モラル・ハラスメント―人を傷つけずにはいられない
「たとえば学校のように、個人が競争関係にある集団ではどんな集団にもモラル・ハラスメントが存在する。」(p315)
頻繁に引用して恐縮だが、この本を読んでいて、「学校」がモラル・ハラスメントの温床の一つであることを再認識した。
フランスだけでなく、日本の学校も競争をあおりがちだと思う。
私の出身高校では、相当えげつないやり方をとっていた。
それは、テストのたびに、上位100人くらいの名前と点数を職員室の前に貼り出し、かつ、個人の成績表を保護者に郵送するというものである。
こういう文化になじんでしまうと、モラル・ハラスメントに鈍感になってしまいかねず、社会に出てからもモラル・ハラスメントに気付かず、場合によっては加害者になってしまう可能性もあるだろう。
また、集団志向・思考の、自分でものを考えない人間を生み出すおそれが大きい。
不必要に競争をあおる制度はなくして欲しいものである。
「たとえば学校のように、個人が競争関係にある集団ではどんな集団にもモラル・ハラスメントが存在する。」(p315)
頻繁に引用して恐縮だが、この本を読んでいて、「学校」がモラル・ハラスメントの温床の一つであることを再認識した。
フランスだけでなく、日本の学校も競争をあおりがちだと思う。
私の出身高校では、相当えげつないやり方をとっていた。
それは、テストのたびに、上位100人くらいの名前と点数を職員室の前に貼り出し、かつ、個人の成績表を保護者に郵送するというものである。
こういう文化になじんでしまうと、モラル・ハラスメントに鈍感になってしまいかねず、社会に出てからもモラル・ハラスメントに気付かず、場合によっては加害者になってしまう可能性もあるだろう。
また、集団志向・思考の、自分でものを考えない人間を生み出すおそれが大きい。
不必要に競争をあおる制度はなくして欲しいものである。