公判前手続きを最高裁が判断か 広島女児殺害(落合弁護士のブログ)
被告人の供述調書を採用しなかったことが問題ということだが、さもありなんという感じである。というのも、裁判員裁判では、原則として全文朗読で証拠調べがなされる供述調書はカットされたり、本件のように不採用とされる可能性がある。長々と調書を朗読されると、素人裁判員の集中力が切れてしまうと心配する人もいるのだ。
かくして、裁判所の判断で、不要と思われる書証はぎりぎりまで削減される。減量して贅肉を全てなくしたボクサーのように。その結果が、犯行場所を特定しなかったという「手抜き」となったわけである。
被告人の供述調書を採用しないというのは、手抜きと言われても仕方ないような気がする。
被告人の供述調書を採用しなかったことが問題ということだが、さもありなんという感じである。というのも、裁判員裁判では、原則として全文朗読で証拠調べがなされる供述調書はカットされたり、本件のように不採用とされる可能性がある。長々と調書を朗読されると、素人裁判員の集中力が切れてしまうと心配する人もいるのだ。
かくして、裁判所の判断で、不要と思われる書証はぎりぎりまで削減される。減量して贅肉を全てなくしたボクサーのように。その結果が、犯行場所を特定しなかったという「手抜き」となったわけである。
被告人の供述調書を採用しないというのは、手抜きと言われても仕方ないような気がする。