明日できること今日はせず
人形作家・写真家 石塚公昭の身辺雑記
 



昨日注文した物は、撮影に使うかどうか迷っていたものである。これがあると面白いが、知らない人には意味が判らない。しかし中井貴一も登場しないとなれば、普通にリアルになってしまう。私は耐え切れずに注文したのであった。
本日は古石場文化センターのシネマフェスティバル最終日。小津に持たせるシナリオの参考にするため、展示中のシナリオを、ケースから出して撮影させてもらう。今日は小津ハマさんと、さらに元、小津組のプロデューサーで、現、鎌倉文学館館長 山内静夫さんもみえているという。一度帰宅し、制作中の小津の頭をひっこ抜き、再び文化センターへ。注文したブツのおかげで、服装の色についての予定が変ったので、最終の『小早川家の秋』上映後、控え室のお二人に、小津の頭を見ていただきながら、服の色について質問させていただく。そこへ本日、小津について講演していた片桐はいりと、『かもめ食堂』の監督が、お二人に挨拶に来た。そうとうな小津ファンらしい。その間、私は立ち位置上、関係者のようになってしまい、バツが悪くて、小津の頭をポケットに押し込んだのであった。ところで山内さんは、服の色に対して質問した私に、最後になぜか、○○○は絶対に赤。といった。それは服のことではなく、私が撮影用に注文したブツのことである。そんなものを使うことなど、いっていないので不思議であった。

01/07~06/10の雑記
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