群響の来シーズン(2024-2025)の定期演奏会のプログラムが発表になり、定期会員を継続することにしました。僕が聴きたいフランスやイタリアの作曲家の作品が全く入っていなくて、その点は、すごく残念です。
10公演のうち常任の飯森範親さんが3公演を指揮し、その他、原田慶太楼、太田弦、外国人指揮者5人が各1回づつ登場します。ベテラン日本人指揮者が中心だった今シーズンまでとは、異なった路線になりました。
群響シーズンプログラム表紙
(2024-2025シーズン定期演奏会一覧、楽しみな曲目)
5月公演のファリャ「恋は魔術師」、7月のコルンゴルト「ヴァイオリン協奏曲」、11月のブラームス「ヴァイオリンとチェロのための二重協奏曲」が楽しみです。
(GTシンフォニック・コンサート)
定期公演の他に、よりポピュラリティのある曲を取り上げる「GTシンフォニック・コンサート」が年6回開催されます。9月のミュージカルからの音楽を取り上げる「BROADWAY SHOW」は、是非聴きたい。
【群馬交響楽団ホームページ】
【最近聴いているクラシックのCD】
ヴェルディ:弦楽四重奏曲 ホ短調 アマデウス弦楽四重奏団(1977年録音)
ヴェルディの弦楽四重奏曲を聴きたくて購入したCDです。緻密で叙情豊かな曲ですが、第2楽章では、空間を大きくとり、和音の響きと合わせて、新鮮です。改めて、ヴェルディの作曲能力の高さに驚きました。
他に、チャイコフスキー、ドヴォルザークの名曲も楽しめます。
カール・フィリップ・エマヌエル・バッハ:ヴュルテンベルク・ソナタ集 キース・ジャレット(1994年録音)。
静かな夜に聴いています。結構メロディアスで、楽しめます。ジャレットの演奏も、リズミカルで音楽が良く流れているようで、好ましい。
ザ・フレンチ・シンフォニック・レコーディングス(フランス管弦楽曲集)
アルミン・ジョルダン(指揮) スイス・ロマンド管、バーゼル交響楽団、モンテカルロ・フィルなど。(1977~1994年録音)
スイスの指揮者、アルミン・ジョルダン(1932~2006年)が残した演奏をCD13枚にまとめたもの。ドビュッシーやラヴェルに加え、フランク、ショーソン、デュカス、シャブリエ、フォーレなどの管弦楽曲を収録。順次聴いていますが、ショーソンの「交響曲」は、なかなか佳い曲で、演奏も素晴らしい。
バルトーク:協奏曲集
ピエール・ブーレーズ(指揮) ロンドン響、ベルリン・フィル(2004年、2008年録音)。
この2月の群響定期公演で、「2台のピアノ、打楽器と管弦楽のための協奏曲」が演奏されるので、購入したCDです。その曲も面白いのですが、バシュメット(va)がソロをとる「ヴィオラと管弦楽のための協奏曲」なども、バルトークにしては聴きやすくて良かった。