安曇野ジャズファンの雑記帳

信州に暮らすジャズファンが、聴いたCDやLPの感想、ジャズ喫茶、登山、旅行などについて綴っています。

ベニー・ゴルソン「REUNION」、高崎駅ビル「プロント」で珈琲タイム。

2024-09-29 19:30:00 | テナー・サックス

久しぶりに高崎駅ビルにある「PRONT」(プロント)に寄りました。「オレンジショコラトルテ」が美味しく、チョコレートが懐かしい味に感じられました。再会(Reunion)というタイトルのレコード。

BENNY GOLSON (ベニー・ゴルソン)
REUNION (RIVERSIDE → JAZZLAND 1957年録音)

   

作編曲家、テナーサックス奏者のベニー・ゴルソン(ts,  1929.1.25~2024.9.21)が95歳でお亡くなりになりました。ご冥福を祈ります。類い希なメロディメイカーで、演奏面も含めて、ジャズの歴史に大きな足跡を残した偉大なミュージシャンだったと、彼を偲び上記のアルバムを聴いてみました。

メンバーは、ケニー・ドーハム(tp)、J. J. ジョンソン(tb)、ベニー・ゴルソン(ts)、ウィントン・ケリー(p)、ポール・チェンバース(b)、マックス・ローチ(ds)。聴いたアルバムは、「Renion」(JAZZLAND再発)ですが、オリジナルは、Riversideレーベルの「The Modern Touch」です。

(英文表記)Kenny Dorham(tp)、J. J. Johnson(tb)、Benny Golson(ts)、Wynton Kelly(p)、Paul Chambers(b)、Max Roach(ds)。

曲目は、次のとおり。

1  Out of the Past (Benny Golson)
2  Reunion (Gigi Gryce)
3  Venetian Breeze (Benny Golson)
4  Hymn to the Orient (Gigi Gryce)
5  Namely You (Gene DePaul,  Johnny Mercer)
6  Blues on Down (Benny Golson)
ベニー・ゴルソンの自作が3曲、ジジ・グライスの曲が2曲、スタンダード曲「Namely You」の6曲。ゴルソンの3曲の中では、「Out of the Past」が知られている。

ベニー・ゴルソン(ts)は、活動期間が長く、多くの名曲、名演を残してくれました。数年前に彼が山岡未樹と一緒に出演したライブを聴いたことがあり(その記事)ますが、ヒット曲を多くやってくれた、そのステージを想い出しています。本作は、ゴルソンがディジー・ガレスピー楽団に在団していたときのもので、2枚目のリーダー作です。ハーモニーの豊かさが聴け、名曲「Out of The Past」が収録されていて、メロディメイカーぶりも聴くことができます。バラード「Namely You」における彼のテナーソロも楽しめるハードバップの佳品。

(参考)本作から「Out of the Past」(元のRiverside盤からのもの)が聴けます。

アウト・オブ・ザ・パスト、ベニー・ゴルソン (youtube.com)

(安曇野市宅で聴いているところ)

飾ってあるレコードは、何れもベニー・ゴルソンのリーダー作で、右から「The ModernTouch」(Riverside 日本盤)、本作「Reunion」(JAZZLAND オリジナル盤)、「Turning Point」(Mercury 再発盤)。「The Modern Touch」の日本盤より、本作のJAZZLAND盤の方が、クリアーに聞こえます。

 

【プロント 高崎モントレー店】

住所:群馬県高崎市八島町222 高崎モントレー コンコース
電話:027-386-9505
ホームページ:プロント 高崎モントレー店 (PRONTO) - 高崎(JR)/カフェ | 食べログ (tabelog.com)
       PRONTO(プロント)

店内の様子。腰かけたのは、カウンター席で電源をとることができる席です。

注文は、ブレンドコーヒーとショコラトルテ。

オレンジショコラトルテ。『濃厚なチョコレートとオレンジを組み合わせたケーキ』でそうです。

取り分けたところ。チョコレート一色という感じのケーキです。

シンプルですが、まずまず美味しいプロントの珈琲。

雑誌などが飾ってあります。『絶景ドライブ」というムックで、どちらかへドライブに出かけたくなりました。



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3 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (6x6)
2024-09-30 05:58:18
フロント3管のゴルソンハーモニー。
みんな大好きですよね。
小難しいジャズが好きな輩の身体を無意識にスイングさせる魔力。調べたら、つい最近亡くなっているのですね。合唱。
今日はジャズ・メッセンジャーズでも聴くことにします。
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Unknown (6x6)
2024-09-30 05:59:20
(訂正)
合唱→合掌
いくら何でも失礼しました。
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Unknown (azumino)
2024-09-30 20:26:27
6x6さん こんばんは

ベニー・ゴルソンですが、お話のように、彼の作るハーモニーは、美しいですね。もちろん、全体にスイングしていますし。彼のジャズへの貢献は計り知れないものがあると思います。

リー・モーガンの演奏で「I Remember Clifford」、ウィントン・ケリーの演奏で「Whisper Not」、そして、カーティス・フラーとゴルソンで「Five Spot After Dark」などと、昨日は聴き惚れていました。あまり言われませんが、ベニー・ゴルソンは、間違いなくジャズ・ジャイアントだと思っています。

コメントありがとうございます。
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