生存証明

　最近、年賀状や暑中見舞いの重要性を痛感するようになった。
　サラリーマン時代は、社内の「虚礼廃止」の通達やお客さんとの癒着を監視する体制のため、年賀状・暑中見舞いを出すにしても、昔の同級生、親戚や私的な友人・知人くらいしかなかった。ところが、事業者となると、幅広い相手に年賀状を出す必要がある。
　弁護士事務所の場合、顧問先や過去のお客さんが主な相手となるが、年賀状や暑中見舞いには「生存証明」の意味合いもある。これだけ競争が激しい中で、「うちの事務所はまだやってますよ」というお知らせの役目もあるのだ。