明日できること今日はせず
人形作家・写真家 石塚公昭の身辺雑記
 



小津の着彩も終わり、ピケ帽の仕上げ。薄くぴったり作るのは案外面倒である。以前一つ目を作って気に入らず、これは2つ目である。随分無駄な時間をかけてしまった、と思いながら、途中で止めた一つ目を何気なく被せてみたら、なんとこっちの方が似合うではないか。この期に及んで余計なことに気がついてしまった。結局潰さないで良かったわけだが、また仕事が増えた。原因は、初めのころと顔が変ったせいであろう。 明日はようやく小津本体の撮影である。そのさい小津が晩年、主にロケに使用したカメラと同形の、アリフレックスも撮影する予定である。それと小津にもたせる、小津組プロデューサー山内静夫さんが○○○は絶対赤。といった物も。

01/07~06/10の雑記
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