Don't Kill the Earth

地球環境を愛する平凡な一市民が、つれづれなるままに環境問題や日常生活のあれやこれやを綴ったブログです

協調的財政政策

2009年02月02日 23時12分52秒 | Weblog
 今月の「新潮45」に榊原英資元財務官と岩井克人東大教授との対談が載っており、興味深く読んだ。
 現在の不況に対する経済政策について、2人とも「金融政策に余り効果なし」と見る点では共通しているが、マクロ政策に対する考え方は根本的に違う。榊原氏は「マクロの財政金融政策に懐疑的」、「ミクロ、例えば資源・エネルギー政策に国の力を振り向けるべき」(47p)と述べ、岩井氏は「マクロでの協調的財政政策」の必要性(45p)を強調する。
 この論争、バーディーのような元金融マンから見ると、榊原氏に分がありそうである。岩井氏の説は教科書的過ぎて現実に合わないのに対し、榊原氏の説は現実的だし、いわゆる「持続可能性の経済学」的視点からのまっとうな議論である。
 ちなみに、「教科書的」政策としては、とりあえず貨幣を増発し、それでもダメなら「世界協調財政政策」という流れだろう。
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馬からバイクへ

2009年02月01日 17時42分05秒 | Weblog
 マンマ・ミーアを観ようと映画館に言ったら券が売り切れ。やむなく、お気に入りの映画館「シアターN渋谷」に駆け込む。すると、低予算B級バイク映画(ただし、かのタランティーノが後援)、ヘル・ライドをやっていた。舞台はアリゾナ州ツーソン。つまり、バーディーがかつて暮らしていたところだ。
 これが実は結構いい映画なのだ。というのは、「イージー・ライダー」を戯画化したような、荒っぽいストーリーで、バイクとアメリカ西部の好きな人だけが楽しめるように設計されている。
 それにしても、西部にバイクはよく似合う。というか、バイクは馬の代用品であり、バイク映画はもともと西部劇の延長線上にあったのだ。
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フランス人のワイシャツ

2009年02月01日 09時12分21秒 | Weblog
 フランス人のビジネスマンは、毎日同じワイシャツを着ていても平気だそうである。日本人からみれば不潔かもしれないが、フランス人の衛生感覚は、藤田 紘一郎によると、自然にかなっているのだそうである。
 それどころか、洗剤でピカピカにされたワイシャツには微量のダイオキシンが含まれており、これに接触することによって、日本人の生命力が弱まっているとも指摘する。
 でも、ワイシャツは毎日洗わないと少なくともエリが滲んでくるんだよね。
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