安曇野ジャズファンの雑記帳

信州に暮らすジャズファンが、聴いたCDやLPの感想、ジャズ喫茶、登山、旅行などについて綴っています。

松川村のイタリアンレストラン「トラットリア鈴音」で、ランチコースBの昼食。

2024-02-24 19:30:00 | グルメ

昨日、松川村の休業したジャズ喫茶「M-Gate」の試聴会に参加しましたが、その前に、すずむし荘のレストラン「トラットリア鈴音」でランチをいただきました。2023年9月から新しいシェフが就任しています。

ランチだけの営業で、ランチの種類もAコース、Bコースだけです。種類は少ないものの、充実した内容で、内容が良い割りにリーズナブルです。サワラのトマトソースパスタや福味鶏のソテーが美味しかった。

レストラン外観。

レストランの入口。入って右手がレストランです。

こちらは、日帰り温泉施設。広々とした露天風呂があります。

メニュー。AコースとBコースがあって、Bコースは、Aコースにメインのお料理をプラスしたものです。パスタは4種類から選べます。

店内。奧の方から、入口に向けて撮影。

暖炉が温かそうでした。

サラダ

野菜の種類が多く色鮮やかでした。左下のものは、アボガドです。

パン。多分、ホカッチャだと思います。

サワラのトマトパスタ。

アップ。パスタは細めで、薄いトマト味が、サワラにあっていました。

メインは一種類だけで、本日は、信州福味鶏のソテー柚子風味です。

鶏肉が柔らかくソテーされていて、ジューシーさもあって良かった。ダイコンの煮物が添えてあってびっくり。お肉といい取り合わせでした。

アップ。

結構早くお料理が出てきます。合間に、この本をちょこっとですが、読んでました。

ドルチェ(デザート)、珈琲。

チーズケーキです。パイナップルが添えてあります。

珈琲。紅茶やジュースも選べます。

お客様が二組帰ったあとを撮影。コースの内容は変わるようなので、また寄っても言いお店でした。松川村には、スペイン料理のお店や、よい寿司店があり、こちらのお店も含めて、飲食店が充実しています。

【トラットリア鈴音(Trattoria SUZUNE)】

住所:長野県北安曇郡松川村3363-1082
電話:0261-62-0223(レストラン直通)
ホームページ:レストラン | すずむし荘 (suzumushisou.jp)


沼尻竜典指揮 NHK交響楽団松本公演【ドヴォルザーク:チェロ協奏曲(カミーユ・トマ(vc))、シューマン:交響曲第1番「春」】

2024-02-23 19:30:00 | クラシック演奏会

沼尻竜典指揮NHK交響楽団の松本公演が、2月22日(木)にキッセイ文化ホールで開催されたので、聴いてきました。

   

チラシ表

(出 演)

指揮:沼尻竜典
チェロ:カミーユ・トマ
管弦楽:NHK交響楽団 (コンサートマスター:郷古 康)

沼尻竜典さんは、1990年、ブザンソン国際指揮者コンクールで第1位、以来、ヨーロッパや日本で活躍。ドイツのリューベック歌劇場音楽総監督、びわ湖ホール芸術監督などを歴任、現在、神奈川フィル音楽監督などを務めています。カミーユ・トマさんは、1988年パリ生まれ、ハンス・アイスラーやフランツ・リスト音楽大学で学ぶ。ドイツ・カンマーフィル、ローマ聖チェチーリア国立アカデミー管などと共演。ドイツ・グラモフォンからCDを出しています。詳しくは、下記プロフィールをご覧ください。

(曲 目)

ドヴォルザーク / スラヴ舞曲 第1番 ハ長調 作品46-1
ドヴォルザーク / チェロ協奏曲 ロ短調 作品104

〈休憩〉

シューマン / 交響曲 第1番 変ロ短調 作品38
 第1楽章  アンダンテ・ウン・ポーコ・マエストーソ ー アレグロ・モルト・ヴィヴァーチェ 
 第2楽章  ラルゲット
 第3楽章  スケルツォ・モルト・ヴィヴァーチェ
 第4楽章  終曲:アレグロ・アニマート・エ・グラチオーソ

ドヴォルザーク / スラヴ舞曲第10番  (オーケストラ・アンコール曲)

(感 想)

アンコール曲の「スラブ舞曲第10番」に感激。哀愁が漂うメロディを、第1ヴァイオリンを中心とした弦楽器セクションの部厚い響きで聴くことができ、さすがにN響だと感嘆。沼尻さんの指揮は、起伏のあるうねるような曲想が良く表現されていました。

シューマンの交響曲第1番「春」は、特に、第3楽章のレソと始まる主題が格好よくて、大好きな曲です。沼尻さんは、テンポ若干早めな気がしましたが、手堅い指揮で好感が持て、N響の独奏陣も破たんがなく、よい演奏で嬉しかった。

ドヴォルザークのチェロ協奏曲では、独奏のカミーユ・トマさんの音があまり届いてこず、聴こえる部分も節回しに迫力がなくて、残念でした。カミーユ・トマさんは、繊細で室内楽向きなのかもしれません。

(演奏者のプロフィール)

   

   

(あらかじめ聴いたCD)

   

ドヴォルザーク:チェロ協奏曲。ロストロポーヴィチ(チェロ)、カラヤン指揮ベルリン・フィル。(1968年録音)。よく知られている録音です。

   

シューマン:交響曲第1番「春」、ファビオ・ルイージ指揮ウィーン交響楽団。(2006年録音)。現在、NHK交響楽団の主席指揮者である、ルイージの演奏で聴いてみました。


フィ二アス・ニューボーン「The Great Jazz Piano of Phineas Newborn Jr.」、今年初めて上田市のジャズ喫茶「A 列車」へ。

2024-02-22 19:30:00 | ピアノ・トリオ

先日、今年初めて、上田市のジャズ喫茶「A列車」に寄りました。新しく購入したCDの話などで、マスターと盛り上がりました。A列車では、最近の録音を聴いたので、帰宅後には、古い録音を楽しみました。

PHINEAS NEWBORN JR. (フィ二アス・ニューボーン)
THE GREAT JAZZ PIANO OF PHINEAS NEWBORN JR.(Contemporary 1961、1962年録音)

   

フィニアス・ニューボーン・ジュニア(p, 1931~1989年)は、驚異的なテクニックを持ち、多くのピアニストに影響を与えてもいます。しかし、1960年代半ばでシーンから姿を消し、断続的な活動はあったものの次第に忘れられた存在になってしまいました。残されたアルバムは傑作が多く、これもその一枚。

メンバーは、フィニアス・ニューボーン(p)、リロイ・ヴィネガー又はサム・ジョーンズ(b)、ミルト・ターナー又はルイ・ヘイズ(ds)。2回のセッションが録音されており、リズム陣が異なっています。

曲目は次のとおり。

1  Celia (Bud Powell)
2  This Here (Bobby Timmons)
3  Domingo (Benny Golson)
4  Prelude To A Kiss (Irving Dordon, Irving Mills, Duke Ellington)
5  Well, You Neednt (Thelonious Monk)
6  Theme For Basie (Phineas Newborn Jr.)
7  New Blues (Phineas Newborn Jr.)
8  Way Out West (Sonny Rollins)
9  Four (Miles Davis)
曲は、フィニアス・ニューボーンの自作が2曲、ジャズオリジナル曲が6曲、スタンダード「Prelude To A Kiss」で、全9曲。コンテンポラリーレーベルの古いレコードで聴いています。
 
フィニアス・ニューボーンの傑作アルバムです。正確な打鍵によるクリヤーなピアノサウンド、両手のユニゾンによるソロなど最高レベルのテクニックが披露され、リズムへの乗りがよく、装飾などもアイデアが豊かで、聴いているうちに、すっきりとした気分になりました。バド・パウエル作「Celia」、ボビー・ティモンズ作「This Here」とお馴染みの曲も活きが良くて華麗です。「Way Out West」や「Four」は、ロリンズやマイルスの演奏を思い浮かべて聴くと、一層楽しい。リズム陣も健闘しています。
 
   

持っているレコードのラベル。

(参考)本作から「This Here」が聴けます。

 

【ジャズ喫茶 A列車】

住所:長野県上田市中央3丁目9-1
電話:080-2680-0011
ホームページ:ジャズ喫茶A列車 | 上田市 | TOP (a-train-jazz.com)


A列車が入っているビルの入口
 
   
 
A列車の入口
 

お店に少し入ったところから全体を撮影。


カウンター
 

手拭いを展示しています。3月はお雛様。
 
(以下、かかったCD)

一枚のCDから1~2曲を選択してかけてくれました。
 

マッズ・ヴィンディング「Daddio Don」(stunt 2009年発売)。ピアノがロジャー・ケラウェイです。スタンダード曲中心に収録。
 

Trio X of Sweden「Traumerei 」(Prophone 2015年発売)。クラシックの名曲集です。寺島靖国プレゼンツJazz Bar 2023に「トロイメライ(Traumerei)」入っていて、面白かったので購入したCDだそうです。
 

土岐英史「Black Eyes」(Days of Delight 2018年発売)。土岐英史(as)、市川ひかり(tp)、片倉真由子(p)、佐藤'ハチ'恭彦(b)、奥平真吾(ds)。このアルバムは良かった。
 

Ryan Daunt「Essence」(Ryan Daunt 2021年発売)。オーストラリアのドラマーです。ピアノトリオによる演奏。配信では聴けますが、CDは珍しい。マスターは、Ryan Daunt本人から購入したそうです。

松本市寿竹渕のそば処「二代目 竹渕」で、ざるそばと天ぷらのランチ。そばが美味しかったので、また寄りたい。

2024-02-21 19:30:00 | グルメ

若い頃、仕事でよく走り回っていた松本市の寿地区にあるそば処「二代目 竹渕」にランチで寄りました。付近の道路は、昔とさほど変わりませんが、町並みは随分と替わっていて、こちらの蕎麦屋さんも初めてです。

ざるそばと天ぷら盛り合わせの小を注文。蕎麦は、乗鞍の在来種を使っている二八のようですが、鮮やかな色で、もちもち感や甘味が感じられる、しまったそばで、美味しい。つゆも優しい味わいで、また寄りたい。

 

北の方角からくると、この看板が目にとまります。お店は、竹渕の信号の横にあります。

外観。車は10台ほど駐車可能のようでした。大阪、名古屋、浜松など県外ナンバーの車が停まっていました。

入口

店内。カウンター席もあります。

座った席の目の前に掲示してあったメニュー。

セットメニューは、デザート、おやき、おにぎりから選べます。デザートにしました。

麦茶をもってきてくれました。

ざるそばと盛り合わせの小です。

そば。細めに切ってあるのも好みです。

そばのアップ。新鮮さがありました。

薬味とつゆ。つゆは薬味を乗せてある手前の器と、後方のつゆ入れ(そば猪口)に、それぞれ入っています。量は多くありませんが、普通盛りだと、余りました。余ったのは、そば湯にまぜていただきました。

天ぷら。野菜5種は、ナス、ピーマン、カボチャ、サツマイモ、しいたけ。特にサツマイモが美味でした。

とり天。蕎麦屋さんでとり天を出すところは、珍しい気がします。

漬物

デザート。イチゴを添えたワッフルみたいでした。モカベースのクリームが多かった。

セットでは、デザート、おやき、おにぎりから選べるので、次回はおやきを食べてみたい。

そば湯

あまり濃くなくて、僕の好きなタイプのそば湯です。残ったつゆを入れていただきました。

南から来ると、この看板が目に留まります。

【二代目 竹渕】

住所:長野県松本市寿北7-1-10
電話:0263-86-6231
ホームページ:二代目竹渕 - 平田/そば | 食べログ (tabelog.com)


絶景が楽しめた白馬五竜遠見尾根から天狗岳登山(2)【復路、小遠見山のアヒル、ヨゴリーノのジェラート】

2024-02-20 19:30:00 | 登山・ハイキング

天狗岳登山の2回目です。今回は、天狗岳での昼食、下山(復路)、小遠見山で出会ったユーモラスなアヒル、エスカルプラザのヨゴリーノでいただいたジェラートなどについて記します。

小遠見山から天狗岳への登山道(夏道)はなく、冬季限定登山です。悪天候で見通しがきかない場合などは、危険なので、僕一人では行きません。3回目の天狗岳登山ですが、今回もSさんにお世話になり、感謝。

【行 程】

テレキャビンとおみ駅 8:30 → アルプス第1リフト終点(登山開始) 9:10 → 中間点 10:07 → 小遠見山山頂 10:40ー53 (休憩)→ 天狗岳山頂 11:35ー12:14 (昼食休憩)

天狗岳山頂 12:15 → 小遠見山山頂 13:08ー14(休憩) → 中間点 13:32  → アルプス第1リフト終点 14:32

(参考)

白馬五竜スキー場ホームページ:エイブル白馬五竜 - 白馬のスノーボード&スキー場 (hakubaescal.com)

(エイブル白馬五竜エスカルプラザ)
住所:長野県北安曇郡白馬村神城22184-10 電話:0261-75-2101

(天狗岳山頂から)

天狗岳山頂から続く南の尾根。今年は雪が少なく、雪庇がほとんどできていません。まだ少し先まで行けそうです。

天狗岳山頂から北西方向。一番手前に見えている山が小遠見山です。右側から登ってきて左側へ下り、さらに天狗岳へ登っています。小遠見山の後方は、八方尾根で、最も高いところの奥に唐松岳があるはずです。

(昼 食)

カップヌードル。カレー味で美味しいですが、ちょっと味が濃すぎるかも。

Sさんからいただいた団子。団子持って登山は珍しいかも(笑)。

京都イノダコーヒーのドリップパック。前日、安曇野市内の西友で購入。なかなか良い味で、気に入りました。

snow peakのカップで珈琲を飲んでいます。湯が冷めにくく、よい製品です。

Sさんがスコップを持ってきていて、ベンチを作ってくれ、そこに腰かけてランチタイム楽しんでいます。

(天狗岳~小遠見山)

昼食のあと、下山開始。

ぐっと下りてから、小遠見山の登り返しにかかります。

ルート上には、三つのピークがあります。最後が小遠見山。

Sさんは、すいすいと登っています。僕は、疲労困憊にならないように歩幅を狭くして、歩いています。

小遠見山へ、最後の上りです。

小遠見山へ到着。

お約束の構図で写真撮影。右に五竜岳、左に鹿島槍ヶ岳。真ん中に中遠見から五竜に通じる遠見尾根。この時期は、小遠見山か、中遠見までの登山者が多く、五竜本体にはエキスパートしか行かないと思われます。

(小遠見山にアヒル出現)

笑っちゃいました。多分ですが、アヒルが6匹。雪で作ってあります。型抜きで、作ったのでしょう。

こちらにもアヒルが6匹。地面を歩いているかのようです。

(小遠見山~テレキャビンアルプス平駅)

小遠見山から下山しています。例年なら進行右手に、大きな雪庇ができているのですが、今年は雪が少なく、ほとんどできていません。

左手の雄大な景色を楽しみながら歩いています。

ここからは、気を引き締めて慎重に進みます。この先は、雪が柔らかく、ステップもないので、クライムダウンの姿勢でかなり下の方にある踏み跡まで下りました。なんとか大丈夫でしたが、時間がかかりました。

難所を通過して、ホッとして歩いています。夏道ならなんともないところですが、冬は違います。次回くるなら、アイゼンも携帯した方がいいかもしれないと思いました。

一気に下りてきて、登山口に到着。

第1ペアリフトの終点です。ここからは、スキー場の中を下りて行きます。

スキー場の端を歩いて、テレキャビンアルプス平駅に到着。スキー場を横切るところもあり、スノーボーダー、スキーヤーと衝突しないように、気をつけました。

テレキャビンに乗り込みました。

(エスカルプラザのヨゴリーノで珈琲タイム、ジェラート)

車に戻り、登山用具をしまってから、何か甘いものでもと、エスカルプラザへ。僕とSさんは、別々の車で来ていて、甘いものを食べないSさんは、早めに自宅へ向けて出発しました。

二階には食堂などがあります。

一画に、ヨゴリーノ白馬五竜店があります。ヨゴリーノは、イタリア国内350店舗、世界35カ国で展開するお店で日本にも店舗がいくつもありますが、中部地方ではこちらのお店だけです。

ヨゴリーノホームページ:「ヨゴリーノ」は、イタリアで人気No.1、低脂肪・低カロリーのヘルシーなヨーグルトジェラートです。 -ホーム- (yogorino.co.jp)

メニューも豊富で目移りしますが、チョコレート味のジェラートとアイスコーヒーを注文。

ジェラートは、12種類あるそうです。

アイスコーヒーとジェラート。ちょうど片隅のテーブルが空いていて、寛げました。

このジェラートは、かなり美味しかった。次回は、ヨゴリーノパフェを食べたいと思いながら、帰途につきました。