安曇野ジャズファンの雑記帳

信州に暮らすジャズファンが、聴いたCDやLPの感想、ジャズ喫茶、登山、旅行などについて綴っています。

J. R. モンテローズ「WELCOME BACK, J. R.」、白馬村「スノーピークランドステーション」内のスターバックスで軽食。

2024-02-04 19:30:00 | テナー・サックス

昨日、白馬岩岳でスノーシューを楽しんだあと、「Snow Peak」にランチで寄りました。レストランは予約で一杯だったので、スタバでピザトーストをいただきましたが、なかなか美味しかった。ピーク時と変わらぬ演奏を。

J. R. MONTEROSE (J. R. モンテローズ)
WELCOME BACK. J. R.! (PROGRESSIVE 1979年録音)

   

J. R. モンテローズ(ts,  1927~1993年)については、チャールズ・ミンがスとの共演やブルーノートやJAROレーベルに有名作があります。ところが、1960年代や70年代前半をヨーロッパで過ごし情報も伝わらなかったので、幻のテナー奏者になっていました。本作は、米国にカムバックして、1979年に録音したもの。

メンバーは、J. R. モンテローズ(ts)、ホッド・オブライエン(p)、テディ・コティック(b)、ジミー・ウォームワース(ds)。本録音は、日本のテイチクレコードと米国プログレッシヴレコードの共同制作。日本側の関心が高かったのだと思われます。

曲目は次のとおり。

1  Lush Life (Billy Strayhorn)
2  Giant Steps (John Coltrane)
3  My Old Flame (San Coslow)
4  Luan (J. R. Moterose)
5  Evely'ns Delight (J. R. Moterose)
6  Marty's Place (J. R. Moterose)
前半3曲までは、よく知られたジャズオリジナルとスタンダード曲です。後半の3曲は、J. R. モンテローズの自作です。コルトレーンの「Gaiant Steps」にも関心がいきます。

J. R. モンテローズの独特のスタッカートを交えた硬派な演奏に惹きつけらるアルバム。1979年という時点ですが、ソニー・ロリンズをベースにコルトレーンの影響がみられるといった演奏は健在です。ゆったりと吹いている「My Old Flame」は、素晴らしバラード。ジョン・コルトレーンの演奏でお馴染みの「Lush Life」や「Giant Steps」は迫力充分、自作の「Luan」も悠揚迫らぬ堂々としたテンポが印象的。リズムセクションが少し弱い感じもしますが、コレクションに加えたい一作。

   

ジャケット裏面にあるJ. R. モンテローズの写真。

   

ジャケット裏面にあるリズムセクションの写真。上から、ホッド・オブライエン(p)、テディ・コティック(b)、ジムー・ウォームワース(ds)。

(参考)本作から「Lush Life」が聴けます。

Lush Life - YouTube

(安曇野市宅で聴いているところ)

飾ってあるレコードは、右からキャノンボール・アダレイ「Sophisticated Swing」(Emarcy  日本盤)、本作(Progressive  日本盤)、ジミー・スミス「Crazy Baby」(Blue Note 日本盤(キング))。ジャケットに車が映っているアルバムを飾ってみました。右端の「ベンツ・カブリオレ」がかっこいいです。

【スノーピークランドステーション 白馬】

ホームページ:LAND STATION HAKUBA|スノーピーク * Snow Peak

外観

Snow Peakの製品が販売されています。キャンプなどアウトドア製品のお店です。

レストラン雪峰。ここでランチを食べようと思ったのですが、『ただいまの時間は予約のお客様のみ』でした。

そこで、同じ施設内にある「スターバックスコーヒースノーピークステーション白馬店」へ。

本日のコーヒーと、ピザトーストを注文。

ピザトーストは初めていただきましたが、結構美味しい。別のスタバのお店で、軽いランチなどに食べても良さそうです。

スタバの前から八方尾根方面。

アップ。長野オリンピックでも使われたジャンプ台が見えています。

(参考)

晴れると、店舗内からはこんな感じで北アルプスが見えます。2021年2月末の撮影です。