのアップ。これも結構美味しかったです。この品物もそうですが、過剰な甘さになっていないのが良い。


塩沢湖とぺイネ美術館、深沢紅子 野の花美術館(軽井沢タリアセン2)

2020-04-22 20:02:16 | お出かけ・その他

軽井沢タリアセンの2回目です。ペイネ美術館を訪れ、塩沢湖畔を歩き、深沢紅子 野の花美術館を見学しました。静かな湖畔をゆっくりと散歩し、美術館とレストランにも寄ることができ、リラックスできました。

橋を渡って、ペイネ美術館へ。

(ペイネ美術館)

入口

受付を入ったところです。

ペイネの絵を使った陶器が販売されていました。

パンフレットの表紙

パンフレットに掲載された作品。代表作でしょうか。

ボートなどもあります。

湖畔を歩いています。

野の花美術館へ

(深沢紅子 野の花美術館)

外観。この建物は、明治44年に建てられた旧軽井沢郵便局だそうです。国登録有形文化財。

美術館は2階です。この立体写真の方が深沢さんでした。軽井沢に夏滞在して、水彩による野の花を多く描いています。

アトリエの様子。

人物画もありました。

こちらは深沢紅子さんの旦那様の作品。

(レストラン  ソネット)

店内。1階はイタリアンのレストランになっています。

座った席から。

1920年代に建築家のフランク・ロイド・ライトがデザインした自動演奏ピアノが置いてあります。

コーヒーと林檎のデザート。

アップ。煮た林檎がたっぷり入っていました。

湖畔を周り、出口へ向かいます。

ほぼ一周してきました。ベンチからは次の写真のような光景が広がります。

「睡鳩荘」(すいきゅうそう)。昭和6年にW.M.ヴォーリズの設計により建てられ、三越社長の朝吹常吉の別荘であったのち、長女でありフランス文学者の朝吹登水子が別荘として使用しました。軽井沢別荘建築史の中でも最上質なものとされているそうです。

ゲートを出たところにある噴水。短時間ながら面白い散策になりました。軽井沢から佐久市を経由して安曇野に向かいました。

【軽井沢タリアセン】

住所:長野県北佐久郡軽井沢町大字長倉217  
電話:0267-46-6161
ホームページ:karuizawataliesin.com


軽井沢高原文庫と塩沢湖などへ(軽井沢タリアセン1) 

2020-04-21 20:05:43 | お出かけ・その他

先日、佐久市へ行く用事があったので、詩人の立原道造の詩碑を見ようと初めて軽井沢高原文庫を訪れました。同文庫は、塩沢湖やぺイネ美術館を運営している軽井沢タリアセン内の施設です。塩沢湖などにも初めて寄りました。

平日の午後遅い時間だったこともあり、タリアセン内の施設には他のお客様は見かけず静かでした。次は、高原文庫で購入した『軽井沢文学散歩』という本を参考に、堀辰雄や北原白秋の詩碑などを観て回りたいと考えています。

【軽井沢高原文庫】

住所:長野県北佐久郡軽井沢町長倉202-3
電話:.0267-45-1175
ホームページ:kogenbunko.jp

高原文庫入口。道を挟んで駐車場があります。

敷地に入って左手にある立原道造の詩碑。1993年の建立で、立原道造自筆の「のちのおもひに」が刻まれています。

高原文庫入口に向かいます。

二階が展示室となっていて、「文学にみる浅間山噴火と千曲川氾濫」という企画展が行われていました。

展示の様子。文学者の写真が飾られ、ケース内には初版本など貴重な本や資料など。

太宰治

立原道造

谷川俊太郎。谷川俊太郎さんの別荘が、北軽井沢(群馬県長野原町)にあるそうです。

「二十億光年の孤独」は、1952年刊行の谷川俊太郎初の詩集。

北杜夫さんも夏は軽井沢の別荘で過ごしていたようです。「どくとるマンボウ航海記」や「楡家の人びと」、「幽霊」などが代表作でしょうか。この写真を観ていたら、北杜夫さんの作品を読み返してみようかと思いました。

敷地内に移築された、堀辰雄の別荘。1985年に移築されたもの。

暖炉があります。

「風立ちぬ」は、1976年に山口百恵主演で映画化されました。そのポスターが飾られています。

宮崎駿監督の「風立ちぬ」(2013年)のポスターも置いてありました。ストーリーに直接の関連はありませんが、堀辰雄の小説からの着想が盛り込まれているようです。

堀辰雄の写真と美しい村。

暖炉の反対側にある部屋。堀辰雄が使用した調度品が置いてあります。

野上弥生子書斎。1996年に移築されたもの。

(購入した「軽井沢文学散歩」(軽井沢観光協会発行))

   

表紙。軽井沢には多くの文学碑があるので、それらを尋ねながら、小説などに取材された地域を散歩していただこうとするのが本書の趣旨。

目次の一部。小浅間山について寺田寅彦が書いていて、僕は2回行ったことがあるので親近感を覚えます。

北原白秋の詩碑があるということなので、是非訪ねてみたい。

白州の詩碑に刻まれているのは、「落葉松」。大正10年11月の「明星」に発表。

(軽井沢タリアセン 塩沢湖)

軽井沢高原文庫から橋を渡り、塩沢湖の方へ。道路沿いにある三角形の噴水が目印で、ここを左折。

ゲートをくぐり水路に沿って歩いています。

塩沢湖から浅間山を遠望。午後の遅い時間ですが、なんとか見えました。

(2)へ続きます。(2)では、ぺイネ美術館、深沢紅子野の花美術館と併設レストランでのティータイム、塩沢湖畔の光景について記します。引き続きご覧いただければ幸いです。


北アルプスは望めませんでしたが、桜咲く光城山で散歩。(長野県安曇野市)

2020-04-20 20:05:35 | 登山・ハイキング

19日(日)朝、曇りの天気で北アルプスは望めそうになかったのですが、光城山へ桜を観に行きました。午前7時10分に駐車場に到着し、1時間ほどかけてゆっくり散歩しました。山頂付近の桜は三分~五分咲きといったところでした。

北回りの道沿いの樹木が新たに伐採され、山全体が明るくなっていました。花や蝶の生育にもよいのではないでしょうか。「さくら池」にも寄って帰宅。シャワーを浴びて朝食を摂った後、お風呂にも入り脚を休めました。

登山道沿いに、麓から山頂まで約2千本の吉野桜が大正時代から植えられました。

朝7時過ぎの駐車場。地元の車がほとんどです。安曇野市の自宅から5分で着きますが、起きたのが遅くて到着が7時過ぎになってしまいました。

登山道入り口。宴会自粛要請の看板が立っていました。

わずかですが、青空が出ていました。

青空を背景に桜を。

前夜にも雨が降ったので、道はややぬかるんでいました。そのため、本日は運動靴ではなく登山靴で歩いています。

下の方は満開か満開に近い感じです。

桜の樹の下を通りながらの散歩は楽しい。

近寄って撮影。

中間地点

ここを上れば、平らになります。

桜並木の地点。

階段を上り、山頂付近へ。

休憩小屋

北アルプス方面を展望。里はともかく、常念岳など北アルプスの山は全く見えません。

山頂に到着。

神社にお参りしました。

神社の裏手を通り、北回りコースへ。

この地点の光景にはびっくり。木を伐採してやや草原状にしてあり、全体が明るくなっていて好印象です。

道の右沿い(東方面)も手が入っていました。

南斜面も伐採され、展望がききます。ウッドチップが敷かれたところを下りています。

気分よく歩いています。

スミレでしょうか

これは桜でしょうか。花桃みたいな感じも。

駐車場が近くなってきました。

駐車場の奥にある「さくら池」に寄ってみます。

さくら池

鯉でしょうか。

回りに桜が植えられています。

朝食。一応散策したので、ロールパン2個、ハム、卵、サラダ、苺を食べました。紅茶を淹れました。