安曇野ジャズファンの雑記帳

信州に暮らすジャズファンが、聴いたCDやLPの感想、ジャズ喫茶、登山、旅行などについて綴っています。

和食レストラン「夢庵」で「霧島ちゃんこ鍋」を食べました。まずまず美味しい。

2024-01-26 19:30:00 | グルメ

長野市にある和食レストラン「夢庵」の「霧島ちゃんこ鍋」と染め抜いた幟が気になっていたのですが、先日、その霧島ちゃんこ鍋をいただきに行ってきました。

東京両国にある「ちゃんこ霧島」直伝の鍋で、本ずわい蟹など12種類の具材と秘伝の出汁からなるものでした。追加で雑炊もいただきましたが、この冬の時期に相応しい温かな料理でした。

外観

店内。結構広いです。

本日のお目当ては、このお料理です。

うどんセット、雑炊セットが別料金で追加で付けられます。雑炊セットも注文しました。

霧島ちゃんこ鍋に追加の雑炊セット。

鍋の中味です。なかなか豪華に見えます。

お餅、蟹、帆立、鶏肉など。

つみれ

ほぼ煮えました。

取り分けたところ。油揚げやきのこ、白菜など。写っていませんが、「すりごま」もかけていただきました。

豆腐、鶏肉など。

卵も投入して、雑炊を作っているところです。

出来上がり。

ねぎやすりごまをかけていただきました。雑炊セットではなくて、うどんセットでも良いと思いました。

【夢庵 長野ビッグハット前店】

住所:長野県長野市若里稲葉上千田251 
電話:026-225-1261
ホームページ:夢庵|和食レストラン|すかいらーく (skylark.co.jp)


ソニー・クラーク「SONNY'S CRIB」、丸亀製麺の冬限定「鴨ねぎうどん」。

2024-01-25 19:30:00 | ピアノ

最近、寒い日が続くので、温かいうどんでも食べようと、丸亀製麺安曇野店へ。冬限定の「鴨ねぎうどん」を注文。鴨肉とねぎが柔らかくて、美味しくいただきました。柔軟なハーモニーも楽しめる作品。

SONNY CLARK (ソニー・クラーク)
SONNY'S CRIB (BLUE NOTE 1957年録音)   

   

ソニー・クラーク(p, 1931~1963年)については、ブルーノートとタイムレーベルにある、2枚のピアノトリオ盤が好きで、よく聴いてきました。けれども、その2枚は例外で、大型編成で、管楽器奏者のソロが多いアルバムが目立ちます。本作も管楽器奏者が活躍しています。

メンバーは、ソニー・クラーク(p)、ドナルド・バード(tp)、ジョン・コルトレーン(ts)、カーティス・フラー(tb)、ポール・チェンバース(b)、アート・テイラー(ds)。3本の管楽器が加わっていて、特に注目は、ジョン・コルトレーン(ts)のプレイです。

曲目は、次のとおり。
 
1  With a Song in My Heart (Richard Rodgers)
2  Speak Low (Kurt Weill)
3  Come Rain or Come Shine (Harold Arlen)
4  Sonny's Crib (Sonny Clark)
5  News for Lulu (Sonny Clark)
レコードの収録曲を記してあります。スタンダード曲が3曲に、ソニー・クラークのオリジナル2曲です。クラークのオリジナル曲もよく知られているものです。

手放しで賞賛したくなるアルバム。レコードA面の3曲は、管楽器をフィーチャーしたスタンダード曲で、ドナルド・バード(tp)「With a Song in My Heart」、ジョン・コルトレーン( ts)「Speak Low」と胸のすくような快演が聴けます。「Sonny's Crib」について、『この曲を演奏したコルトレーンは、二つのアイデアを2週間後の自己のレコーディング(「BLUE TRAIN」)に巧みに流用したのではないか』と、「ジャズアルバム大全」の中で佐藤達哉さんは記しています。楽器編成や演奏のコンセプトといい、まさに佐藤さんの指摘どおりで、この2作は、兄弟のようです。

(参考)本作から「Sonny's Crib」が聴けます。
 
(参考)ジョン・コルトレーン「BLUE TRAIN」(BLUE NOTE)のジャケット
 
   
 
レコード番号をみると、「SONNY'S CRIB」が1576、「BLUE TRAIN」が1577で、連番です。BLUE TRAIN中の「Locomotion」は、「Sonny's Crib」からの影響がみてとれるようです。当時のジャズミュージシャンのアイデアの取り入れ、工夫などなど、ハードバップ最盛期のジャズシーンが浮かぶようです。
 
 
【丸亀製麺安曇野店】
 
住所:長野県安曇野市豊科南穂高613-9
電話:0263-73-0317

外観
 
   

看板。安曇野インターから近い立地です。
 
 
メニュー。
 
 
カウンターに腰かけました。「丸亀製麺のこだわり」が掲示されています。
 
 
醤油や七味など。
 
 
鴨ねぎうどん。つゆは、甘じょっぱい感じです。
 
 
鴨肉の量は、結構ありました。柔らかいです。
 
 
焼いたネギ。
 
 
レンコンの天ぷらもいただきました。「鴨ねぎうどん」は、寒い時期にぴったりの品物でした。
 

佐藤達哉著「ジャズアルバム大全」(PHPエディターズ・グループ)。楽しく参考になる本です。

2024-01-24 19:30:00 | ジャズ

今年のお正月に購入した、佐藤達哉著「ジャズアルバム大全」(PHPエディターズ・グループ)を、関心のある部分をかなり読んだので、感想を記します。  

   

表紙

(帯裏にある本書の内容紹介)

著者が、自身のブログに掲載した多数のレコードの中から70タイトルを厳選し、一つ一つについて、演奏者の略歴や演奏スタイル、レコーディングの背景、曲の成り立ちやソロフレーズ、使用楽器などの解説と、そのレコードについて、縦横無尽に述べたものです。

(著者の佐藤達哉さんの紹介)

   

佐藤達哉ホームページ:TATSUYA SATO offical web site

佐藤達哉ブログ:佐藤達哉|note (この本の元となったブログです。現在も続行中、読み応えあります。)

(目次の一部)

   

目次は、取り上げたミュージシャン名と、その関連レコード(CD)のタイトルからなります。多くのレコードを取り上げたミュージシャンは次のとおり。これは、著者の関心の順と言ってもよいです。

1位 マイケル・ブレッカー(テナー・サックス) 10枚
2位 ジョー・ヘンダーソン(テナー・サックス)  6枚
3位 スタン・ゲッツ(テナー・サックス)     5枚
4位 デイヴ・リーブマン(テナー・サックス)   4枚
5位 ソニー・ロリンズ(テナー・サックス)    3枚
5位 ウェイン・ショーター(テナー・サックス)  3枚
5位 ローランド・カーク(テナー・サックス)   3枚

著者は、テナー・サックス奏者なので、同じ楽器のものが多く取り上げられています。マイケル・ブレッカーやジョー・ヘンダーソンが多く、現代のテナー・サックス奏者に及ぼしている影響がよくわかります。

(感想など)

テナー・サックス奏者である著者の極私的なアルバム紹介の本です。ジャズの歴史とか、背景となる時代についても触れられることはありますが、重要視されていません。その代わり、一枚一枚の紹介が細部にわたり、ミュージシャンとしての観点が入っています。

ジャズが好きで、いろいろとレコード(CD)を聴いている人向けの本です。紹介されたアルバムを聴いたことがなければ、読んでもつまらないので、聴いたことがなければ、そのアルバムを用意した方がよいです。著者の記述に共感する部分も多く、『ソニー・ロリンズ・アンド・ザ・コンテンポラリー・リーダーズ』の中

で、『いつ聴いてもゾクゾクしてしまうのがバラード、「イン・ザ・チャペル・イン・ザ・ムーンライト」の最初のテーマのサビ後、メロディのアウフタクト部分に出てくるLow B♭のサブトーンです。』と記していて、あそこはそうだよなと相づちを打ちました。

(佐藤達哉さんの著書を読んで聴いてみたアルバム)

   

ソニー・ロリンズ「And The Contemporary Leaders」。上記に記した「In The Chapell In The Moonlight」が聴けます。

   

キース・ジャレット「Somewhere」。

この中の「Tonight」を論じて佐藤さんは、『イントロ無しでキースのカウントに続き曲がスタート、天から舞い降りてくるメロディを恐山のイタコ状態で身体に受け入れ、ピアノフォルテの完璧な演奏者が脱力、鼻歌でプレイしますが、これはジャズというよりもジャンルを超えた純粋音楽の領域に達しています。』と記しています。面白いので、抜き書きしました。


2023年タワーレコードクラシック売り上げTOP40、中から2作品(CD)を新たに購入。

2024-01-23 19:30:00 | クラシック

最近、CDの購入は、主にタワーレコード(タワレコ)の通信販売を使っています。長野市ではCDの新譜を置いてあるお店は無くなり、通販が頼りです。もっとも、CDが、この先、作り続けられるかも不明ですが。

「2023年タワーレコード CLASSICAL 年間TOP40」という冊子を入手しました。タワレコのホームページにある内容ですが、一覧で売れ行きの動向がわかり、興味深い。中から気になる2作品を新たに購入しました。

   

冊子の表紙。

   

2023年、タワーレコードで最も売れたクラシック輸入盤TOP40。3位までは次のとおり。

1位 イザイ:6つの無伴奏ソナタ。ヒラリー・ハーン(vn)。
2位 ストラヴィンスキー:バレエ「春の祭典」、「火の鳥」。クラウス・マケラ指揮パリ管弦楽団。
3位 ラフマニノフ:ピアノ協奏曲全集。ユジャ・ワン(p)、ドゥダメル指揮ロサンゼルス・フィル。

ヒラリー・ハーン(vn)のイザイのソナタは、ちょっと聴いてみたい。ユジャ・ワン(p)演奏のラフマニノフのピアノ協奏曲全集は、発売と同時に購入し持っていました。

   

11位から40位です。このうち、14位と19位のCDを新たに購入しました。あとの方で記します。

   

最も売れたタワーレコード企画盤。古い録音のSACD化など、タワレコは様々取り組んでいて、感心します。

1位 チャイコフスキー:交響曲第4番~第6番。ムラヴィンスキー指揮レニングラード・フィル。SACD。
2位 ブラームス:ヴァイオリン協奏曲他。オイストラフ(vn)、ロストロポーヴィチ(vc)、セル指揮クリーヴランド管弦楽団。SACD。
3位 シャルル・ミュンシュ&パリ管弦楽団録音集。SACD。

3位のミュンシュ指揮パリ管のものが欲しいのですが、現在、迷っています。普通のCDでほとんどの曲目を持っているので、まあいいかと。でも、SACD化で音が良くなっているなら、あってもいいかなと(笑)。

   

タワー・レコードのバイヤーお勧めのCD。曲目よりも演奏者を前面に出しています。コロナ禍で開催されなかったコンサートも再開されて、若手を含めて、活躍する現代の演奏家に注目が集まっているようです。  

(上記冊子に掲載されているCDで、僕が購入したもの

   

クララ&ロベルト・シューマン:ピアノ協奏曲。 ベアトリーチェ・ラナ(p)、ネゼ=セガン指揮ヨーロッパ室内管弦楽団。

クララのピアノ協奏曲を聴きたかったので購入したCDですが、ロベルトの方も素晴らしかった。B・ラナ(p)とネゼ=セガン(指揮)は、結構ゆったりなテンポで演奏していて、冒頭に続く部分など最高。

ベアトリーチェ・ラナは、イタリア出身のピアニスト。2024年5月には、ムジークフェライン・フェスティバルで、カネラスキ指揮ウィーン響とモーツァルトのピアノ協奏曲第20番を、ベルリン・フィル定期でネゼ=セガン指揮ベルリン・フィルとクララ・シューマンのピアノ協奏曲を演奏予定。注目すべきピアニスト。

(参考)ベアトリーチェ・ラナ・ホームページ:BEATRICE RANA Pianist (beatriceranapiano.com)

   
カール・エマヌエル・バッハ(C. P. E. バッハ):ヴュルテンベルク・ソナタ集。キース・ジャレット(p)。

キース・ジャレットが1994年5月に自宅スタジオで録音。未発表であったが、30年の時を経て陽の目をたみたもの。カール・エマヌエル・バッハ(J. S. バッハの息子)の曲は、メロディに甘美なところがあり、なんとなくロマン派寄りかも。キース・ジャレットの演奏は、リズミカルで、聴いていて気持ちが良い。

   

ラフマニノフ:ピアノ協奏曲全集。ユジャ・ワン(p)、ドゥダメル指揮ロサンゼルス・フィル。

この作品については、発売と同時にCDとレコードを購入しました。ユジャ・ワンのファンでもありますが、ピアノ協奏曲4曲に加えて、「パガニーニの主題による狂詩曲」も入っているので。最近のお気に入り。

(参考)ユジャ・ワン・ホームページ:Yuja Wang | Piano

 

タワーレコードホームページ「クラシック年間TOP40」のページへのリンク:

「クラシック年間TOP40小冊子」プレゼント! - TOWER RECORDS ONLINE


食事券が当たったので、安曇野市穂高有明のレストラン「green bell」で、カレーコースのランチ。

2024-01-22 19:30:00 | グルメ

松本市民タイムスのグルメスタンプラリーに応募しておいたところ、安曇野市穂高の「green bell」の500円分お食事券が当たりました。早速、grren bellに出かけて、ランチに使わさせてもらいました。

今回は、カレーが食べたかったので、カレーのコースを注文。カレーは、普通のものと辛口の二種類にしてみました。落ち着いた部屋で、前菜のキッシュ、スープ、デザートも含めて、美味しくいただきました。

いただいた食事券。

(応募した、松本市民タイムス グルメスタンプラリー) 



グリーンベルでは、500円券を4人分用意したそうです。僕が初めて使ったお客様とのこと。

(以下、当日の様子です。)



玄関。前日、雪が降り、若干植え込みなどに雪が残っていました。



座った席から外の光景。



店内。2組のお客様が帰ったあとです。



メニュー。Aコースにしました。



カレーの他に、ズリショワーズ、ハヤシライスも頼めます。辛さに、普通のものと、辛口があり、その2種類をもらうことにしました。



前菜は、ローヌ風キッシュ。ベーコン、玉葱ソテー、チーズのキッシュの定番 ローヌ風だそうです。



固めのピザという感じもあり、食感も良いです。



サラダ。葉野菜ですが、種類がいくつか入っていて目にも楽しい。



スープ。松本一本葱のクリームスープ。甘みのある松本一本葱で仕立てたクリームスープだそうです。温かくて良かった。



ごはん。付け合わせの野菜など。普通盛りです。



野菜の素揚げが添えられていて、ちょっと札幌のスープカレーを想い出しました。茄子やサツマイモは、それだけで、いただいても良いくらいの品物でした。



鶏肉のカチャトーラ。



薄くスライスしたアーモンドも添えられています。



フォンドボーとブイヨンで煮込んだ本格欧風カレーだそうです。



左側が辛口。



カレーのルウをかけたところ。量も多いので、どんどん投入していただきました。



デザート



季節のフルーツ



生クリームのかかったハニーカステラにベリーソースとピーナッツダイスをトッピングした品物。



シャーベット。アイスクリームに近い食感でした。



珈琲



コースの内容は、毎月かわるので、また来たいと思いながらお店をあとにしました。

【green bell(グリーンベル)】

住所:長野県安曇野市穂高有明3613-14
電話:0263-88-8761
ホームページ:欧風料理とホテルカレー greenbell (グリーンベル) - 有明/ビストロ | 食べログ