明日できること今日はせず
人形作家・写真家 石塚公昭の身辺雑記
 



先月のいつからか、たった数センチの人物の頭に時間ばかりかけて結果は芳しくなかった。今日はヤスリや鋸刃などをホームセンターに買いにいったりの用事を済ませ、それから再開しようと思っていた。不調が続いていたので落ち着きたいところである。そうこうして同じマンションのYさんから電話があり、早く帰ったのでコーヒーを飲みにこないか、とのお誘い。ブラックコーヒーが苦手なので緑茶をいただきながら世間話。結局、K本に開店の4時に顔を出すことを約束し、ホームセンターへ。今日は、どんな誘いでもすべて乗っかって、作業時間がたとえ寝る前の一時間でも、そのほうが結果が良いような気がしていた。これは午前中に久しぶりに観た『麻雀放浪記』の影響では決してないが、昨日の『雀々・談春』で流れが変ったはずだという勘が働いていたのである。  K本では、今までのチューハイ用炭酸が製造中止になったとかで、先日メーカーが代わった。18の時、江戸川のガード下で、小学校の図工の先生にはじめてご馳走になったチューハイと同じ味だと、一筋20年以上だったのに、味が変わって少々残念。こればかりは仕方がない。Yさんと、よくお見かけする『泥の河』のプロデューサー藤倉さんなどと飲み、少々早いピッチで飲んだのでお先に失礼した。帰宅後ようやく制作再開。私の勘は見事に当たり、ここ数日は何だったんだ、という勢いで完成に向かう。こういう嫌な流れを断ち切るのに落語が有効なことを発見した。ただ有効なのは落語というより、桂雀々さんの惚けた表情だったのではないかという疑いは残る。 この人物がこのまま無事完成すれば、別の人物との共演も考えているのだが、時間的にどうだろうか。『グリーン・ホーネット』に『バットマン』がゲスト出演した時のような。逆だったか?

過去の雑記
HOME

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )