放水車

　福島第一原発で活躍した消防庁の放水車。
　だが、当初「放水車」と聞いて年配の方たちが想像したのは、安田講堂で全共闘に向けられた機動隊の放水車だったようで、「あれって、用途が違うんじゃないの？」という声も上がっていた。
　結局、一番効果があったのは機動隊ではなく消防庁の放水車だった。

よりよい日本

菅首相会見「この危機を乗り越え、よりよい日本を」
　この人は、物事をよく考えて発言しているのだろうか？
　適切なたとえかどうか分からないが、例えば、葬式の席で遺族に対して「よりよい明日に向けて頑張ってください」などと言う参列客がいるだろうか？
　ちょっとしたトラブルがあって、その反省を後世に活かそうというのなら上の発言も理解できる。だが、家族を失った人が、災害からわずか２日後に、全くの他人から「よりより日本を」と言われたときの気持ちを想像してみるとよい。亡くなった家族のいないこの日本が「よりよい日本」になるというのだろうか？
　

関東脱出

　関東にいると息が詰まりそうだし、食料も不足しているし、連休でもあることだし・・・で、中部地方のある都市に滞在している。
　目立つのは、若者が少ないこと。午前中はじいちゃんばあちゃんしか見えない。地方都市の高齢化は暗鬱な気持ちにさせる。・・・と思っていたら、午後になると徐々に若者が街に繰り出してきて、ちょっと安心する。
　そういえば、マックス・ウェーバーは、精神病の治療のため、頻繁に旅行していたという。

スーパームーンと地震

地震は「スーパームーン現象」が理由？（米）
月の起源
　明日がいわゆる「スーパームーン」。地震との関係が取りざたされているが、俗説に過ぎないと思われる。
　ところで、レイチェル・カーソンは、月の起源について「分裂説」をとっている。これによると、太平洋プレートと月はもともと同じだったということになり、なんとなく俗説を信じたくなってくる。

普段の行い

　放射線の話題で大変な状況であるが、普段、さんざん煙草を吸うことにより、数分間でＤＮＡを破壊する毒素を吸引・放散しておきながら、福島原発からの放射線に怯えるというのは不可解である。

正論

相変わらずのマスゴミ。（PINEさんのブログ）
　誰もが「東電は何をやってるんだ」と思っているが、怒りの対象は現場にいる人たちではない。上の方でぬくぬくとやってきた人たちである。
　それにしても、下らない質問を繰り返すマスコミには腹が立つ。
　また、自己の持ち場を離れてヘリで現場を視察して復旧作業を邪魔したり、わざわざ東電まで行って怒鳴ったりした人もいたそうだが、こんな時にパフォーマンスは必要ない。

野次馬根性

　メーリングリストなどで、地震に関する様々な情報（どこそこでは何が品切れ、等々）を発信しまくる人がいる。中には有益な情報もあるが、そうでないものもあり、ちょっと考え物である。
　背後に野次馬根性が透けて見える。こうした時には、人間性があらわになるものだ。

卑劣なひとたち

震災乗じ窃盗相次ぐ＝コンビニ被害―宮城 (時事通信)
　日本にはこういう輩は少ないと思っていたが、間違いだったようで、新潟の地震の際もかなり被害があったようである。
　

緊急時に備えて

東日本大地震、激甚災害に指定～政府
　被災者の方々に心よりお見舞い申し上げます。行方不明の方々が、一刻も早く無事に発見されることをお祈りし、不幸にも亡くなった方々への哀悼の意を表したいと思います。
　今回の件では、携帯が全く通じず、その他の連絡手段を講じる必要のあることがはっきり分かった。また、水と毛布・カイロが命綱であることも分かった（コートを事務所に置いたまま出張に出かけたバーディーは愚かであった）。さらに、いち早くホテルかカプセルサウナを予約することも大事だ。ネカフェだと疲労が蓄積してしまうのだ。

帰宅難民

　調停の後帰れなくなり帰宅難民。
　ネカフェで一夜をすごすとは・・・。