トランプさんの突然の会談中止に、26日、第258回の「北朝鮮が未練たらたら」と、考察してくれた産経抄ですが、今度は、慌てた北が南との会談に踏みきったことを考察してくれています。
金ちゃんの焦りは相等なものがありそうですが、これで会談が復活したとしても、結果はどうなるかは分かりませんが、結局は、トランプさんがどこまで本気かによるでしょうね。
産経ニュースより 2018.5.28
【産経抄】
トランプ米大統領は、北朝鮮との核をめぐるやりとりを「難しいポーカー」と表現したことがある。オバマ前大統領は、ポーカーの名手として知られたが、核外交のゲームでは自分の方が一枚上との思いが強いのかもしれない。
▼確かに先週切ったカードは、北朝鮮を震え上がらせた。来月12日にシンガポールで開催予定だった、米朝首脳会談の中止通告である。それまで会談中止をちらつかせ悪態をついてきた北朝鮮は、態度を一変させた。政府高官は対話を求める談話を発表し、ついに金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長自らが行動を起こした。
▼韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領は昨日の会見で、26日に開催された南北首脳会談は、その前日に正恩氏から申し出があったことを明らかにした。正恩氏は、米朝首脳会談への「確固たる意志」を表明したという。トランプ氏はそれを確認すると、待ってましたとばかりに、米朝会談を当初予定通りの開催をめざす考えを示した。
▼トランプ氏が尊敬するニクソン元大統領は、外交を何より得意としていた。ニクソン氏は自らの外交戦術を「マッドマン・セオリー(狂気理論)」と呼んだ。狂気のふりをしてまで、相手を恐れさせ譲歩を引き出すというものだ。それを受け継いだトランプ氏は、予測不可能な言動で、今のところ北朝鮮を翻弄している。
▼ただ北朝鮮は、これまで幾度も裏切りを重ねてきた。米国が求める「完全かつ検証可能で不可逆的な非核化(CVID)」に簡単に応じるとはとても思えない。キッシンジャー大統領補佐官ほどの名参謀を持たないトランプ氏が、最後の詰めを誤る可能性もある。
▼拉致被害者の帰国実現を急ぐ日本としては、会談失敗を含めたあらゆる事態を想定しておかなければならない。
本当に核を廃棄させることが出来れば良いのでしょうが、やはり、騙されるのが落ちでしょうね。
結局は、トランプさんが叩き潰す覚悟を決めるしか解決策は無いでしょう。ついでに、中韓も叩いて欲しいものです。そこまでやら無い限り世界は危機を迎えることになるのは間違い無いでしょう。
果たして、トランプさんがそこまでやれるでしょうか。いや、やって貰うしかない。
杉田水脈さんと共演が多くなった加藤さんが、科研費問題の重要さに気がついてくれたようです。
こうやって、この問題を取り上げてくれる人が増えることで、反日売国左翼・在日共の資金源を断つことで奴等をの活動を止めることこそが必要です。
それにしても、反日売国左翼・在日に資金を提供する政・官のルートがどれ程あるのかを考えると、日本の平和ボケの酷さに呆れるばかりです。
一体、どの位の金が流れているのでしょうか。こういう不正な金の流れはどこの国にもあるし、日本は中国などと比べたら可愛いものなのでしょうが、それが、反日売国活動に使われることだけは許す訳に行かないでしょう。
これだけは、何があっても止めなければなりません。
NHKが、最高裁の判決を利用して、当然受信料契約に来たことを、2月02日、第944回の「NHK最高裁判決の『権威付け』に騙されるな!」で、取り上げました。
その後、2月13日、第955回の「★NHK 受信契約、申し出が5倍超に」や、5月18日、第1049回の「NHK受信料収入、4年連続で過去最高 判決後に急増」で、そのやり方が契約の増加に綱がっているのじゃないかと柿間した。
それを裏付けてくれるような訪問員の実態を、国会で共産党の本村伸子さんが質問してくれています。
そうとう酷いことをやっているようです。会長の答弁も最高裁の判決を利用していないなんて分り易い嘘をついています。
共産党の議員さんも良い質問もするんですね。これは、杉田さん当たりにやって貰いたかったところですが、良い質問は素直に評価しましょう。
それにしても、NHKの弱いもの虐めはひどいですね。やはり、不買運動で解体に持ち込みたいところですが、敵の方が上手そうですね。
日本人が劣化したと何度も書いてきましたが、それじゃ あ、どれ程劣化したのかと言われれば、説明するのは面倒ですね。
ところが、産経抄が、その差が一発で分かるような最高と最低とも思える人を取り上げてくれています。
あの素晴らしい今村さんと比べられると、現代人で匹敵する人はわずかでしょうね。とは言いながら、少しはおられると思いた い。
何と、比較された人は、今話題の日大の監督です。
産経ニュースより 2018.5.25
【産 経抄】
陸軍大将、今村均(ひとし)の生涯を描いた角田房子さんの『責任』に、こんな場面がある。ラバウルで敗戦を迎え、戦犯となった 今村と部下の参謀長は口論を始めた。「責任は当然私が負うべきだ」「いや、命令した私の責任だ」。
▼まもなく始まる裁判で、お互いが相手の罪を少しでも軽くしようとしていた。参謀長は無罪放免となり、今村はその後9年間、獄 にあった。日本に送還された後も、わざわざ赤道直下の炎暑の島の刑務所に戻っている。部下とともに服役したいと、申し出たのだ。
▼「すべては私の責任です」。「悪質タックル」問題で、日大アメリカンフットボール部の内田正人前監督(62)は、こう言い 切ったはずだ。しかし23日夜の会見では、「私からの指示ではない」と、宮川泰介選手(20)の発言を真っ向から否定した。
▼ともに会見に臨んだ井上奨(つとむ)コーチ(30)は、関学大のクオーターバック(QB)を「潰せ」と命じた事実は認めたも のの、「ケガをさせろ」という意味ではないという。まるで2人の指導者の真意を曲解して、選手が勝手に暴走したといわんばかりで ある。宮川選手は前日の会見で、自分の犯した罪を受け止めて覚悟を決めているように見えた。それに対して内田氏には、身を守る姿 勢ばかりが目立つ。
▼今村は釈放後、自宅の庭に三畳の掘っ立て小屋を造らせ、自分を“幽閉”した。角田さんによれば、多くの部下を死地に投じた 「その罪責だけを見つめ、それを日常の行為に現わして生きた」。
▼内田氏は会見後、心労と不眠で入院したそうだ。なにも「昭和の聖将」とまでたたえられた人物を見習えとは言わない。一日も早 く健康を取り戻して、分別ある大人らしい、責任の取り方を見せてほしい。
トップの責任の取方の比較としては最高ですね。今村さん程の方は、当時でも希少だったのじゃないでしょうか。
とは言え、それに近い方は沢山居られたのじゃないでしょうか。
それに比べて、監督のようなトップは掃いて捨てる程いそうな気がするのが悲しいですね。
日本を良くする為じゃなく特亜3国の為に働く議員が、野党だけでなく与党にも沢山いるとしか思えない政治を毎日見せ付けられていて、幾ら再生をねがっていても、これじゃあ、もう駄目かもしれないと落ち込みます。とは言え、諦めたら終わりです。
そんな落ち込んだ気持ちを奮い立たせてくれるのが毎日のねずさんのブログです。今日も、根本的に日本をどうすれば良いのかを教えてくれています。
何時ものように全文をリンク元で読んでください。
大和心を語る ねずさんのひとりごとよ り 2018年05月21日
国家万年の大計を築くには
国民的常識をどこに置くかで、世の中は180度変わります。
一見小さなことに見えることが、実は世の中を変える大きなことになるのです。
子育てと家庭は、とても大切な関係にあることは、みなさま十二分にご理解のことと思います。
ところが、この「とても大切な家庭」を根本で否定した育児書が、世界中で最早まったく相手にされなくなっているのに、なぜか日本ではいまだに、後生大事に「権威ある育児書」として流通していのが「スポック博士の育児書」です。
終戦の翌年の昭和21年に、米GHQによってもたらされたものです。
この育児書は、日本の乳幼児の子育てに、たいへん大きな影響を与えました。
どのような内容かというと、次のような内容が書かれています。
◆泣き癖をつけないように泣いても子を抱いてはいけない。
◆頭の形を良くするために、ベビーベットには、うつむけに寝かせなければならない。
◆母乳よりも消毒液に浸した哺乳瓶を使った方が良い。
◆離乳食は雑菌のない缶詰を食べさせる、
etc...
この育児書が招いた結果は、ご存知のとおりです。
子供にアトピーやぜんそくが蔓延し、集中力がない、親子の縁が薄い、軽度の人格障害など、様々な現代病が生まれました。
一方、国家レベルでは非承認ながら、赤ちゃんがお腹の中にいるうちから、母親が中心になって、お腹の子供に様々なことを話しかけたり、美しい音楽を聞かせたりする。
するとその子がとてつもなく優秀に育つという事例は、近年枚挙にいとまがないものとなっています。
また、母や兄や姉の背中におぶわれて、子守唄など聞きながら育った子は、とても愛情豊かでまっすぐに生きようとする大人になるということも、近年、明らかになってきたことです。
なんのことはない。
昔からの日本人の育児が、外来の「スポック博士の育児」などより、はるかにまともなものであったということです。
同様に、幼いうちから道徳心の基礎を教えることもまた、とても重要なことであるということは、欧米ではすでにあたりまえの常識となっていることです。
米国の場合、国自体に歴史がありませんから、彼らはそれを聖書で補います。
つまり彼らの道徳心の根幹は、幼年期から接してきた聖書に基づくわけです。
歴史のある古い国では、これが神話になります。
神話が、個人の道徳心の基礎となり、その個人の集合体である国家の基礎になるのです。…中略
日本は、古代から豈国(よろこびあふれる楽しいクニ)を目指してきた国です。
だから日本を「よろこびあふれる楽しい国」にするという、これが目的です。
そのために「誰もが豊かで安心して安全に暮らす」ことができる国にする。
具体的には、誰もがという以上、日本人として保護する対象は誰なのか、どういう人なのかを明確にし、誰もが豊かに暮らせるよう経済の促進を計り、富の偏在をなくし、生命財産衣食住のすべてにおいて安心して安全に暮らせるように水の問題、農業の問題、土地開発の問題、森林保護の問題等々、分野ごとに様々な手段が生まれます。
要するに、根本をひとつにする。
そのために必要なことがリボルブ、つまり回転です。
これは復古とも名付けられます。
日本の、日本人の原点を明確にする。
私たちにはそれができるのです。
なぜなら私たちは世界で最も古い、しかも古くに成文化された古事記・日本書紀という原典を持つ国だからです。…以下略
やはり、国会議員はねずさんの講義を受けてもらいたい。今の日本の歴史を知らない国会議員に日本の政治をやらせても日本が良くなる訳ない。
ねずさんの言われるように根本をひとつにする必要があります。戦後70年以上でGHQの仕掛けの自虐史観を払いのけ本当の素晴らしい日本を知らずに国を愛する政治が出来ることはない。
米朝会談があるのかどうか分からなくなってきましたが、どうもあの2回目の中朝会談が原因じゃないでしょうか。
あの慌しい対談は、習が金ちゃんの心変わりに慌てて呼び寄せたのじゃないかとネットでは噂されているようです。
そう思わせてくれるような記事が産気にありました。
産経ニュースより 2018.5.18
【正論】中 国の「関与」が米朝会談を壊す 文化人類学者 静岡大学教授・楊海英
トランプ米大統領と金正恩朝鮮労働党委員長が6月12日、シンガポールで両国史上初の首脳会談を行う。習近平中国国家主席 も会談に合わせて現地入りする可能性があるとの報道も出ている。朝鮮戦争(1950~53年)の休戦協定の署名当事者である 米中、それに北朝鮮の3カ国首脳がそろい踏みすることになれば、新しい地殻変動が東南アジアから始まるかもしれない。
≪攪乱されたインドネシアと台湾≫
シンガポールは65年8月にマレーシアから分離独立した国家である。東西2つの陣営が激しく対立し合っていた61年、マラ ヤ連邦は反共・反中国の姿勢を鮮明にしつつ、マレーシア連邦へと拡大する構想を練っていた。
これに反発した中国系住民は独立してシンガポールを建国したが、同じ民族だからといって親中国的な政策を取ることはなかっ た。北京は、自身の社会主義制度に関心を示さない「華僑同胞」を「裏切り者」と罵倒し、隣国のインドネシアに接近した。イン ドネシアもマレーシアの成立に反対していたことから、当時のスカルノ大統領は毛沢東の急進的な共産主義制度を称賛した。
中国は国家主席の劉少奇をインドネシアに派遣し、国家主導の社会主義政策の推進を強力に推し進めることで合意した。しか し、中国の露骨な内政干渉と革命思想の輸出を「危機」と見なした青年軍人はクーデターを発動し、華人と共産党員らを武力で排 除する「九・三〇事件」が勃発。犠牲者は数十万とも100万ともいわれているが、中国政府による過剰な内政干渉と、華人によ る経済的利権の独占が事件の要因であったことはほぼ定説となっている。
シンガポールは隣国の惨劇を間近で目撃しているので、常に北京の覇権主義的行動を警戒してきた。それでもシンガポールは政 治の舞台に選ばれることが多い。
2002年からアジア太平洋地域の安全保障の枠組みに関する「シャングリラ対話」が同国で開催されてきた。また、15年 11月7日には、「二つの中国」の指導者、台湾の馬英九総統と中国の習主席が国共内戦終結後、実に66年ぶりに握手した。
2人とも「一つの中国」という原則を確認し合ったものの、やがて馬英九氏は下野したし、世界は「二つの中国」が併存してい るという歴然とした事実を再認識した。習近平政権への過剰な傾斜さえなければ、国民党が政権を失うことはなかったと、その後 台北を訪れた私に、現地の知識人たちはそう語っていた。
これらインドネシアと台湾の現代史は、中国の介入が内政的にも外交的にも悲惨な結末をもたらす、という事実を雄弁に物語っ ている。
≪異質な北京との地域共同体に≫
かつては専制主義王朝・中国の朝貢圏内にあった東南アジア諸国の中には、一党独裁の北京と運命共同体を築こうとする国が複 数ある。ミャンマーはイスラム教徒少数民族のロヒンギャに対する弾圧を緩めておらず、ウイグル人に対して反人道的な犯罪を続 けている中国もそれを支援している。
カンボジアでは親北京のフン・セン政権が国内の野党を解散に追い込んだし、タイ軍事政権も中国人民解放軍との交流を深め、 国内の言論弾圧を強めている。こうした現象は朝貢国と「宗主国」との一体化をもたらし、21世紀の異質な地域共同体となって きている。
日本はシンガポールの「母体」であるマレーシアとの連携を強化すべきだろう。同国ではこのほど初の政権交代が実現し、92 歳のマハティール氏が首相の座に返り咲いた。彼は西洋列強による搾取の時代を経験し、石原慎太郎氏との共著『「NO」と言え るアジア-対欧米への方策』の中では、アジアの自立と日本型近代化の有効性を説いている。
マハティール氏が倒したナジブ前政権は過度に中国の「一帯一路」経済構想に肩入れした結果、自国の経済を悪化させていた。 経済的にも中国依存の度合いが高くなれば、国家存続の危機に見舞われると主張したマハティール氏の訴えが奏功した側面もあ る。
≪北はどのような駒となるのか≫
習主席が「獅子の国」(シンガポール)を訪問するとなれば、金委員長は世界の2大巨頭と対面する。果たして老獪(ろうか い)な2人は、北朝鮮の指導者をどのように駒として動かすのだろうか。
そもそも朝鮮半島が2つに分断したのも、中国が自国の軍隊を義勇軍と称して派遣し、国連軍と対峙(たいじ)したためであ る。社会主義の「兄貴」たるソ連は早くから「米帝国主義」との共存を図ろうとしたのに対し、「弟分」の中国はずっと好戦的 で、世界革命を起こして地球を真っ赤に染めようとしていた。
そのため、旧朝貢圏内の朝鮮半島と東南アジア諸国の内政に干渉しては、苦い思いを現地の人々に味わわせてきた。果たして、 中国が関与した米朝シンガポール会談は、建設的な結果を生み出すことができるのだろうか。(よう かいえい)
要するに、中国が絡むと物事を破壊するだけのようです。確かに、そうでしょうね。この時代に王朝を確立し、世界制覇に向かうような国のやることは破壊しかないでしょう。
そんな中国を延命させようとする金の亡者が蠢いているのですから本当に世界は腹黒いですね。
腹黒い世界も、いい加減に目を覚ましてほしいものです。
昨日は、宮崎さんが、トランプさんの政策が中国の弱点を露呈させたことを書いてくれたことをとりあげました。
今日は、田村さんがトランプさんの中国への2000億ドル貿易黒字削減を要求の影響を書いてくれているのを取り上げさせて貰います。
このまま、トランプさんが突っ走ってくれることを願いたいですが、どうなることやら。
産経ニュースより 2018.5.19
【田村秀男のお金は知っている】怯 える習政権…トランプ政権が2000億ドル貿易黒字削減を要求
米トランプ政権は今月初旬に北京で開かれた米中通商協議で対米貿易黒字2000億ドル(約22兆円)削減を求めた。(夕刊 フジ)
この対中強硬策について、英フィナンシャル・タイムズ(FT)紙のチーフ・エコノミクス・コメンテーター、マーティン・ウ ルフ氏は9日付のコラムで、「2000億ドルもの削減要求はばかげている」とトランプ氏を非難。「米国が築き上げてきた貿易 制度を支える非差別主義や多国間協調主義、市場ルールの順守といった原則に反する」「トランプ政権よりも国益をよく理解して いる米国人は、米国が対立を望むようならいずれは孤立するということを理解すべきだ。それが自分勝手ないじめっ子となった指 導者のたどる運命である」(10日付日本経済新聞朝刊の翻訳記事から)という具合である。
2000億ドル削減はトランプ政権が事前にまとめた対中要求案のたたき台「米中貿易関係均衡に向けて」に盛り込まれてい る。まず、2018年6月から12カ月間で1000億ドル、さらに19年6月から12カ月間で1000億ドルを追加し、20 年には18年に比べて2000億ドル削減すると期限を設定している。
同時に中国による知的財産権侵害やサイバー攻撃の停止、進出米企業に対する投資制限の撤廃、中国企業の米情報技術(IT) 企業買収に対してとる米側の制限措置の受け入れなどを求め、中国側には報復するなと迫っている。その過激さから、FTは「最 後通告」だとみなしたわけだ。
実際に、米中は「貿易戦争」に突入するだろうか。上記の要求案のただし書きを読むと、同案はあくまでも事前に用意された草 案であり、対中協議の進展 具合で見直されるとの説明付きだ。大上段に振りかぶって相手を威圧し、大きな譲歩を引き出すのがトランプ流取引だとすれば、 結果はめでたく握手、という可 能性も否定できない。
現に、トランプ氏は米国から部品供給禁止の制裁を受けている中国の通信機器大手、中興通訊(ZTE)が経営難に陥る のをみるや、「救済の手を差しのべてもよい」と中国の習近平国家主席に申し出る始末である。6月12日にシンガポールで 開催される史上初の米朝首脳会談を 控え、習氏の金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長に対する影響力行使を見込んだうえでの妥協だ。
それでも、拙論の見るところ、米 中摩擦の鍵を握るのはやはり2000億ドル削減の可否である。グ ラフは中国の対外収支と米国の対中貿易赤字の対比である。中国の貿易黒字の大半を占めるの は対米黒字だ。貿易黒字から、国民の海外旅行、特許使用料、進出外国企業の収益など差し引いた経常収支で大きく減る。最 近では年間2000億ドルを下回 る。
対米黒字を2000億ドルも減らせば、経常収支は赤字に転落する。すると中国は外貨準備を取り崩さざるをえなくなり かねない。外準こそは中華経済圏構想「一帯一路」など習政権の対外膨張策の軍資金である。習氏はおびえているはずだ。 (産経新聞特別記者・田村秀男)
【Front Japan 桜】で、何時ものように田村さんがこれを解説してくれています。
前半で、ここでも保守同士の争いの話題です。これは、田母神さんとの争いも絡んでいるようです。大高さんは、板ばさみのようです。
それでさえ、今、保守が合同して日本を救うべき時に何故こうなるのでしょう。これも、5月16日、第1427回の「★何故、保守は纏まりが無いのか」で、ねずさんが書いてくれたように、保守の真面目な正義感が影響しているのでしょう。
やはり、反日売国左翼・在日共の腹黒さには勝てないようです。つまりは、日本を食いもにしている特亜3国の崩壊しか日本の再生は有り得無いと言うことです。
と言うことで、田村さんは52分過ぎから。
【Front Japan 桜】大高氏が桜に出演できない理由/怯える習近平、トランプ二千億ドル貿易黒字削減要/ 戦争は朝鮮よりも中東が先?! 他[桜H30/5/24]
いまや、グローバリストは真っ青でしょうね。この調子でトランプさんが推し進めれば莫大な損失を被ることになるのじゃないでしょうか。それとも、抜け目なくこの混乱を利用して儲けるのでしょうか。
いずれにしても、奴等にとってはグローバリズムからナショナリズムへの移行は何としても防ごうとしてあらゆる手を打ってくるのでしょうね。このFTの記事などは、その一つなのでしょう。
ここは、グローバリスト達を諦めさせるためにも、やはりトランプさんが本気で中国を叩き潰してくれることを望むしかないでしょう。
中国が崩壊し、ナショナリズムに移行することこそが、今の格差社会を世界から無くするきっかけになるはずです。