団塊の世代のつぶやき

誇れる日本を取り戻そう

★マハティールさんの覚悟

2018年05月12日 | 日本再生

  マハティールさんの奇蹟のカムバックは、3月18日、第 1368回の「フンセンはどこまで腐っているのか?」で、取り上げたフンセンの中国への売国などで、御自分が愛国心を持って築き上げてきたマレーシアが壊されることを許す訳に行かないと考えて、4月30日、第 1411回の「★ マハティールさんが立ち上がった背景」で、取り上げたように命を懸けて立ち上がった本物の愛国心が国民を動かしたのじゃないでしょうか。

  それに比べて、安倍さんを応援しようとしない日本人は完全に劣化しきっているのかも。

  そのカムバックを何時もの産経抄が書いてくれています。只し、マハティールさんの覚悟を政治の世界が楽園だと言うのは失礼じゃないでしょうか。これは受け入れられません。

  産経ニュースより     2018.5.11

 【産 経抄】

 新天地で第二の人生を謳歌(おうか)するシニア世代の姿を描いた『人生の楽園』(テレビ朝日系列)という人気番組があ る。マ レーシアで長く首相の座にあったマハティール氏も、そんな余生を夢見た日があったのか。

 ▼もともと1961年に初めて訪れて以来、日本の大ファンである。公式訪問のほか、北海道から沖縄まで、プライベート で訪れた 地は数知れない。食べ物では、「日本のパンが世界一おいしい」と評価していた。首相退任後80歳で挑戦したのが、日本風のパン作 りである。

 ▼生まれ故郷に近い北部のランカウイ島に開店したパン店の名は、「ザ・ローフ」。あんパンやクリームパンが人気だっ た。しか し、マハティール氏にとっての楽園は、やはり政治の世界にしかなかったようだ。今年4月、国内で展開していた12店全てをたたん だ。

 ▼2年前に与党と決別していたマハティール氏が、野党連合を率いて再び政権の座につくためである。9日に投開票された 連邦下院 選で、議席の過半数を獲得し、57年の独立以来、初の政権交代が実現した。92歳のマハティール氏が、首相に返り咲くことになっ た。

 ▼かつて22年間に及んだ長期政権のスローガンは、「ルック・イースト(東方)」だった。戦後、奇跡的な復興を遂げた 「日本に 学べ」と、国民を叱咤(しった)激励し経済発展をもたらした。もっとも今、東方といえば、経済大国となった中国を指す。マハ ティール氏は、巨額のインフラ投資に依存して、中国一辺倒となったナジブ前首相の外交政策を批判していた。

 ▼とはいえ中国を含めた全方位の外交をめざす、マハティール氏の前途も厳しいものになりそうだ。せめて来日の折には、 お気に入 りのパンを心ゆくまで堪能してもらいたい。

  日本が、やるべきことは、パンを堪能して貰うのじゃなく、このマハティールさんの覚悟を全面的にバックアップして、中国を叩き潰すことでしょう。これ程のチャンスは二度とないでしょう。

  高山正之さんが、最初にこの奇蹟に触れてくれ、特亜3国を何時もの辛口で語ってくれています。


  何時もの宮崎さんも、この奇蹟が近隣国に波及することを書いてくれています。

 宮崎正弘の国際ニュース・ 早読みより   平成30年(2018年)5月12日(土曜日) 通巻第5699号 

 民主化ドミノ、マレーシアからタイ、シンガポールへ広がるか
  マハティール政権、はやくも始動。ナジブ前首相の出国を足止め

 奇跡のカムバック、92歳のマハティール元首相が返り咲き、国王の認証式を終えた後、ただちに組閣に入った。
高齢のマハティールは出来るだけ早くアンワル元首相に権力を禅譲する腹づもりと言われるが、まずは獄中の彼に恩赦を与える必要がある。

 アジアタイムズ、ストレートタイムズ、サウスチャイナ・モーニングポストなどは「国王が承認しており、数日以内に釈放になる」との観測記事を流している。
しかし釈放されても、アンワルには議席がないため、議員に返り咲くには補選もしくは次の選挙を経なければならない。

そこで、マハティールは事実上のナンバーツーであるワンアジザ女史を、当面「副首相」ポストにあて、アンワルの復帰に備える。ワンアジザはアンワル元首相の妻、かつてはマハティールの政敵だが、野党連合の中核である「人民正義党」を率いた。

 さて大差で敗れた与党。ナジブ前首相は特別機で5月12日早朝にインドネシアへ出国しようとしていた。マハティール首相は、ナジブ首相を汚職で起訴する姿勢を見せており、ただちに禁足令を命じた。

 マハティールのカムバックに一番慌てたのは中国であり、親中路線のナジブが勝利と踏んできただけに落胆は隠せない。つぎに周章狼狽したのは、じつはシンガポールである。リー一族の専政体制にあるシンガポールでは言論の自由をもとめる若者等の抗議行動が起きており、「民主化」を要求している。

 この民主化ドミノは次にタイとカンボジアへ波及するだろう。
 一党独裁のラオス、ベトナムはますます警戒を強めるというのがマレーシア総選挙後の東南アジアの構造となってきた。

  安倍さんのダイヤモンド構想にも、大きな力になるはずです。ここで、日本が傍観するようでは、日本も終わりでしょう。世界からも見捨てられるのじゃないでしょうか。

  日本にとっての最大のチャンスをみすみす見逃せば日本の未来がないことだけは確かでしょう。


★金を貰って獣医学会に有利な質問をした玉木はアウト

2018年05月12日 | 香川の恥

  火の無いところに火を付けて、何とかして安倍さんを下ろそうと死に物狂いの反日売国左翼・在日ども特亜3国の僕にはあきれるしかありません。

  それどころか、獣医学会から金を貰って国会で質問をしておきながら、知らん顔の香川の恥玉木のようなのも居ます。

  あの原発を止めて日本に莫大な損害を与え続けていながらのうのうと議員をやっているアレ(菅)と同じ匂いがします。
  と言うか、それを放置している反日売国左翼・在日マスメディアや政府・自民党にも怒りを押さえきれません。自民党にも、攻めると自分に返ってくることを恐れている者が沢山いると言うことじゃないでしょうか。

  その胡散臭さを、【虎ノ門ニュース】で、上念さんがズバリと発言してくれています。

  それにしても、良くもこんなクズ議員ばかりが集まったものです。つまりは、国民がそれだけれっかしているという証でしょう。余りにも情けない。

  目を覚まさんかい!日本人!

★火付け人・中村愛媛県知事

2018年05月12日 | 反日売国奴左翼・在日

  森友で、失敗したので、加計に火を付けたことに、呆れて、4月11日、第 106回の「森 友で破れたので今度は加計、いい加減にしろ」を、取り上げました。

  この時の中村知事の発言に、学生に気を使っているのだから反日売国左翼・在日共の味方ではないのかなと思ったものです。

  ところが、4月13日、第 113回の「こ の男、ブサヨにつき。愛媛県知事、 中村時広」で、取り上げたように、何時ものBBさんが、この中村は完全な左翼だと襲えてくれたのに驚いたものです。

  つまりは、反日売国左翼・在日マスメディアと結託して火をつけたということでしょう。
  それでも、柳瀬さんの証人喚問でも攻めあぐねている野党に苛立って、もう一度火を付けに出てきたようです。

  時事ドットコムより    2018/05/11
  
  愛 媛知事、柳瀬氏の名刺を公表=県職員説明メモも

  愛媛県の中村時広知事は11日、学校法人「加計学園」の同県今治市での獣医学部新設問題に関し、同県職員が保存していた柳瀬 唯夫元首相秘書官の名刺と、首相官邸で県職員が柳瀬氏に説明した内容のメモを公表した。柳瀬氏は10日の参考人質疑で、県職員の 名刺は保存しておらず、面会した定かな記憶がないと答弁しており、野党の証人喚問要求が強まるのは必至だ。

 中村知事は記者会見で、柳瀬氏の答弁について「愛媛県の信頼に関わるようなこともあったので、非常に残念に思う」と語った。

 公 開された名刺は「内閣総理大臣秘書官 柳瀬唯夫」の印刷の下に手書きで「(経産)」とあり、面会の日にちとみられる 「27.4.-2」のスタンプが押されている。
 メモでは、獣医師養成系大学設置の必要性、県と市のこれまでの取り組み、今後の対応の3項目について説明内容が記載されてい る。

  時事ドットコムより    2018/05/10
   
  愛 媛知事「真実でないことも」=柳瀬氏答弁に不満

 愛媛県の中村時広知事は10日、学校法人「加計学園」獣医学部の同県今治市への設置をめぐって国会に参考人招致された柳瀬唯夫 元首相秘書官の答弁に関し、「愛媛県の信頼を損ねるような発言があったのは非常に残念だ」と述べた。県庁で記者団の取材に応じ た。

 中村知事は、県職員が作成した文書に関する柳瀬氏の答弁に「真実ではないレベルもいくつかあった」と指摘。「誠心誠意全ての真 実を語らないというのが印象だ」とも語った。知事は、柳瀬氏のどの発言に誤りがあるかの言及は避け、11日の定例会見で詳細を説 明する考えを示した。
 一方、今治市の菅良二市長も市役所で取材に応じ、市職員が2015年4月2日に柳瀬氏と面会したことを認めた。柳瀬氏の答弁に ついては「コメントするところではない」と語った。

  学生や職員を庇うような発言をしながら、やっていることはまさに火に油を注いでいるのですから、かなりの悪党ですね。
  完全に、反日売国左翼・在日共とつるんでいるのじゃないでしょうか。


ノーベル文学賞発表、今年は見送り

2018年05月12日 | 国際

  平和賞を筆頭に、文学賞・や経済賞などで批判を浴びているノーベル賞が、とうとう馬脚を現したようです。
  やはり、国連を筆頭とする世界の組織はノーベル賞まで腐敗から逃れられないようです。つまりは、金の集まるところは腐敗するしか無いのでしょう。

  時事ドットコムより   2018/05/04
  
  ノー ベル文学賞発表、今年は見送り=選考機関、性犯罪疑惑で混乱-スウェーデン

 【ロンドン時事】ノーベル文学賞の選考機関スウェーデン・アカデミーは4日、今年の文学賞の発表を見合わせると明らかにした。 アカデミーをめぐっては会員の配偶者による性犯罪疑惑が浮上し、ダニウス事務局長ら会員が相次ぎ辞任する混乱に揺れている。 「1901年の第1回文学賞以来最悪」とされる危機に陥り、受賞者選考は困難とみられていた。

 アカデミーは「2018年の受賞者は19年の受賞者発表と同時に行いたいと考えている」と表明した。文学賞は1950年にも、 米作家ウィリアム・フォークナーと英哲学者・批評家バートランド・ラッセルに対し2年分の授賞が同時発表されたことがある。しか し、今回はアカデミーの基盤が揺らぐ中で延期する異常事態で、各界に大きな衝撃をもたらしそうだ。
 疑惑は昨年11月、スウェーデン紙の報道で浮上した。アカデミーの女性会員(今年4月に辞任)の夫でフランス出身の芸術家ジャ ンクロード・アルノー氏に対し女性18人が性犯罪被害などを告発した。
 英紙によると、女性会員を辞めさせるかどうかをめぐりアカデミー内部で対立が深刻化。事務局長だったダニウス氏が辞任に追い込 まれ、他の会員も次々と辞めた。今回の騒ぎとは別の理由でボイコットを続ける会員もいて、定員18人のアカデミー会員は事実上 10人まで減り機能停止状態になっていた。

  時事ドットコムより   2018/04/30
  
  ノー ベル文学賞選考機関に捜査=今年の受賞者、見送りか-スウェーデン

 【ストックホルムAFP=時事】スウェーデン経済犯罪捜査局(SECA)は、ノーベル文学賞の選考機関スウェーデン・アカデ ミーが絡む犯罪を捜査中だと発表した。アカデミーでは、関係者の性犯罪疑惑がサラ・ダニウス事務局長の辞任に発展。混乱のため今 年の受賞者選考を見送る可能性も浮上している。

 SECAは27日付の声明で「予備的な捜査に着手した」と確認。詳細は不明だが、これに先立ちアカデミーは、フランス出身の芸 術家ジャンクロード・アルノー氏(71)が運営する社交クラブへの助成金支出について内部調査の結果を捜査当局に提出したことを 認めている。
 スウェーデン紙は昨年11月、アルノー氏による性犯罪などを訴える女性18人の証言を報道。アルノー氏の妻は詩人で、アカデ ミーの会員だったが、アルノー氏が妻から得た受賞者の情報を発表前に外部へ漏らしていた疑惑もあって最近、会員辞任に追い込まれ た。
 アカデミーは疑惑への対応をめぐって対立を深めており、スウェーデン放送は25日、今年の選考見送りについて、アカデミーのア ンデルス・オルソン暫定事務局長が「今、それを考えている。そのうち分かる」と語ったと報じた。ノーベル文学賞は1914、 18、35年と第2次大戦中の40~43年の計7回、受賞者のいない年がある。

  所詮、人が人を評価するなんて烏滸がましいことは無理があるのじゃないでしょうか。それ程の資格のある高潔でその賞にふさわしい知識を持った選考者なんて殆ど居ないでしょう。
  スポーツでも点数を付ける種目には常に疑惑が騒がれるのですから、評価基準のないようなものを評価すうRなんてのは不可能でしょう。

  ということで、何時ものように、世界組織はもう時代に会わないと言わせて貰います。


★専門家が直言「TOEICが日本を滅ぼす」

2018年05月12日 | 素晴らしい日本語

  ネットのお陰で、日本語の素晴らしさを知るにつれ、英語なんかに世界共通後の地位を取らせる訳には行かないと思いだしました。

  それで、8日(火)、第1419回の「★日本語が世界共通語に最適な訳」などを書いてきました。

  それだけに、英語教育ブームや企業が公用語に指定したりしているのを苦々しく思っていました。
  そんな思いに答えてくれる記事がありました。やはり、今の英語教育には問題があるようです。

  かなり長いので全文はリンク元で読んでください。ここでも、文科省に問題があるようです。

  SankeiBizより     2018.5.4

  この国の「言語教育」が迎える末路…専門家が直言「TOEICが日本を滅ぼす」
 
 英語能力のテストとして、学校教育でもビジネスでも重要視されるTOEIC。しかし長年、企業の語学研修に携わってきた猪浦道 夫氏は「TOEICは英語能力検定試験として欠陥がある。TOEIC対策講座に成り下がった英語教育を進めることで、母国語をふ くめたそもそもの言語教育に悪影響が出ており、日本人の知的レベル低下を招いている」と警鐘を鳴らす--。

 TOEICハイスコアは成功への登竜門?

 筆者は長年、語学教育にたずさわってきましたが、30年ほど前から学校の英語教育が「文法偏重から会話力重視へ」と急カーブを 切り始めました。そのころからビジネス界でもグローバル化の標語のもとに、ビジネスピープルたるもの「誰もが英会話力は必須」の ような雰囲気になってきて、どこか不気味な感じがしていました。

 その象徴的な存在がTOEICの急成長です。昨今では、あたかもこれからの教育界、ビジネス界ではTOEICのハイスコアが成 功への登竜門であるかのごとくみなされるようになってきています。

 1990年ごろまで、英語力を認めてもらうには「実用英語技能検定(英検)」が一般的でしたので、この試験は英検に比べてさぞ かし画期的な試験なのかと思いました。そこで、この試験の問題を分析してみましたが、そのときの正直な感想は、「これがビジネス に役立つ実践的な英語力とどういう関係があるのか。全体的に英検のほうがまだ数段優れているな」というものでした。

 にもかかわらず、TOEICの浸透はやがて文科行政、企業教育にまで及んできて、いまや猫も杓子もTOEICという状況になり ました。知人、生徒たちにTOEICの感想を尋ねてみると、その反応の多くは、TOEICなんてあまり意味がないけど上から受け ろと言われたので、就職の書類にスコアを書く欄があるので、また若い世代の場合、大学受験で一定のスコアが求められているから仕 方がない、という消極的またはやや否定的な意見でした。

 いまや、小中学校から大学、大学院、そしてビジネスピープルに至るまで、なんでもかんでもTOEICで学習者の英語力を図ろう としています。

 しかし、TOEICで測れる英語の能力は、あたりさわりない英語トーク(しかも米語の発音)の聴き取りと、専門性の低い英文の 理解力だけです。しかも、後者の場合、日本語をまたいでの翻訳力はまったく評価できません。この点では、いろいろな問題はあるに せよ、英検のほうが圧倒的に優れています。…中略

 国語ができなきゃ英語なんてできるわけがない

 私は、最近、英語のみならず母国語である日本語も含めて、日本人のコミュニケーション能力、論理的思考力が変調をきたしている のではないかと思うようになりました。この傾向は、一般の人々や若者ばかりでなく、ビジネスピープルや知識人と呼ばれる人々のあ いだでも顕著で、はたで他の人のトークを聞いていても話がかみ合っていないと感じることが多いのです。

 私はこの度『TOEIC亡国論』という、あえて刺激的なタイトルの本を出版しました。それはなぜか。本稿でもこれまで、英語能 力試験としてのTOEICの欠陥を示してきましたが、そんな試験が社会に当たり前のように受け入れられてしまったことで、英語に とどまらない言語教育そのものに悪影響を及ぼしはじめているという、強い危機感があるからです。

 認知科学者で慶應義塾大学名誉教授の大津由紀雄氏は、文科省「教育の在り方に関する有識者会議(第3回)」において、大学での 英語教育の現状を「TOEICの対策講座化に堕している」と評し、「TOEICでの高スコアは必ずしも英語の熟達度を示すもので はな」いと喝破しています。…中略


 文科省の行政指導には、大きな問題があります。経済政策とか外交政策とか、およそ政策というものは、基本的には優れた専門家に よる検討を踏まえて決められていくものでしょう。ところが、文科省の(特に)英語教育に関しては、優れた専門家の諮問に耳を傾け ているとはとても思えません。志ある立派な専門家がどれだけ主張しても、一向にそれが好ましい形で英語教育に反映されません。

 浮ついた英語学習を改めて、そろそろ日本人の言語教育がどうあるべきか、国際社会での真のコミュニケーション能力には何が必要 かを、国民ひとりひとりが原点に立ち返って考え直してほしいと思う今日この頃です。

  なる程、文科省は専門家の意見も聞かずに指導をするんですね。道理で、未だに、小学校から英語会話なんてボケたことをやる訳ですね。
  ネットを見ていると、英語の専門家ほど、日本語の大切さを強調していることさえ知らないのでしょうか。

  まずは、日本語と日本の本当の歴史を勉強してから英語を始めるべきでしょう。特に、世界に出て英語で働く人には是非お願いしたい。特に、外務省や商社などには日本語と歴史は必須です。


米国が韓国産鉄鋼線材に41%反ダンピング関税

2018年05月12日 | ソフトバンク ロッテ イオン パチンコ

  何と、アメリカの追加関税から免除されたと喜んでいた韓国の鉄鋼製品に関税を課すと、アメリカが発表したようです。アメリカの狙いはこちらが本命だったのでしょうか。
  実は、3月27日、第1750回の「日本も韓国製鉄鋼に最大70%関税方針」で取り上げた記事の意味がもう一つ理解できなかったのですが、これと同じものなのでしょうか。

  いずれにしても、韓国に打撃を与えることは大歓迎です。韓国はぬか喜びだったと言うことですね。

  中央日報より    2018年05 月02日

  関 税免除の翌日…米国が韓国産鉄鋼線材に41%反ダンピング関税

  米国が韓国をはじめとする5カ国を相手に特定鉄鋼製品に反ダンピング関税を課すと明らかにし、通商圧力を継続している。韓国の鉄鋼製品に対する高率の追加 関税を免除すると発表した翌日だ。

  1日(現地時間)のロイター通信などによると、米国際貿易委員会(USITC)は韓国と英国、イタリア、スペイン、トルコなどから輸入する炭素・合金鋼線 材(carbon and alloy steel wire rod)製品が米国の鉄鋼業界に実質的な被害を与えているとして 5年間に最大147.63%の関税を課す最終判定を出した。米商務省の反ダンピング調査の結果をそのまま認めたのだ。線材はクギ から自動車素材にまでさまざまな製品に使用される鉄鋼材。

  英国に最も高い147.63%の関税を、韓国には2番目に高い41.1%の関税を賦課することにした。スペインには11.08-32.64%、イタリアに は12.41-18.89%、トルコには4.74-7.94%の反ダンピング関税が課される。

  米政府は前日、韓国産の鉄鋼製品に関税25%を適用しないことを最終確定したが、その翌日にこうした措置が出てきたのだ。高率の関税は免除したが、個別製 品にまた関税爆弾を適用したのだ。

  これに先立ち米商務省は米鉄鋼企業の請願を受け、韓国など10カ国が輸出した線材に対する反ダンピング調査に着手し、3月にその結果を貿易委に通知した。 韓国を含む5カ国の鉄鋼企業が政府から不法補助金を受けたり米国内でダンピング販売をしているという内容だった。

   ロイター通信は「2016年の韓国の線材輸出量は4560万ドル(約50億円)と推算される」とし「今回の決定で韓国のポスコなどが影響を受けるだろう」 と伝えた。ポスコなど韓国鉄鋼企業は米当局を相手に再審を要請する見通しだ。

  新日鉄から技術を教えて貰いながら後ろ足で砂を懸けたポスコもインドネシアで爆発事故を起こしたころはこれで終わりかと期待したのですが、しぶとく生き残っていますね。
  今度こそ命取にならないかと期待しますが、それより国が先に崩壊するかも。いずれにしても、楽しみです。


★中国製造業のアキレス腱

2018年05月12日 | 中国

  トランプさんが本気で中国を潰しにかかったのだろうかと、4月30日、第6784回の「ZTE(中興通訊)が米国市場から排斥されたが」を取り上げましたが、米国から追い出したのがどの程度の影響があるのか疑問に思ってました。

  ところが、産経の矢板さんが、5月3日、第6787回の「『技術なし・信用なし・謝罪なし』の国有企業」で、その中身の酷さを教えてくれました。打撃どころか致命傷のようですね。

  そこに、トランプさんが、5月4日、第6788回こんどは華為を完全に締め出し」でも取り上げたように華為まで追い出しました。

  これは、面白くなりそうと思っていたら。こんどは、石平さんが、その中国への影響の大きさを詳しく書いてくれています。

  産経ニュースより     2018.5.3

 【石平のChina Watch】中 国製造業のアキレス腱

 中国に「中興通訊」という大手の通信機器メーカーがある。深センに本社をおき、従業員は9万人以上、通信設備・通信端末の 開発および生産を事業としている。中興通訊の主力製品の一つであるスマートフォンは、中国と世界市場で大きなシェアを占めて いる。世界160カ国、地域でスマートフォンなどの携帯電話端末を発売しており、日本でも大手の3社に携帯電話端末を供給し ている。

 世界市場における「Made in China」の大半が低付加価値の「安かろう悪かろう」である中で、中興通訊の電子機 器が世界市場を席巻している現象は、まさに奇跡的であり、このような先端企業こそが中国製造業の希望の星であろう。

 しかし今、中国の誇るこの代表的な先端企業が突如、存亡の機に立たされている。米商務省が中興通訊に対して米国製品の禁輸 措置に踏み切ったからである。

 米商務省は4月16日、米企業に対し、中興通訊への部品輸出などの取引を7年間禁じる措置を発表した。イランと北朝鮮への 禁輸措置に対する中興通訊の違反が、ことの発端だが、このタイミングで中国企業への禁輸措置が発表された背景には当然、今展 開中の米中貿易戦争があろう。

 それを受け、中興通訊の殷一民会長は同20日に緊急の記者会見を行い、「このままでは中興通訊は生産機能停止の状態とな り、9万人の従業員の仕事が奪われる」と訴えた。その一方で同21日付の「経済観察報」は中興通訊傘下の一部企業で生産ライ ンの停止、従業員の「臨時休暇」は既に始まったと報じている。

 つまり、米国製品の禁輸が発表されると、中国の代表的な先端企業が直ちに「生産機能停止」の危機に立たされてしまうという 話なのだが、ここでキーワードとなっているのは、高度な工業製品である集積回路のことである。

 普段は「チップ」と呼ばれる集積回路は多くの電子機器の心臓部分としての役割を果たしており、ラジオ、テレビ、通信機、コ ンピューターなど、あらゆる電子機器に用いられている。中興通訊が主力製品のスマートフォンなどの末端機器を作るのにも当 然、ハイレベルの集積回路を大量に必要としているが、中国国内企業はそれが作れない。中興通訊が使用する集積回路のほとんど はアメリカのメーカーから調達している。

 従って米商務省が中興通訊への米国企業の製品輸出を禁ずると、中興通訊の主力製品も作れなくなるのである。

 それは中興通訊だけの問題ではなく、中国製造業全体の抱える問題である。中国は今、海外から大量の集積回路を輸入してお り、2017年の集積回路輸入数は3770億枚に上っている。中国製のラジオ、テレビ、通信機、コンピューターなどのあらゆ る電子機器の心臓部分の集積回路は海外からの輸入に頼っているのである。輸入が一旦途切れてしまうと、中国企業はスマート フォンの一つも作れない。それがすなわち、先端領域における中国製造業の「寒い」現状である。

 しかし中国国内企業は今まではどうして、自国産の集積回路の開発と製造に力を入れてこなかったのか。

 集積回路の開発には莫大(ばくだい)な資金と時間が必要とされるが、金もうけ主義一辺倒の中国企業からすれば、それなら海 外から部品を調達した方が早いし、知的財産権がきちんと保護されていない中国の状況下では、自力で開発した製品も競合業者に よって簡単にコピーされてしまう。

 だから中国国内企業の誰もが自力開発に力を入れたくないのだが、その結果、集積回路のような、製造業が必要とする最も肝心 な部品は外国企業に頼らざるをえない。中国製造業の最大のアキレス腱(けん)は、まさにこういうところにあるのである。

  凄いですね。中国企業が、これ程出鱈目なのだとは知りませんでした。所詮は、先進国の金の亡者達が利用して来ただけだったようです。
  と言うか、今になって考えるとこの状況はありがたいですね。トランプさんがこれを本気で続けてくれれば案外崩壊は早いのかも。
  とは言いながらも、平和ボケの日本やドイツ当たりが助け船を出さないかと心配します。

ここは、何があっても潰して貰いたい!