明日できること今日はせず
人形作家・写真家 石塚公昭の身辺雑記
 



お屠蘇気分半分に、のんびりと小津にピケ帽をかぶらせる。
正月など、世間が休みの間というのは、かえって作りやすい。人の形を作るなどという行為は元来、お天道様に申し訳ない類のものであろう。よって世間が休みの間は罪悪感にさいなまれることなく、心穏やかに制作できるのである。 もし近辺に恥ずかしそうに人の形を作っている人間がいたら、危険なので注意しなければならない。楽しそうに作っているようなら、単なる与太郎の可能性がたかく、安心してよいだろう。 雑記を読むかぎり、お前も楽しそうじゃないかといわれそうだが、本当のところを書いて、人を不快にしてもいけないという、私のサービス心が働いているか、危険だが与太郎でもある。のどちらかであろう。

01/07~06/10の雑記
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