最近、CDの購入は、主にタワーレコード(タワレコ)の通信販売を使っています。長野市ではCDの新譜を置いてあるお店は無くなり、通販が頼りです。もっとも、CDが、この先、作り続けられるかも不明ですが。
「2023年タワーレコード CLASSICAL 年間TOP40」という冊子を入手しました。タワレコのホームページにある内容ですが、一覧で売れ行きの動向がわかり、興味深い。中から気になる2作品を新たに購入しました。
冊子の表紙。
2023年、タワーレコードで最も売れたクラシック輸入盤TOP40。3位までは次のとおり。
1位 イザイ:6つの無伴奏ソナタ。ヒラリー・ハーン(vn)。
2位 ストラヴィンスキー:バレエ「春の祭典」、「火の鳥」。クラウス・マケラ指揮パリ管弦楽団。
3位 ラフマニノフ:ピアノ協奏曲全集。ユジャ・ワン(p)、ドゥダメル指揮ロサンゼルス・フィル。
ヒラリー・ハーン(vn)のイザイのソナタは、ちょっと聴いてみたい。ユジャ・ワン(p)演奏のラフマニノフのピアノ協奏曲全集は、発売と同時に購入し持っていました。
11位から40位です。このうち、14位と19位のCDを新たに購入しました。あとの方で記します。
最も売れたタワーレコード企画盤。古い録音のSACD化など、タワレコは様々取り組んでいて、感心します。
1位 チャイコフスキー:交響曲第4番~第6番。ムラヴィンスキー指揮レニングラード・フィル。SACD。
2位 ブラームス:ヴァイオリン協奏曲他。オイストラフ(vn)、ロストロポーヴィチ(vc)、セル指揮クリーヴランド管弦楽団。SACD。
3位 シャルル・ミュンシュ&パリ管弦楽団録音集。SACD。
3位のミュンシュ指揮パリ管のものが欲しいのですが、現在、迷っています。普通のCDでほとんどの曲目を持っているので、まあいいかと。でも、SACD化で音が良くなっているなら、あってもいいかなと(笑)。
タワー・レコードのバイヤーお勧めのCD。曲目よりも演奏者を前面に出しています。コロナ禍で開催されなかったコンサートも再開されて、若手を含めて、活躍する現代の演奏家に注目が集まっているようです。
(上記冊子に掲載されているCDで、僕が購入したもの)
クララ&ロベルト・シューマン:ピアノ協奏曲。 ベアトリーチェ・ラナ(p)、ネゼ=セガン指揮ヨーロッパ室内管弦楽団。
クララのピアノ協奏曲を聴きたかったので購入したCDですが、ロベルトの方も素晴らしかった。B・ラナ(p)とネゼ=セガン(指揮)は、結構ゆったりなテンポで演奏していて、冒頭に続く部分など最高。
ベアトリーチェ・ラナは、イタリア出身のピアニスト。2024年5月には、ムジークフェライン・フェスティバルで、カネラスキ指揮ウィーン響とモーツァルトのピアノ協奏曲第20番を、ベルリン・フィル定期でネゼ=セガン指揮ベルリン・フィルとクララ・シューマンのピアノ協奏曲を演奏予定。注目すべきピアニスト。
(参考)ベアトリーチェ・ラナ・ホームページ:BEATRICE RANA Pianist (beatriceranapiano.com)
カール・エマヌエル・バッハ(C. P. E. バッハ):ヴュルテンベルク・ソナタ集。キース・ジャレット(p)。
キース・ジャレットが1994年5月に自宅スタジオで録音。未発表であったが、30年の時を経て陽の目をたみたもの。カール・エマヌエル・バッハ(J. S. バッハの息子)の曲は、メロディに甘美なところがあり、なんとなくロマン派寄りかも。キース・ジャレットの演奏は、リズミカルで、聴いていて気持ちが良い。
ラフマニノフ:ピアノ協奏曲全集。ユジャ・ワン(p)、ドゥダメル指揮ロサンゼルス・フィル。
この作品については、発売と同時にCDとレコードを購入しました。ユジャ・ワンのファンでもありますが、ピアノ協奏曲4曲に加えて、「パガニーニの主題による狂詩曲」も入っているので。最近のお気に入り。
(参考)ユジャ・ワン・ホームページ:Yuja Wang | Piano
タワーレコードホームページ「クラシック年間TOP40」のページへのリンク:
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