空海の思想(竹内信夫)
本屋でふと目にした本。
「竹内信夫」という名前に見覚えがあり、経歴を見てみると、間違いなく大学時代のフランス語の先生である。だが、フランス語の先生がなぜ「空海の思想」を論じるのか?
実は、先生は、若いころから空海研究をライフワークとしていたのである。
空海の著作は、すべて当時の「唐」の言葉、つまり漢文で書かれている。これを読解するのが至難の業であったという。
「虚空尽、衆生尽、涅槃尽、我願尽」などは、殆ど暗号の世界である。
本屋でふと目にした本。
「竹内信夫」という名前に見覚えがあり、経歴を見てみると、間違いなく大学時代のフランス語の先生である。だが、フランス語の先生がなぜ「空海の思想」を論じるのか?
実は、先生は、若いころから空海研究をライフワークとしていたのである。
空海の著作は、すべて当時の「唐」の言葉、つまり漢文で書かれている。これを読解するのが至難の業であったという。
「虚空尽、衆生尽、涅槃尽、我願尽」などは、殆ど暗号の世界である。