〈精神科医に聞いた〉企業と産業医はテレワーク社員の「コロナ鬱」をどうケアすべきか
「――テレワーク社員とのコミュニケーションのポイントはありますか。
テレワーク社員とは、特にコミュニケーションが大切になります。
・・・そこで、私が産業医業務を行っている企業では、定期的に部署内などでWEB面談ツールを活用し、部署のメンバーでお互いの顔を見ながら話をすることをおすすめしています。
また、悩みを共有できる同僚などの存在が身近にいない状態になることは、メンタルヘルス不調にもつながりやすくなります。
また、業務時間外であれば「WEB面談ツール飲み会」のような形でコミュニケーションをとることも良いでしょう。」
こういう記事を読むと、会社勤めの人たちは本当に孤独に弱いことが分かる。
もっとも、もしかすると、日本人全般がこういう傾向を持っているのかもしれない。
以前指摘したが、10年近く前から、弁護士にもうつなどのメンタル疾患がひろがっているらしく、日弁連からメンタルヘルスに関する冊子が配布されたりしている。
弁護士増加によって経営難に陥った事務所の弁護士は、うつ病になりやすいらしいのである。
しかも、テレワーク社員とは違って誰にも相談できないため、事態はより深刻となる。
例えば、メンタルヘルス不調のために事件処理が出来なくなってしまい、顧客からの預かり金を事務所運営費用や借入金返済に充ててしまうケースがたくさん報告されている。
この状況は、新型コロナ問題でさらに悪化しているのではないだろうか。
「――テレワーク社員とのコミュニケーションのポイントはありますか。
テレワーク社員とは、特にコミュニケーションが大切になります。
・・・そこで、私が産業医業務を行っている企業では、定期的に部署内などでWEB面談ツールを活用し、部署のメンバーでお互いの顔を見ながら話をすることをおすすめしています。
また、悩みを共有できる同僚などの存在が身近にいない状態になることは、メンタルヘルス不調にもつながりやすくなります。
また、業務時間外であれば「WEB面談ツール飲み会」のような形でコミュニケーションをとることも良いでしょう。」
こういう記事を読むと、会社勤めの人たちは本当に孤独に弱いことが分かる。
もっとも、もしかすると、日本人全般がこういう傾向を持っているのかもしれない。
以前指摘したが、10年近く前から、弁護士にもうつなどのメンタル疾患がひろがっているらしく、日弁連からメンタルヘルスに関する冊子が配布されたりしている。
弁護士増加によって経営難に陥った事務所の弁護士は、うつ病になりやすいらしいのである。
しかも、テレワーク社員とは違って誰にも相談できないため、事態はより深刻となる。
例えば、メンタルヘルス不調のために事件処理が出来なくなってしまい、顧客からの預かり金を事務所運営費用や借入金返済に充ててしまうケースがたくさん報告されている。
この状況は、新型コロナ問題でさらに悪化しているのではないだろうか。